冥王星探査機が木星で重力加速に成功 43
ストーリー by mhatta
Wikipediaにリンク張りにくいな 部門より
Wikipediaにリンク張りにくいな 部門より
papa-pahoo 曰く、
朝日新聞の記事によると、NASAの冥王星探査機New Horizons(ニューホライズンズ、公式ページ)が木星まで約230万キロの距離に接近し、木星の重力を使って加速する「スイングバイ」に成功した。最終目的地、冥王星への到達は8年後の2015年7月の予定。
NASAによれば惑星や矮惑星の探査機としては「史上最速」のNew Horizonsだが、昨年1月19日の打ち上げ後約1年1カ月で、木星までの約8億キロの道のりを消化した。今回のスイングバイで、時速約7万キロから約8万4000キロに加速したとのこと。
惑星探査機、たどり着いたら矮惑星 (スコア:5, おもしろおかしい)
世は無常じゃ。合掌
Re:惑星探査機、たどり着いたら矮惑星 (スコア:1)
ただし誰もセレスに探査機を送り込まなければ。
ここは一つ・・・我らがISASが (スコア:3, 興味深い)
やってもらいましょう。
何かとISASが先にブチあげたミッションを横取りして世界初をかっさらう
NASAに一泡吹かせちゃいましょ。
惑星間空間でのイオンエンジン航行と月以外の天体からサンプルリターンと
月以外の天体での離着陸を含んだ「はやぶさ」計画が表に出てから、
その後、NASAの豊富な資金力とマンパワーを背景に急遽立ち上げた
ミッションを見ると、イオンエンジンによる惑星間空間航行は
ディープインパクトでパクり、月以外のサンプルリターンは
スターダストでパクって、とどめにニア・シューメーカーで
小惑星への着陸までパクる始末。
ここでISASがdwarf planet 探査機計画を立ち上げて、
セレスを一足先に探査すれば世界初のdwarf planet 探査という
タイトルは我らがISASのモノになります。
一矢報いるにはこれぐらいの嫌がらせはしないと。
Re:ここは一つ・・・我らがISASが (スコア:2, 興味深い)
「はやぶさ2」(仮称)ですら、首の皮一枚、計画を08年度以降に繋げる最低限の予算がなんとかついてくれた(確か、5000万くらいだとか聞いていますが…)程度だしorz
とにかく、今のJAXAは、政治的に旧NASDA閥が異様に強いですからねorz
まぁ、木星から先まで核燃料(原子力電池)なしの探査機を送り込む目標でソーラセイルの工学実験を地道にやっていますから…これのメドが立てば「はやぶさ」の時と同じで、ESAともNASAとも違ったアプローチで「最先端」の宇宙探査の領域に踏み込むでしょうから、今後期待しましょう…
NASAの作品はISAS先生が原作・・・・ (スコア:1, 興味深い)
米国の「ジュノー」がパクっちゃいましたね。
公式サイトじゃ何やら革新的設計とアピールしてますな。
http://juno.wisc.edu/spacecraft.html [wisc.edu]
こいつもISASが太陽電池+イオンエンジン+ソーラーセイル
探査計画をブチあげた後で出てきたミッションだったなぁ。orz
「ひてん」のエアロブレーキミッション同様、最もリスクが高いソーラーセイル
航行だけはISASに押しつけているという見方も出来るけど・・・・。
我々は現在の大御所NASAの惑星探査のシナリオの原作は実はISAS先生が
書き下ろしているんだと無理矢理なプラス思考で慰めるしかないのか・・・。
惑星探査は同人誌のように出版社(JAXA)の枠を離れて出来るような
代物ではないのが悔しい。
Re:NASAの作品はISAS先生が原作・・・・ (スコア:1)
もし同人で出来るなら (スコア:0)
押しも押されぬ壁際サークルになってしまうでしょう。
#ISASの研究スタッフたちがロケット打ち上げ時の動画や
#探査機の画像や探査結果報告や、現実は下手なSF小説より
#面白いよとPRしつつ、資金集めの為ミッションのエピソードを
#基にしつつ脚色と魅力的なキャライラストをまじえた
#ノベルゲームみたいなものを作って売っている姿を妄想して
#吹き出してしまった。
#もちろん売り上げは次のミッションの為に投入されます。
Re:NASAの作品はISAS先生が原作・・・・ (スコア:0)
http://ticket-to-mars.org/index.pl [ticket-to-mars.org]
同人はわからないが民間企業では・・・ (スコア:0)
http://www.jaxa.jp/article/interview/vol24/index_j.html [www.jaxa.jp]
民間企業で宇宙開発に挑んでところがあるようですが
コメントを寄せている米国惑星協会事務局長はその活動に否定的なようです。
Re:NASAの作品はISAS先生が原作・・・・ (スコア:1)
同人で月だの火星だの探査するとなると、推進剤を積まなくて済むソーラーセール以外の選択肢がないかも知れませんね。
Re:もし同人で出来るなら (スコア:1)
いや、そんな状態じゃ列を外に出しても会場に入らないからw
# 外でやれ外でと言われる悪寒。
「軽いのが、正義」で技術的正義と経済的正義が一致してるソーラーセールでできないかなぁ...。
# 月まで行くのに5年とか10年とかかかりそうだが。
## 100gくらいのキャニスター1つを相乗りで低軌道に投入するのに50マソくらいだっけ?
予算少なすぎ (スコア:1)
5000万って民間企業だと管理者1人分、優秀な技術者2~3人割り当てたら、それだけで終わっちゃうような規模じゃないですか?それだけ予算が少ないと、現実的には管理者0.3人分、そこそこの技術者2人くらいで、あとは器材費に回すんだろうけど、そんなに予算がなかったのか…。本当に首の皮一枚ですね。-_-;;
vyama 「バグ取れワンワン」
Re:ここは一つ・・・我らがISASが (スコア:2, 興味深い)
ヴェスタとセレスに向かいますので。
セレス到着は2015年2月 [nasa.gov]。ニューホライズンズの2015年7月より早いです。
さらにヴェスタを追加で矮惑星認定できれば、2011年9月に
初の矮惑星到着となり大幅に先行することになります。
今から急いで打ち上げてもこれではNASAには勝てません。さすがの二段構えです。
Re:惑星探査機、たどり着いたら矮惑星 (スコア:1, おもしろおかしい)
……あ、核爆
今回のスイングバイで撮影された写真より (スコア:3, 興味深い)
イオの素晴らしい木星照の写真。
Tvashtar's Plume [jhuapl.edu]
# ググった範囲では出てこなかった。>木星照
Re:今回のスイングバイで撮影された写真より (スコア:0)
この表現って、どうなんですかね。(よく見かけますが)
間違いではないけれど。
Re:今回のスイングバイで撮影された写真より (スコア:0)
速さでなく、速度に限定するなら「減速」はおかしいと思いますが・・・
Re:今回のスイングバイで撮影された写真より (スコア:1)
Re:今回のスイングバイで撮影された写真より (スコア:0)
そういうことです。たとえると、
1.レッカー車で、車を牽引
2.ロープで、車を牽引
とあった場合に、2に近い話だと思うのですが(レッカー車は公転力?の方)、
あの表現だと、1と勘違いする人もいるのではないかな、と。
木星が落ちて来る (スコア:1)
将来、大型の有人機がたくさん利用したりすると......
って、惑星に比べればものすごく軽いか(笑)
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re:木星が落ちて来る (スコア:5, すばらしい洞察)
その宇宙船の素材を提供した地球はかなり軽くなっているのではないでしょうか。
Re:木星が落ちて来る (スコア:1, すばらしい洞察)
重くなっているような気がします。
火星人の方法 (スコア:0)
Re:木星が落ちて来る (スコア:0, 余計なもの)
Re:木星が落ちて来る (スコア:0)
地球自体を最終兵器としてるかも。 [wikipedia.org]
Re:木星が落ちて来る (スコア:3, すばらしい洞察)
その頃には減速にも使われるようになるので、差し引きほとんど0でしょう。
Re:木星が落ちて来る (スコア:3, 興味深い)
Re:木星が落ちて来る (スコア:1)
Re:木星が落ちて来る (スコア:0)
# テンプレ
Re:木星が落ちて来る (スコア:1)
Re:木星が落ちて来る (スコア:0)
あー、そう言えばそうだった気が。
エネルギーを失って、木星の軌道は太陽に近づく
=> 公転周期は軌道半径で決まり、内側ほど早い
だいたいこんな感じでしたっけ?
子供向け科学番組で、お椀状の物体の中に
ビー玉を投げ入れる映像を思い出しましたよ。
Re:木星が落ちて来る (スコア:2, 参考になる)
もうちょい細かく見ていくと、仮に木星軌道が真円だったとすると、
スイングバイが行われた点で軌道速度を失った木星は、その場所
(真円軌道と同じ軌道半径)を遠日点、軌道の反対側で近日点を通る、
楕円軌道に遷移します。
で、このときの公転周期は、以前よりも早くなります。
なるほど (スコア:1)
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re:木星が落ちて来る (スコア:0)
Re:木星が落ちて来る (スコア:1)
要するに, これこそが惑星の格ってやつですね.
Re:木星が落ちて来る (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:木星が落ちて来る (スコア:0)
速いなー (スコア:1, 興味深い)
今までの探査機と段違いのスピードですけど(パイオニアは約1年9ヶ月、ボイジャーは1年半から二年ぐらいでしたっけ)、冥王星到着前にはスピードを落とさないと詳細な観測出来ないんじゃないの?
とかいう素人な心配をしてます...(恥
#いやだってほら、小さいし...
#てなわけでAC
Re:速いなー (スコア:0)
Re:速いなー (スコア:2, 参考になる)
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(冥王星ミッションの日程に関する記述を引用)
* July 14, 2015 — Flyby of Pluto around 11:59 UTC at 11096 km, 13.780 km/s
* July 14, 2015 — Flyby of Charon around 12:13 UTC at 26927 km, 13.875 km/s
* 2016-2020 — possible flyby of one or more Kuiper Belt objects (KBOs).
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ということで、これから冥王星に至るまでは自然減速のみで行き、世界標準時2015年7月14日正午頃冥王星のそばをかすめ、その前後の数十分間程度…多分、実際には一時間程度?…で冥王星とカロン(及びその他の衛星)に関する詳細な観測をおこなって、そのままカイパーベルトに向かって、可能な限りのカイパーベルトの矮惑星を観測するという予定のようですね。
確かに最短時間で冥王星の近接観測に行くためにたかだか450kg位しかない探査機にセンサ積みまくって [nasa.gov]高速で打ち上げて初期速度を速度を稼くまでしただけあって、他の惑星や矮惑星に寄って加減速するだけの時間を犠牲にしているのでしょうけど…なんか勿体ないなぁ(´・ω・`)
確実に冥王星を直接観測できる次のチャンスは何百年先になるかわからないんですよね?
Re:速いなー (スコア:0)
地球から木星スイングバイに送り込み、そこから冥王星に送るチャンスが、ですね。
例えば、地球-金星スイングバイを繰り返しつつソーラーセイル/ソーラー電力セイルで運動量を蓄積し、一気に冥王星に飛び出すような方法を取れば、特に時期を選ぶ必要は無さそうです。
Re:速いなー (スコア:0)
大丈夫 (オフトピ) (スコア:0)
:激しくオフトピなのでAC希望