Microsoft、企業クライアントPC向けのセキュリティソフトをリリース 27
ストーリー by GetSet
サード製品と比較して利点が明確か否かが勝負 部門より
サード製品と比較して利点が明確か否かが勝負 部門より
米Microsoft社は5月2日(米国時間)、企業PC向けのセキュリティソフトウェアである「Forefront Client Security」と「System Center Essentials 2007」の2製品をリリースした、と発表した。「ウイルスやスパイウェアなどのセキュリティ上の脅威への対策と管理が容易にできる製品」である、というのがMicrosoftの売り文句だ。Forefront Client Securityについては、Open Tech Pressの記事にもなっている。
MicrosoftのForefront戦略全般については、Impress Enterprise Watchの記事になったことがある。現在は英語版のみで日本語版の提供はまだのようだが、先のImpressの記事によると、7月から9月頃に提供される予定だ。
セキュリティは実績で評価したい (スコア:3, 興味深い)
この手の製品はコロコロ代えにくく、ビジネス向けなら尚更なのでMSのブランド力で実績を積んでくれてからでないと選択肢に入らないですね。
Re:セキュリティは実績で評価したい (スコア:0)
セキュリティは設計段階から組み込むべきだ (スコア:3, 参考になる)
セキュリティに限らずどんな機能でも、
設計に含まれていないものを追加すると、
とんでもないコードになってしまうに決まっている。
セキュリティホールを発見できるのなら、
最初から穴を防いだものを出すべきで、
事後的に追加するのはいかがなものかと。
矛盾しているような...
Re:セキュリティは設計段階から組み込むべきだ (スコア:0)
要求にないものを勝手に作り込む判断は、
設計者には(力関係的に)難しいことが多いでしょうし…。
セキュリティソフト会社買収効果 (スコア:1, すばらしい洞察)
が出ていたのを思い出します。それがいよいよMSの武器として威力を発揮
するときが来た訳ですね。
Windowsユーザーの常として、『最初から入っているものは買わない』
『MS純正ソフトは常に優先される』ことから、セキュリティソフト各社は
今後ますます生きて行き辛くなるのでしょうね。
『成長分野には必ず無償で対抗する』『業務提携した企業の技術はかならず
奪われる』というM*原則がまた発動しているように思います。
Re:セキュリティソフト会社買収効果 (スコア:1, 参考になる)
リンク先を読めば分かるように「Forefront Client Security」も
「System Center Essentials 2007」も有償ですよ。
Re:セキュリティソフト会社買収効果 (スコア:1, 興味深い)
> リンク先を読めば分かるように「Forefront Client Security」も
> 「System Center Essentials 2007」も有償ですよ。
無償で提供 → セキュリティー各社撤退 → MS製品だけではセキュリティー確保できず → Windows崩壊
というシナリオを避けたかったに違いない。
# このファイルがセキュアかどうか。クリックひとつに命を削る。Windowsはまさに鉄火場。
Re:セキュリティソフト会社買収効果 (スコア:1, おもしろおかしい)
>「System Center Essentials 2007」も有償ですよ。
ご指摘ありがとうございます。
でも
じきに無償になります。特にライバルが大儲けしていることが分かっ
ているだけに。
例えば、『一般ユーザー向けは機能を制限して無償』とか『antiVirus
だけ無償』とか、ほら!怖くなって来たでしょう。(何が?)
Re:セキュリティソフト会社買収効果 (スコア:1)
普通に考えたら一般向けのアンチウィルスだけは Microsoft Live! OneCare では?
これも有償で提供されていますね。
マッチポンプ? (スコア:0, フレームのもと)
Re:マッチポンプ? (スコア:4, すばらしい洞察)
最大のセキュリティーホールです。
ハナだけに (スコア:1, おもしろおかしい)
##片方をセキュリティホールとするともう片方はなんだろう?
##というか毛穴まで考慮すると(以下ry
Re:マッチポンプ? (スコア:2, すばらしい洞察)
# Antinnyとかの例を挙げるまでもなく、任意のアプリをユーザーが実行できてしまうこと
# そのものがinsecureなわけでして。
Re:マッチポンプ? (スコア:0)
Re:マッチポンプ? (スコア:3, すばらしい洞察)
少なくともおやまた日の丸、の下では
県職員データ紛失:USBメモリーが拾得物で見つかる /大分
県少子化対策課の男性職員が児童福祉施設利用者のデータを記録した「USBメモリー」を紛失した問題で、県は3日、USBメモリーが大分中央署に拾得物として届けられたと発表した。
同課によると、大分市内の男性が先月28日午前8時半ごろ、県庁北側にある国道197号交差点付近の歩道で拾った。仕事の都合もあり、3日午前に届けたという。同課は「二度と同じことが起きないよう、気を引き締めたい」と話した。
毎日新聞 2007年5月4日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070504ddlk44040323000c.html
Re:マッチポンプ? (スコア:2, おもしろおかしい)
馬鹿な客を頑張って育てたMSが偉いと?
#MSを?
Re:マッチポンプ? (スコア:3, すばらしい洞察)
Windowsよりは数がやや少ないだけでLinuxでも
セキュリティインシデントは相当数ありますよ?
参考
http://sid.softek.co.jp/security/ [softek.co.jp]
セキュリティホールの数を (スコア:2, すばらしい洞察)
Linux だからアップデートを気にしなくて良いというのは論外としても Windows の場合はこれに加えて膨大な数のウィルスに備えなきゃならないわけでセキュリティ対策にかかる費用、手間にはうんざりというのもまた事実。
Re:セキュリティホールの数を (スコア:4, 興味深い)
この手の報告は、極端な物が多く、MS系の発表では全く逆の報告が上がったりしてます。
http://www.forrester.com/Research/Document/Excerpt/0,7211,33941,00.html [forrester.com]
ただ実際に使ってみると、Windowsの方が圧倒的にシェアが高いために集中的にねらわれていることを差し引いても、
Linuxの方が安定したセキュリティ環境を運用しやすいように思います。
かといって、Linuxだから鯖は大丈夫!という意見は、ちょっとお引き取り願いたいのですが・・・ネタ?
重要なのは、Windowsでセキュリティーと可用性を安定させるのが非常にテクニックが必要、ということ。
Linux(ディストリビューションにもよるが)が比較的いろいろな物が閉じられており、
可用性アップのために開いていくには知識が必要なのに対し、
Windowsはゼロワンの設定が多く、しかも閉じるのに知識が必要な設定が多く、
結局一般ユーザーの使う多くのかとおもいます。
Windows98でも、IEを使わず、ルータや軽いファイヤウォールを立てて、
同じく98対応の軽いアンチウィルスソフトを入れれば、まだそれなりに使えるのは間違いないと思います。
フリーウェアだけでも十分対応可能ですが、その手間をかけられない企業や個人が、
結局98を使い続けているというのが実情ではないでしょうか。
Re:マッチポンプ? (スコア:0)
パッチ (スコア:0)
企業のPC管理者が強制的にWindowsUpdateが実行出来る機能ですか?
Re:パッチ (スコア:4, 参考になる)
評価とレビュー : Systems Management Server (SMS) の使用 [microsoft.com]に具体例を含むSMSの解説がありました。
また、SMSとMOM(Microsoft Operations Manager)は今後統合される予定で、System Centerという名の製品群を構成するようです。
SMSの次期バージョン = System Center Configuration Manager 2007
MOMの次期バージョン = System Center Operations Manager 2007
今回発表されたForefrontはSystem Centerソリューションによって一元管理を行える点が特徴だとタレコミにある記事に書かれていました。
結論:
・ForefrontにWindows Updateを強制的に実行させる機能があるかどうかは不明
・Windows Updateを強制的に実行させるにはSMSが必要
・SMSはSystem Centerという製品群の一部になる
・ForefrontはSystem Centerで管理できる
参考:
@IT: 製品レビュー Microsoft Operations Manager 2005 [atmarkit.co.jp]より抜粋
タレコミのImpress Enterprise Watchの記事 [impress.co.jp]より抜粋