IBMがPOWER6搭載ブレードサーバを計画 34
ストーリー by yoosee
そのPOWERを手元に 部門より
そのPOWERを手元に 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
The Registerの記事によれば、IBMがPOWER6ベースのブレードサーバ投入を2008年上期のうちに計画しているようだ。 クロック周波数を4GHz程度に抑えたPOWER6を採用することで消費電力を下げ、ブレード化を実現するということらしい。 OSはAIXとi5/OSと記事には書いてある。
System pあたりで採用がぼちぼちと始まっているPOWER6であるが、 ブレード化で多少は身近な存在になるのだろうか。10進浮動小数点演算機能のハードウェア処理はちょっと使ってみたかったりします。
ブレードなしの裸ボードでいいから (スコア:2, 興味深い)
高値の根源の寸法精度はいらないし、U-BASICの500桁計算の制限もなくなって欲しいし。
計算マニアには受けるでしょう。
もしかしたら、円周率の算出が、何の技巧もいらずにできそう。
Solarisが動くと面白いのだけどな (スコア:1)
AIXは書籍も少ないし、手軽に学ぶ環境もないので運用や管理が面倒なんです。
Linuxじゃだめ? (スコア:1)
Solarisと同程度には手軽に学ぶ環境を用意できそうだし。
Re:Solarisが動くと面白いのだけどな (スコア:0)
http://publib-b.boulder.ibm.com/portals/UNIX [ibm.com]
なぜかしら日本語の翻訳はほとんど出ない上に部分訳ばかりなんです。
http://www-06.ibm.com/jp/support/redbooks/systems.html#system_p [ibm.com]
どうぞアメリカ本社に強く訴えてくださいませ。
Re:Solarisが動くと面白いのだけどな (スコア:0)
Re:Solarisが動くと面白いのだけどな (スコア:0)
ユーザランドのプログラムであれば, 変なことをしない限り, POWER/PowerPC/Powerのどれでも動きますが, OSはどうなのかなあ…
正直 (スコア:0)
手に入ったとしても
科学技術計算に関わっているならともかく
宝の持ち腐れにしかならない気が
Re:正直 (スコア:1)
なんとか口実を作って上司や教授に買わせましょう。
署名スパムがウザい?アカウント作って非表示に設定すればスッキリさ。
Re:正直 (スコア:1)
# あ、教授は「上」というよりは「スポンサー」かもしれないが。
fjの教祖様
Re:正直 (スコア:0)
お金に係わる分野で使うと思うんですけれども
実際はどうなんでしょう?
Re:正直 (スコア:2, 参考になる)
計算結果に無視できない違いが出る場合があって, そういう用途では
これまで整数演算を組み合わせた10進計算ライブラリを使っている.
JAVAでも昔から標準で用意されているような一般的な機能です.
これをハードウェアで実行する機能が標準で用意されたというわけです.
10進有限桁で数えることが本質的な分野(金融くらいしかおもいつかないけど)でのみ
有用な機能であって, いわゆる自然科学計算用途で使われることはないでしょう.
Re:正直 (スコア:2, 参考になる)
科学計算であっても, 特に実験・統計の世界では誤差 [tohoku-gakuin.ac.jp]と関連して桁数の取り扱いが極めて重要になります. ある科学計算ソフトでは医薬品の統計解析のために桁数処理の確実なCOBOLを使っていた例もあるぐらいです.
今回の機能も, 実際にFORTRANやCでプログラミングする際にはどうなるのか分からないですけど(あるいはC++で2進化10進実数クラスを提供するのかもしれないですけど), 統計処理を行う人にとっては実質的な処理性能が向上するので嬉しいんじゃないかと思います.
Re:正直 (スコア:1)
浮動小数点数とは、「小数点が動く数値表現形式」なわけで、それを「浮動小数」と略すのは変です。
よく見かけるのですが、すごく気になります。
Re:正直 (スコア:1, 参考になる)
http://www.rubyist.net/~matz/20060502.html [rubyist.net]
こんなのとか(2つめの例はソフトウェア書いた人がアレなだけだけど)。
# 稀なケースには違いないだろうけど。
Re:正直 (スコア:1, 参考になる)
単精度しか計算できない現状のGPUでは学術計算に使えない、なんて話は
最近hotな話題だし.
ここでの話は単なる丸め誤差云々じゃなくて, 10進表記と2進表記の違いなんですよ.
10進数ていうのは人間の都合で決めたもんですから, 10進表記による小数が
必要となるのは10進での計算が求められる、人間活動に関わる分野の計算で
必要なだけよ、ということ.
たとえば2進の浮動小数点表記では0.1がexactryに表現できないが, それでは
年率10%の複利計算するのに困るでしょ, という話.
自然科学では0.1なんて数字に意味は無くて, 0.1 - eps < x < 0.1 + eps の
epsが求められる精度より小さければよいわけです.
あと勘違いしている人もいるようですが, 10進小数だから計算誤差がなくなるわけではなくて,
10進でも 1/7 なんかは厳密に表現できないですよ, 当り前ですが.
Re:正直 (スコア:1, 興味深い)
それなのに、10進演算がないがしろにされてるのが、
とても不思議なんだ。
CPUで持ってるって言う違いも理解できない? >有用な機能であって, いわゆる自然科学計算用途で使われることはないでしょう. だから、こんな事書く意味が分からない。 いわゆる金融用途に必要な機能なのだから、大切なんだけど? もちろん自然科学で使っても構わないけど。
「浮動小数点数」が必要なケースって (スコア:1)
Wikipedia 日本語版で 二進化十進表現 [wikipedia.org] の最後の方を書いた Nagae [wikipedia.org] です。
二進化十進表現が使われるケースとしては、やはりお金の計算が最初に思いつくのですが、お金だったらむしろ固定小数点数の方が適しているのではないかと考えています。SQL の DECIMAL も固定小数点数ですよね(COBOL はよく知らないけれど、同じだと思う)。
「浮動小数点数の十進表現」が必要なのは、どんなケースでしょうか? ご存じの方がいらっしゃれば、後学のためにぜひ教えてください。
(仮数部を整数にして、指数を 10 の累乗にすれば、BCD である必要はないんだよな…。あまり意味なさそうだけど)
Re:正直 (スコア:1)
そっち向けでしょうなぁ。
データベースでdecimal型が高速演算できるととってもうれしいかも。
Re:正直 (スコア:2, 興味深い)
これって, 従来各企業ごとに設置していた業務サーバの運用を外部のデータセンタに移行するために用意されたソリュージョンのように思えるんですけどね. 業務サーバなんかを個別に運用するよりもアウトソーシングした方が有利ってのが最近の流れのようですから.
ただ, その場合でもソフトウェア環境を変更したくないというのが大前提としてあって, それがPOWER上に従来のIBMのOS環境を(多分バイナリレベルで)移行するということだと思います.
Re:正直 (スコア:0)
年商20億越えると、自社にサーバーラック置くぞ。
ブレードは、データーセンターだけのもんじゃない。
Re:正直 (スコア:0)
たくさん詰まってるから仕方がないんだけど、うちも困ったよ。
Re:正直 (スコア:0)
両手の指を折って数を数えられるんですよ
#うるさいおまえなんかロボットだ
Re:正直 (スコア:2, おもしろおかしい)
しかも、かなりの低電圧のようです。
IBM preps Power6-based blade and Blue Business Platform [theregister.co.uk]
…こりゃ、きっと朝に弱いな。
Re:正直 (スコア:0)
単位は尺貫法? [mediafactory.co.jp]
Re:正直 (スコア:0)
>単位は尺貫法?
アンドロイドじゃないよ。人工衛星だよ。
#なぜか人型の。
Re:正直 (スコア:0)
#別に個人所得の話では無いよな。
Re:正直 (スコア:1)
HPの電卓で桁あふれるほどの給料。
Re:正直 (スコア:0)
# そういう事ではないのか
Re:正直 (スコア:1)
PowerMac G6 (スコア:0)
デスクトップ機までIntelにしてしまったのは果たして成功だったのだろうか??>Apple
Re:PowerMac G6 (スコア:0)
POWERプロセッサでMac OSは動きません。
共通部分はありますが、どちらがどちらを包含するという関係でも無いです。
Re:PowerMac G6 (スコア:1)
POWER6 には、Altivecが実装されてたりするし [cnet.com]。
Linux+openoffice (スコア:0)
Re:Linux+openoffice (スコア:0)
何専用マシン?
10進演算がついていた方が正確で、かつそれなりの速度が要る用途ってあまり無いような……