サイエンス・カフェ「初音ミクNight~科学を超えた歌姫~」開催 7
ストーリー by GetSet
ネギを持参しても構いませんか? 部門より
ネギを持参しても構いませんか? 部門より
ピアプロ開発者ブログに依ると、北海道大学 科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)の「科学技術プレゼンテーション実習」授業の一環として行われる「サイエンスカフェ」において、『初音ミクNight~科学を超えた歌姫~』が開催されるそうです。
初音ミク現象とは何なのか、音楽と科学技術のスパイラルな関係、ユーザーがコンテンツを創り、それが広く流通するUGC(user-generated content)やCGM(Consumer Generated Media)の可能性などについて、会場からの質問などを交えて進めていくそうで、今回は「初音ミク」の販売元でもあるクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤社長をゲストに迎えるとのこと。なお、会場は札幌市中央区の sapporo55ビル1階・インナーガーデン(紀伊國屋書店札幌本店正面入口前)で定員100人、参加費無料となっています。
……あ、開催は10月12日(日曜)なので、その点注意しませう :)
見てきました (スコア:3, 参考になる)
まあ既に言われて(予測されて)いるように技術的な話は希少でした。
そういう意味ではお題目の「サイエンス」とはちょっとズレてた感じ。
(そりゃそうとポスターにもあった今回の副題「科学を越えた」ってのはちょっとどうよ?と思った)
もしかすると純粋にサイエンスな話題が聞きたければ、クリプトンじゃなくヤマハのスタッフを連れてこないと駄目なんとちゃうか?
かといって「会社の運営はどうですか」的な質問もあまりキレの良い返事があったわけでもなく。
個人的で断片的なメモから幾つか挙げます。
●参加者最南端は申告によれば東京だったようです。
●マルチメディア
色々な意味合いで流行った初音ミクは、ある意味で究極(?)のマルチメディアだなと。
●再現性が良いといわれても、音声ソースの交換の自由がユーザに無ければ、意味ないよね。
●今はメモリが安いからサンプリングがお得だ、とのことだが、
その方式がゆえに尚のこと「しゃべる」(歌うではなく)が得意になりにくいのでは?
●「1種類の音しか出せないミクはDTMからすれば邪道と思われるかも知れないが」
みたいなことを言ってたが、べつに昔からピアノ専用音源とか有ったし。
もしかしてMT32、CM64、SCxxみたいな超狭い意味でのDTMのこと言ってる?
うーん、DTMは少数派だという意識は有るようだが、さらにその中の少数派であるRoland単品派「以外」の人のことは切り捨ててるのかあ…orz
●髪に青いメッシュの入った人=スタッフ、だそうだ。
あのー、見えづらいんですけどorz
●会社からの主張とかって幻想(ww)を抱いてる質問者とかも居たようだが、
そうじゃなくミクは結局はユーザを「支援」する存在なのだなと。
●また他者(や他社)によって支援されるという面も有る。
ミクは、一本のパイプラインのなかの一要素ということなんだろうな。
●声の柔らかさとかいってたが、冷静になればミクもまだまだ突っ込みどころ(改善点)が有るわけで、細かい相対評価でしかないなあ。
●フロー型企業とでも呼ぶべきなんだろうか。ファブレス(?)らしいし、「札幌でOCNを最初にひいた企業」らしいし。
外界との情報の流れをいかにスムーズにするか?に常に神経を使ってる会社なんだろうなと思った。これは大都会から離れた札幌のようなところで(IT)企業を順調に動かすには欠かせない要素のひとつじゃないだろうか?「やっぱり直接接触or電話だよね」なんて古いこと言ってる奴から順につぶれてくんじゃない?
Re:見てきました (スコア:3, 参考になる)
ということで会場の雰囲気と、伊藤社長語録と多少の訂正などを覚えてる範囲で少し。参考になるモデがもらえるとイイナ。
話題としては、それほど深くありませんでした。結局著作権やライセンス的な話もほとんど出なかったし、聴講者のレベルもピンキリだったろうし、そもそもタイトルで初音ミクとだしてしまったせいでVOCALOIDが創り出した可能性、的な話なのかみっくみく萌えにつながる話なのかが客層がかえってぼやけた印象。いや、そりゃ初音ミクとタイトルに出さないと訴求しなかっただろうけど。
会場質問で『男性のVOCALOIDって出せないんですか?』って出たときにはもうね、あやまれ! (株) インターネットさんに泣いてあやまれ!! [ssw.co.jp]って感じでしたし(さすがにそっちには振らないで、「当社としても、いつとは明言できませんが考えています」とのこと。質問者的にはレンはなかったこと扱いですか、そうですか), 『しゃべることってそんなに難しいんですか?』って話にも、そりゃVOCALOID2使ってだといろいろ大変だろうけど読み上げシステムとか普通にいくつもあるし、と。
正直、有料講座でこれだとちょっと掘り下げもリーク話もなくてがっかり感でしたが、市民向け・興味ある人一般向けの無料公開講座となるとまあ充分楽しめたのではないかなーと。中の人の皆様お疲れ様でした。むしろ北大で講義されてるそうなので、そのうちの何コマとかを公開講座にしてもらえるとうれしい人は相当多そう。面白い話してくれるならそりゃ金だって払いますよ、ええ。
聴きたいなぁ (スコア:1)
でもこういう催しって、論点が多すぎるせいか大抵消化不良な感じで終わっちゃう気がします。
まぐろたべたい
Re: (スコア:0)
http://www.ryusei.biz/topic/08101.html [ryusei.biz]
なんか昨年は残念な騒ぎも起きてしまいましたが、日々これ改善ってことで。
私は先日、埼玉から札幌に引っ越した(Uターン)んで、
龍勢は見れないかわりに、上記イベントは見れそうです。
#龍勢に負けないくらい面白いイベントになることを祈念して、ご奉納ーーなのでAC
Re: ネギを持参しても構いませんか?部門より。 (スコア:1)
とか、あわせて行きたい: コンサドーレ札幌 10/12 U-18 vs ザスパ草津U-18 @ 札幌ドームサッカー練習場 [consadole-sapporo.jp] とか10/13 サテライト戦 vs ジェフ千葉 @ 宮の沢 [consadole-sapporo.jp]とかいう話はおいておいてですね。
正直、藤田咲さんがこられるとかならともかく、これだけじゃまったくもって訴求しうる要素がないというかなんというかそれがこのコメント数にも表れてますよねというか。
そろそろクリプトンさんの次のVOCALOID2の中の人発表があるとか、ここでコンサへのスポンサー参加でも発表するとか、ぼかりす [srad.jp]やMikuMikuVoiceみたいなVOCALOID2インタフェースをWrapするその手のツールをようやく純正でも対応するとか、面白げなサプライズなしに、単に「初音ミクを流行らせた俺らSUGEE--」とか「声優さんの声をあれな使い方じゃない限り楽器として使わせてやってる俺ら神」的な話で終始するならあまり面白くないんですが、たとえばピアプロでこれから発展しそうな話のリークであるとか、数百歩譲って初音ミクゲームやドワンゴやJASRACとの裏話とかぐらいは期待したいんですが、その辺の展開はあるんでしょうか? > 中の人
まあといいつつ多分見には行きそうですけどね。ということで10/12と13はぼくとあくしゅ!
Re: (スコア:0)
考えてみたらミクも(はんぶん)道産子なのですね。
同じ(?)IT畑の住人としては、
ミクなどの一部だけじゃなく、もっと広く北海道経済も持ち直してくれるといいなあと思います。
ぶっちゃけ「世界経済は半年遅れで北海道に来る」と聞かされて、ばたばたしてる今のあと半年後が恐ろしいなあと思っています。どうにかならんかな…
#あと10/25は札幌Ruby会議だよね。
CGMの新しい方向の模索だとか何とか (スコア:0)
創作の一次権利者側がある程度の制約を課しながら
クリエイティヴ・コモンズの理念に近いものを実現するシステム