米国防総省、「仮想現実コンタクトレンズ」を開発中 29
ストーリー by hylom
見えない物が見える 部門より
見えない物が見える 部門より
danceman 曰く、
兵士による戦地での諜報監視偵察(ISR)活動を行いやすくするためとの目的から、米国防総省は「仮想現実コンタクトレンズ」の開発に乗り出しているとのこと。国防高等研究計画局による同コンタクトレンズの開発は現在、ワシントンのInnovega iOptiksにて行われており、完成すればレンズ中央に埋め込まれた小さなフルカラーディスプレイで仮想映像を見たり、倍率を拡大した現実の状況を同時に見ることが可能になるのだという(本家/.、Information Week記事)。
現在兵士が戦地でISR活動を行う際、遠くを見渡すための双眼鏡や暗闇の中で状況を確認するのに暗視鏡など、兵士の体の動きに制限を加え余計な負荷をかけてしまう装置に頼らざるを得ない。また上空から撮影された映像を受信して戦地の状況把握を行う際、兵士は受信した情報を確認するのに手元を見ようと俯かなくてはならず、また映像の解像度、周波帯域、安定性に限界が生じてしまっているのだそうだ。
そこへ自在に倍率を変えることのできる「仮想現実コンタクトレンズ」があれば、両手が自由になった兵士は視空間を遮られることなく戦地の状況把握をより適確に行えるようになり、任務遂行のための兵士活動が改善すると期待されている。
下手に使われると危険な気がする・・・ (スコア:3)
下手に使うとサブリミナル効果とか,洗脳とかに使われそうで怖いんですが,これはまだオウム事件の恐怖から覚めやらない日本人だから感じることなんでしょうかねぇ?
Re: (スコア:0)
ノープロブレムです
だってもう洗脳済……
天地 (スコア:2)
を正しく装着するのが大変そうだな、どうなんだろ
動いてるうちにズレてきちゃいそうだし
#はっもしかして加速度センサ内蔵なのか?
Re:天地 (スコア:4, 興味深い)
乱視用コンタクトも装着方向があるよ。
メーカによって違うけど、回転防止用にエッジが入っていたり、
下側を重くしてあったりするみたいですね。
ARにするには (スコア:2)
実際に見ている映像の方も計算機に取り込まないとならないので
いわゆる拡張現実で行われる空間内にオブジェクトを配置するような画像合成は、これだと無理ですよね。
ヘッドアップティスプレイのように視野に固定の情報を重ねるといった使い方になるのでしょうけど
仮想現実という言葉だとピンと来ませんね。
Re:ARにするには (スコア:1)
視線の向いてる方向はコンタクトレンズの傾き情報だけ受け取ればどうにかなりそうだし。
待って!、動いちゃダメ!! (スコア:1)
一瞬が生死を分けたりもしますから、かなり焦りそうですね
Re: (スコア:0)
そこはソフトコンタクトにするんじゃないかな
#ハードしか使ったことないのでソフトも外れやすいのかは知りません
Re:待って!、動いちゃダメ!! (スコア:1)
ソフトハード両方経験あるけど
外れやすさと痛みと装着感とメンテナンスを考慮してももう絶対にソフトしか使いたくない。
この仮想現実のやつもソフトで作って欲しいな。
Re:待って!、動いちゃダメ!! (スコア:5, おもしろおかしい)
ソフトハード両方経験あるけど
外れやすさと痛みと装着感とメンテナンス性能の差を考慮しても戦場に行きたくない。
Re: (スコア:0)
それ以前に眼球の汚れとかでもあるけど、映像の上方を見ようとすると反射的に眼球が動いて映像自体が上方に動いて……と言うのがありそう。
ま、なれれば多少の傾きとか動きは脳が自動補正すると思うけど、弱い人は酔いそうな気もする。
EMD (スコア:1)
EyeMountDisplayってことかね。かっけー。
コンタクト落とした軍人さん
「みんなそこを動くな!」
Re: (スコア:0)
自分で光って場所を教えてくれる機能が装備されるに違いない。
Re:EMD (スコア:1)
どういう風にすればピントを合わせられるのだろうか? (スコア:0)
そこが一番知りたい。
既存機器では見かけ上の距離を稼ぐのに苦労しているのだが。
コンタクト型は兎も角、メガネ型のコンパクト化が出来て通常のメガネ形状にまでなれば十分なんだけどな。
Re:どういう風にすればピントを合わせられるのだろうか? (スコア:5, 興味深い)
網膜投影 [itmedia.co.jp]じゃないかな。
眼鏡型で網膜投影する場合は眼球が動かれると困るというか、眼球トラッキングが必要になるという問題があるけど、
コンタクトレンズ型なら、ぶっちゃけ、ものすごく指向性の高い絞った光源を並べる(あるいは走査する)だけで網膜投影が実現できるって感じなので、眼鏡型よりコントロールが楽だと思う。
Re:どういう風にすればピントを合わせられるのだろうか? (スコア:3)
ビームをどれだけ絞れるかは光学系の口径の二乗に比例するので,コンタクトレンズ
に実装するシステムで単純に「ものすごく指向性の高い絞った光源を並べる」のは
原理的に無理です.実用化している網膜投影光学系は,瞳の大きさくらいのレンズが
あるでしょう?
上手い方法はないかな,と夢想したのですが,例えばコンタクトレンズの上に
アレイ状に配置したレーザーを位相同期させて単一のコヒーレントなビームにして,
かつフェーズドアレイの原理で走査すれば上手くいきそうですね.
たぶん,特許がもう出てる.
Re:どういう風にすればピントを合わせられるのだろうか? (スコア:2)
>「ものすごく指向性の高い絞った光源を並べる」のは原理的に無理です
ものすごく、、、、意味のわからん原理だな。
可視光なんだから、制限は回折限界じゃないでしょ。仮に光径が2mm、波長が600nmとしても0.02度くらいは分解できるじゃないか。それで不十分かね?
Re: (スコア:0)
口径2mmの光源をコンタクトレンズの上に並べる?
莫迦?
Re:どういう風にすればピントを合わせられるのだろうか? (スコア:2)
コンタクトなら、網膜までの距離はほとんど変わらないわけだから
本当なの? (スコア:0)
遮られているんじゃない?
俺の目を盗みやがったな (スコア:0)
という未来がその先に待っているような気が。
Re: (スコア:0)
いやむしろこっち [wikipedia.org]なんじゃ…。
# アプローチとしてはスカウター [hatena.ne.jp]のほうが近いような気もする
Re: (スコア:0)
FMのコミック版
ミッションインポッシブルの (スコア:0)
最新作でまんま同じものが出てましたね
Re: (スコア:0)
ですね。
人の名前を覚えるのが苦手なんであのコンタクトレンズとスマホはマジ欲しいです。
Re: (スコア:0)
あれは装着者に映像を伝えるディスプレイではなく、装着者の見たもの(視線方向)を写すカメラですよ?
#どっちが技術的に楽なのかは知らない
Re: (スコア:0)
カメラ機能は中盤で出てきますが,たしか冒頭でスマホと連携してAR的に情報提示する機能があったような.
Re: (スコア:0)
あ、確かに。
でも、そしたら、スマホ見てる間に殺されるとか、実はアプリ開発者が間抜けだったのか。