コーヒー系飲料を製造販売するAGF(味の素ゼネラルフーズ)が、コーヒー飲料新製品の宣伝のために「3倍高密度」なピアノを作り、それを演奏しているデモ動画などを公開している(ニュースリリース、PRサイト)。
作られたピアノは、一般的なピアノにおける鍵盤1つ分のスペースに、3つの鍵盤を設置するというもの。総鍵盤数は一般的なピアノの3倍になる。さらに、このピアノ向けに「十五線譜」も独自に開発している。動画ではクラシックの名曲をこのピアノ向けにアレンジしたものが演奏されているが、鍵盤は人間の手で弾くにはさすがに細すぎるのか、自動演奏で演奏されているようだ。アレンジされた楽曲の譜面も公開されている。
音外れまくりで気持ち悪い (スコア:4, すばらしい洞察)
ただのピッチの狂ったピアノにしか聞こえない
Re:音外れまくりで気持ち悪い (スコア:1)
同意。
半音をさらに分解するって、現代音楽ではいくつか試みがあったはず(他のコメントにもあるように)だけど、
これはそれら先人の試みや探求を無視して、無手勝流でやってしまっている感じ。
結果、音楽性が低くなっている。
とりあえずお約束。 (スコア:1)
今、件の「運命」聴きながら書いてるんだが、スゲー不安感が迫ってくる音調だわ。ピアノ単独だとこんなに違和感だらけになるもんなのか。あとマウスでピアノロール触って演奏できるそうなんだが、絶対にボカロとか試す奴が居そうな気がする・・・と、上の関連リンクを見て思った。
#ピアノロールでFlashがクラッシュしちまうぞ(苦)
Re:とりあえずお約束。 (スコア:1)
つべのPR垢
https://www.youtube.com/channel/UC9kQND_xUKlCcPLmWlO3s6Q/videos [youtube.com]
6曲聞けます
3倍かけまわる「子犬のワルツ」 が1番キテる
Re: (スコア:0)
ニュースリリースの、「3倍音楽をその場でも弾ける!作れる!シェアできる!」って
3倍化することを、「シャアする」って無理ないか?
と思ったら、「シャア」じゃなくて、「シェア」なんですね。
自分も人のこと言えない。
Re: (スコア:0)
こいつの肩は赤く塗らねぇのかい?
Re: (スコア:0)
角が生えてない。
「MORUMO1/10」みたいに、
「3^3 = 27倍の密度で、拳銃弾の直撃でも『痛い』で済んでしまう。」
というのを連想した。
象が踏んでも壊れないピアノとかありなのかな。
和音が穢い (スコア:1)
Re: (スコア:0)
さて、この場合、正解はどうすればよかったのでしょう。
- 純正律で調律し、3分割の際も純正律の規則を拡張して適用する
- そもそも半音以内の音は同時に鳴らしてはダメ
1つ目はなんとなく思いついたけど関係無さそう。
2つめが、どういう音階を作っても超えられない壁で、「和音が穢い」となってしまうのでは無いかと思います。
Maj7や9-を頻繁に使うような音楽でも、オクターブ内で隣接する音程ではぶつけませんからね。
Re: (スコア:0)
そもそも、1オクターブ=2倍の周波数の間を等比で12分割するという現代の調音システムは、半音ごとに2の12乗根ずつですから、全ての組み合わせで和音として美しいとされる「周波数が単純な整数比」にすることが困難です。
フレットの無い弦楽器や一部の管楽器などでは、和音ごとに同じ音でも指の位置や管の長さで微妙にピッチを調整することで美しい和音を作っていますが、周波数が「決め打ち」されているピアノでは、そもそも元から「合わない和音」が発生しています。
管弦楽のハーモニーと比べて、ピアノ演奏の和音がどうも濁ってると感じるのは、そのせいです。
PRとしては逆効果のような気も (スコア:1)
曲を聞いた直後に、 http://www.agf.co.jp/triplesso/ [agf.co.jp] を見て 3倍高密 と言われると、「遠慮させていただきます」という気分に……。
(コーヒーを飲む習慣は無いので、いずれにせよ私は買いませんが)
svn-init() {
svnadmin create .svnrepo
svn checkout file://$PWD/.svnrepo .
}
Re:PRとしては逆効果のような気も (スコア:2)
1[日]に三杯飲むと健康に良いですよー的な方が無難かもしれない。
本来の音 (スコア:1)
3つに分割された鍵盤のうちいずれが本来の音なんだろう?
何がすごいって (スコア:1)
わざわざピアノメーカーにこんな無茶な依頼を出して3倍高密なグランドピアノを用意し
わざわざ自動演奏システムを組み込み
わざわざ通常の3倍の密度の譜面を制作させ
わざわざYoutubeに演奏動画をアップロードし
わざわざ簡易作曲ソフトのようなものまで用意し
おまけに微妙そうな顔持ちのOSSAN [youtube.com]まで用意して
その結果として何を宣伝するかといったら粉コーヒーどころかただのリキッドコーヒー。 [agf.co.jp]
3倍高密エスプレッソを使った濃厚なカフェラテ〈マキシム〉〈トリプレッソ〉のプロモーションの一環として、濃厚なカフェタイムをつくる「Music of THE TRIPLE (ミュージック オブ ザ トリプル)」キャンペーンを発表しました。
単に水と砂糖を減らすか、あるいは抽出したコーヒーを3倍の濃度(自称)に濃縮しただけのものにここまで金を費やすとは…
しかも濃度と密度の違いがわかりにくい。コーヒーなんて既にコモディティ化しきって3倍どころか旨味が薄れきった製品だと思うが、味の素のどこからここまで宣伝する気力と金が出てきたんだか。
#しかし真に恐ろしいのは「AGFは、この3倍高密エスプレッソの素晴らしさをアピールしていくために、様々なものを3倍にしていくキャンペーンを行い、『TRIPLE TIMES』上で情報を発信しています。」と宣言しているところだろうか。
#ならなぜ一番金が掛かりそうなプロモーションを先頭に持ってきた?
Re:何がすごいって (スコア:1)
ここまで金をかけたものはそれほどたくさんあるわけではないですが、才能の無駄遣い的プロモーションはどんどん増えてきたように思います。話題性を狙った広告というか、それも、ネットでの話題性をある程度意識しているような。こういうのを見ると、TV広告費が削られててあっちの業界は大変だなあって思うと共に、TVはいままでどれだけすごい金額を受け取っていたんだと思ってしまいます。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
>#ならなぜ一番金が掛かりそうなプロモーションを先頭に持ってきた?
それはもちろん、こうして話題になるのが最初で最後になるかも知れないからでしょうね(笑)
中途半端に否定も肯定もされない試みをしてもしょうがないので、突っ込みどころのあるピアノからのアウトプット含めて(同コンセプトにおける話題性の獲得としては)成功といえるでしょう。
人間の限界 (スコア:0)
自動演奏なら人間の限界に縛られる必要がないのは当然のことだが、DTMで3倍高密ピアノのようなものがない、もしくはあったとしてもメジャーになれなかったのは残念。
自分も含めて人間の限界に縛られ過ぎだった。
# 超速弾きや人には無理な運指は結構ありますね。
Re:人間の限界 (スコア:2, 興味深い)
いまのDTMソフトでも、ビッチずらしだとかスケール・チューンだとかで十分に対応できます。
インド音楽とか打ち込んでる界隈だと有名なんですが、そもそもその界隈がマイナーなんですよね。
Re: (スコア:0)
多様な種の音階にも簡単にセットアップできることはデジタル機器の重要な機能の一つなんだし。
Re: (スコア:0)
DTMの場合MIDIの呪縛がある為、ノートが0..127しか想定してなかったり
微分音なんて勝手にピッチ変えてやってくれの世界なんですよね。
ここまでレガシーな規格の影響が続くとはミュージくん時代には想像も出来んかった。
Re:人間の限界 (スコア:1)
オルゴールや水力オルガンの歴史は古いので、そのジャンルが未開拓だとは思いませんが、著名なところではモーツァルトがいますね。
モーツァルトは自分が作曲した曲に一々曲名を付けなかったので、後世の人が苦労して全作品集を作って番号を振ったわけですが、かといって、自分の曲について全く言及していなかったということでもなく、手紙に表題らしきコメントを書いた例がほんの少しだけあります。その数少ない例外の一つが「時計師のためのアダージョ」(K.594)で、この「時計」は鳩時計のように自動的に曲を演奏し始める「墓に備え付けられた自動オルガン付きの時計」を指します。モーツァルトが作曲したオルガン用の曲は3つ(K.594、K.608、K.616)しかないのですが、これらは全て自動オルガンで演奏されることを想定しているので、明らかに(1人の)人間では無理な奏法を使用しています。
モーツァルトはこの時計オルガンの音のショボさが気に入らなかったらしく、妻への手紙で「(パイプ)オルガンのようだったら、喜んで作曲するだろう(けど違うから捗らない)」とボヤいて、出来がイマイチなのは本人も認めています。しかし、現在レコーディングされるときは、ほぼ複数人によるパイプオルガンの演奏でしょうから、モーツァルトが工夫した「ショボさ」への配慮を聴き取るのは難しいでしょうね。
つまり、「楽器職人が本気で取り組まなかった(むしろ玩具職人の領分だった)から」流行らなかったというのが私なりの解釈です。逆に、今はプロの楽器職人たちがこぞってDTMに入れあげているわけですから、モーツァルトが生まれ変わった時の下地は十分に出来ている、というべきでしょうね。
Re:人間の限界 (スコア:1)
現代音楽で自動演奏用の曲がありましたよ。
自分が知る範囲ではもっとも視聴に耐える現代音楽でした。
Re: (スコア:0)
自動ピアノ専用というのではこれが好き."Circus Gallop"
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%8... [wikipedia.org]
譜面はこんなの.
https://www.youtube.com/watch?v=6utk2nFjpXA [youtube.com]
作曲したのは,
要は (スコア:0)
6分音ピアノだよね。専用の臨時記号も既にある [wikimedia.org]し。
どうせならヴィシネグラツキー [wikipedia.org]の4分音ピアノ [google.com]みたいにしてほしかった
Re:要は (スコア:1)
現代音楽が演奏できるピアノと思えば、まぁ納得ですね。
ただサンプルが、いわゆるクラシックをアレンジしたものをのっけられてもなぁって気分です。
せっかくなのだから現代の作曲家たちの作品が聴きたかった
打撃部分の材質が3倍高密度? (スコア:0)
と、空目して
「どんな感じで鳴るんだろ」と考えちゃったよ。
おまけに「素材が珈琲の製法となんか関係あるのか」
と、ここまで寝ぼけてようやく気がついた。orz
Re: (スコア:0)
3倍高密度→3倍高調波が出やすいピアノ→矩形波を出すピアノ
という連想をしたところで我に返ったのは甘城ブリリアントパークの
放送延期まで付き合ってた為、まだ頭が動いてない俺です。はい。
いいね (スコア:0)
デキはともかく本業とあまり関係ない,こういうアホなもの(ホメ言葉)に
時間と金を使わせてくれる会社は好印象です.もっとやれ!
発想は面白い (スコア:0)
でも、肝心の曲、音が微妙だから本末転倒
奇をてらうより、王道を追求する良さを実感した
缶飲料ってマーケッティング命なんだなと、 (スコア:0)
最近は、セブンカフェとか普及しているから、缶コーヒーはそれらが無いとき非常用に
なってしまった。業界も大変だねぇ
Re: (スコア:0)
自分でいれない以外だと、ブラックは缶コーヒーしか選択肢がないな
セブンイレブンのは渋みというか苦味というか、スッキリしてないので
ミルクと砂糖入れて仕事ブースト用かな。
Re:缶飲料ってマーケッティング命なんだなと、 (スコア:1)
これは自分でいれるものしか含まれないような……。
LIVE-GON(リベゴン)
こういう機材は税金関係どうなるの? (スコア:0)
宣伝用に作った機材で結構なコストがかかってると思うけれど
こういうものって資産として税金かかったりするんですかね?
撮影後壊して消え物扱いでしょうか
再生できない (スコア:0)
オレのノートパソコンでは、遅すぎて、再生できなかった。
買い替え時かな?