FAA、ドローンの飛行に関する制限見直しを検討中 9
ストーリー by hylom
いっぽう日本は 部門より
いっぽう日本は 部門より
taraiok 曰く、
米連邦航空局(FAA)が、ドローンに関する規制を一部緩和することを検討しているそうだ(CNBC、THE VERGE、Slashdot)。
Google XやIntel、GoProなどの業界関係者とともに混雑した場所や公共の場所でのドローン運用のルールを検討するための委員会が立ち上げられており、FAAは4月1日までに最終報告書をまとめる予定だという。
AmazonやGoogleのような企業はドローンを使用したビジネスを検討しており、FAAに対し安全を保ちつつ、最小限かつ柔軟な運用ができるルールを定めるよう求めていた。検討項目として上がっているのは、ドローンと規定されるサイズなどの見直し。FAAは本体重量4.4ポンド(約2kg)以下のマイクロ航空機をドローンと定義していたが、このようなサイズでの規制よりも性能や安全基準の面での規制のほうが好ましいという意見も出ているという。
いっぽう日本では (スコア:2, 参考になる)
一方日本では、後発だった分だけやりようがあったのか、すでに「性能や安全基準の面での規制」になってます。
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html [mlit.go.jp]
内容も妥当と言うか、きちんとマニュアルを読んでそれなりにまともな体制を組んで申請すれば許可されるけど、いい加減な思想でやろうとすると落とされる、と言うレベルにはなっているようです。
ただ、こういった書類を書くことになれてないところが多く申請しているのか、わりと運用には苦労しているみたいね。
ちょうど今日報道があったのは、楽天・ヤマト、ドローン宅配の事業化検討 千葉で実験 [nikkei.com]と言う話。これ自体はどうということはないんだが、
千葉市と組み、同市の国家戦略特区の枠組みを活用して実験
とあるように、日本では全体に対しては性能や安全基準で規制を施すが、地域と業者を限定した上で戦略特区で規制を解除して実験するという枠組みで動いているようだ。
これでうまくいったら国全体の規制に反映されるのだろうか?
動きが早いな (スコア:0)
なお日本では
Re:動きが早いな (スコア:1)
なお日本で同じことがあると、業界団体の圧力に容易に屈したと言われます
Re: (スコア:0)
まさしくこれ。
近頃はおかしな舶来主義が蔓延っているようだ。
同じことを国内の企業が言い出したら「市民を無視した大企業の横暴」とか言い出すだろう。
規制ってやつらのほとんどは、
安全側、弱者保護の方に振るためにあるんだから
個々の市民にとっては、味方だと思うんだがなあ。
Re: (スコア:0)
自賠責加入の義務化。
クソみたいな日本の保険屋が新規分野で適正なプランを提示できるとも思えんが
Re: (スコア:0)
日本人の「拙速願望」は最大の長所ですね。
安全そうな道を常に二番目に歩み続けてほしい。
ドローン (スコア:0)
> FAAは本体重量4.4ポンド(約2kg)以下のマイクロ航空機をドローンと定義していたが、
すらどの解釈だと自動操縦できる機械を指すんだけどね。
Re: (スコア:0)
だから「性能面」でドローンを定義しようって話だよね。
大きさで見れば、これを有人機にしようもないから、完全自動かラジコンか単なるグライダーでしかあり得ない。
グライダーをドローンだと言ったり、完全自動しかドローンと認めないなんて理屈はないだろうから、
ラジコン機=ドローンでよかったわけだけど、規制を実態に合わせる感じ。
あとFAAは航空機が管轄だから、空飛ばないのもドローンだというのはこの際関係ない。
この先の展開 (スコア:0)
規制緩和
↓
ビジネス利用がはじまる
↓
ドローンを使った無差別テロ事件発生
↓
世論沸騰
↓
厳しく規制する新法制定
↓
利用はじめてた企業が大損
ここまで予想