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テクノロジー

ドローンは人間の労働127億ドル分を置き換えることが可能という説 63

ストーリー by hylom
新たな需要を生むところを考えよう 部門より
taraiok 曰く、

PwCの最新のレポートによれば、ドローンは人間の労働とサービスを部分的に代替し、1270億ドル相当の仕事を奪うだろうとしている。中でも運輸業界や農業分野は影響が大きいという(BusinessInsider、、Slashdot)。

このレポートによると、776億ドル相当の労働がドローンに取って代わられるとしている。また、2030年代には人間が行っている仕事の約50%はロボットに置き換えられるという話もある。現在の技術でも、仕事の45%を置き換えることができるそうだ。

ドローンは今後低価格化が進み、汎用性も高まっていくだろう。これにより、企業にとっては固定コストの削減が可能になる。Amazonでは、実際にドローンを使用した配送業務のテストが行われている。それ以外にも警備会社の監視業務や広告撮影、鉱山会社の発掘業務といった分野にも応用可能だ。すでにリスクの高い兵士やパイロット、および救助員の一部業務についてはドローンに置き換わりつつあるとしている。

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  • タイトル間違い (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2016年05月18日 8時16分 (#3014427)

    $127 billionだから本文の1270億ドルが正しい。
    タイトル直してください。

  • by nemui4 (20313) on 2016年05月18日 8時12分 (#3014425) 日記

    ドローン製造
    ドローン販売/レンタル業
    ドローン運用管理/メンテナンス
    ドローン・・・

    こっち関係で沢山雇用を生み出せそう。
    もしかしたら、この辺もすぐにAIやドローンに任せちゃうようになるのか。

    そして、ドローン破壊やドローン泥棒(ハック)とかも出てくるとドローンガードなんとかセキュリティとかもありそう。
    #ドローン夢想

    • by Anonymous Coward

      そういった雇用はすべてドローン利用者へのコストとして積み上がっていくので、
      もし全体として雇用を減らせないのなら、ドローンは普及しません。

      • by Anonymous Coward

        現代の自動車産業に関わる人間は、馬車に関わっていた人間よりも多いですが、自動車は普及していますよ?

        • by Anonymous Coward

          自動車と馬では安定性や出力、生産期間エトセトラに大きな差があるからまあそうでしょうね。
          所得の変化なども無視していますし。
          まあドローンの普及が進んだ場合政府が介入しなければ先進国の雇用が減って後進国の雇用が増える結果になるでしょうね。

    • by Anonymous Coward

      ドローンによる失業問題に不安を覚えるより、
      子供にドローンを与えて操作技術や修理技術を学ばせたほうが生産的

    • by Anonymous Coward

      そいつらに給料を払わないといけないんだよね。
      会社が給料を払うんだけど、その金は結局、俺ら消費者が払ったものなんだよね。
      だめじゃん。

      ドローンに職を奪われたまま何もできない弱い個体100万人くらいが
      餓死してくれる程じゃないと意味が無い。
      それが技術革新ってもんよ。

  • by Anonymous Coward on 2016年05月18日 19時35分 (#3014824)

    つまらん仕事はなくなったほうがいいよ

    機械だって壊れるしメンテナンスいるし
    究極的には地球の資源だからいつかは生産できなくなるし
    つまりは人間が楽したいんだからコストパフォーマンスに優れて安全が確保できるならいつでも交代すればいい

    人間の仕事を奪うっていうのは支配階級が支配できなくなることへの心配なだけ
    Rに頼りすぎている人間の変な心配
    新技術による利益はR側が(今は)独占しているのだからむしろ歓迎すべきこと

  • by Anonymous Coward on 2016年05月18日 9時31分 (#3014459)

    ≒1270億ドル分の失業者が発生するのですね。

    # 日本円に直すと13.9 兆円分。途方もないなぁ。

    • by Anonymous Coward

      新しい仕事も生まれるよ。
      労働者をなくすほどの規模でドローンが普及するなら、ドローン周辺ビジネスもバカにならない。

      考えても見ろ。IT業なんてついこないだ始まったのに、今では何人が労働してると思う。

      • by Anonymous Coward

        日本の場合、改正航空法では「目視で常時監視」が義務付けられます。
        というわけで例えば宅配業者の場合、配送用ドローンを車で追っかけて監視するという雇用が発生します……
        運転手一人がトラックで近所まで行って、そのエリアの配達物を一斉にドローンで配送するとかいう運用はできない(方々に飛び去る複数台のドローンを一人で常時監視はできない)から、せいぜい一機のドローンの往復配送。
        かえって効率悪くなりそうなので、同じ荷物を処理するためには雇用が増える?? (んなバカな)

    • by Anonymous Coward

      そういう考え方もできるけど、1270億ドル分の浮いた労働力で何か別のことが出来るとも言える。
      その何かが何なのかは分らんのが問題だな。

  • by Anonymous Coward on 2016年05月18日 10時22分 (#3014474)

    モーターパラグライダーで空撮する人が居ましたよね。
    NHKなどで多用されてたと思う。

    ドローンの登場で仕事無くなったんじゃないかなぁ、と他人事ながら心配になります。

    • 太平洋横断するとかいう人が現れたらいよいよだろう。

    • by Anonymous Coward

      http://www.bird-eyes.com/ [bird-eyes.com]
      この人ですか。
      実務カメラマンから、アーティスト・冒険などの方向に舵を切ってるみたい。

      この他にも凧を使って空撮する人や、気球を使って空撮をする商売がありましたが、ググるともうとっくにメインの部分はドローンに切り替えて商売やってるみたい。

    • by Anonymous Coward

      そういう仕事だって昔からあったわけでもなし。
      その人がいなければ航空機やヘリや、鳥にカメラつけたりしてたのを、横取りしただけといえる。
      それが将来ドローンに取られても、仕方のないことでは。

  • by Anonymous Coward on 2016年05月18日 10時29分 (#3014479)

    労働は機械に任せるなんて万人が大賛成だろ

    失業問題になるって?
    なんとかと乞食は三日やったらやめられないっていうぜ
    それも嫌ならドローンに乞食をさせたらいい

    • by Anonymous Coward

      ところが、極東の島国では憲法違反になってしまうのです。
      早急に憲法改正が望まれます。

      • by Anonymous Coward

        なんでも憲法のせいにしたらいいよ。

        • by shibuya (17159) on 2016年05月18日 12時29分 (#3014554) 日記

          (#3014483)は具体的条文を明示しないで現行日本国憲法に非を唱えているけど
          さかのぼると世界人権宣言が気に入らないといっているに等しいわけで
          どっかよそで世界人権宣言否定の国家を作るといいかもしれません。

          // 日本国領土内で「マイ国」成立宣言するという手もあるか…?

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            何を言ってるんだ。

            ちょっとぐらい法が気に入らないからって、なんで国家を作る話になるんだ。

            誰にだって気に入らないルールなんかはあるでしょう。
            気に入らないからって国作る奴なんていないでしょう。

          • by Anonymous Coward

            日本人のくせに日本国憲法第27条も知らないの?

            ちなみに勤労の義務なんて入れてる近代国家は社会主義国がほとんどのようですけどね

            • by nim (10479) on 2016年05月20日 16時45分 (#3016003)

              >ちなみに勤労の義務なんて入れてる近代国家は社会主義国がほとんどのようですけどね

              近代のフランス(1946年憲法前文→今も有効)と、ドイツ(ヴァイマル憲法)には勤労の義務が明記されてるみたいだけど。

              親コメント
      • by Anonymous Coward

        勤労の権利のことかいな。

        でもその理屈では、求職者失業率が0%でないと憲法違反である。
        実際は、失業率が50%になろうとも、それは経済と行政と法律の問題であって、憲法の問題でない。

        • by nim (10479) on 2016年05月20日 16時51分 (#3016009)

          >でもその理屈では、求職者失業率が0%でないと憲法違反である。
          >実際は、失業率が50%になろうとも、それは経済と行政と法律の問題であって、憲法の問題でない。

          つまり、勤労の権利を憲法に入れている国は他にもあるが、基本的には「他者に働くことを妨げられない権利」、つまり「自由に働ける権利」であって、仕事があることを保障しているわけではない。

          憲法で転居の自由が明記されてることもままあるけど、それは国が国民全員を転居させ続けないといけない、というわけではないのと同じ。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          義務の方だっつーの
          権利の方は行使したきゃ、草むしりでもユーチューバーでもしとけばいいんだよ

          憲法に実効力はなく、法こそが実際のパワーがあるという解釈は同意するが、
          9条や1票格差どころではない憲法違反の国民が多数になるのを見て見ぬふりか、
          時代に合わせるべきかは考えるべき時代にきているってことなんだよ
          国民1億総ユーチューバーにするならともかく!!

  • by Anonymous Coward on 2016年05月18日 11時22分 (#3014513)

    >現在の技術でも、仕事の45%を置き換えることができるそうだ

    ってことらしいので、それでもなくなってないのだから、未来もそう簡単になくならないだろうと予想。
    そりゃ技術的には可能でしょう。でも、現実にはそうすぐすぐには変わらないでしょうね。
    政府にとっても、雇用がなくなるのは困るだろうし。現状でも、第1次産業の労働者は保護の対象になってるし。
    少なくとも、うまく転職先を斡旋できるか、既存労働者が絶滅するような業種でもないと置き換えは難しそう。

    # 自動運転タクシーも何かと言い訳つけてタクシー業界は反対するだろうね。
    # 人件費を浮かしたいタクシー会社が運転手を切って自動運転タクシーを導入することで置き換わっていくかも。そのリスクとれるだけの安全性があれば。

    • by Anonymous Coward

      ぶっちゃけジャンボジェットなんて離着陸時以外はパイロットが不要なのにパイロットが二人乗っている。
      これを半分にすれば年間数百万から1千万円程度のコストを削減できる。
      なんでできないかっていうと規制があるから。

      • by Anonymous Coward

        いや、無くなると致命的な箇所には予備は必要だろ。
        仮に規制がなくなったとしてコパイがいない飛行機には乗りたくない。

        • by Anonymous Coward

          飛行機の場合、空路というのは鉄道や自動車より気象など不確定要素が大きく、オートだけだと不安だよね。

          たとえ完全自動運転車が普及する時代が来て、航空機も離着陸までオートになっても、
          大型機にはパイロット二人乗せるぐらいは続くんじゃないかな。
          資格持ったパイロットが、普段はオートにして客室乗務員もやるとかあるかもしれんが。

          • by Anonymous Coward

            ネット上のサーバーも、ほとんどがリモート管理だけど、ネットワーク切れたら終わりだもんな。
            現地に人がいればすぐに対応できるけど。飛行機の場合、現地(機内)にパイロットいなかったら自動運転がきっちり仕事してくれるのを祈るしかない。
            ネットワーク切れるってことは何か問題があるからだし、そんな状態でオートパイロットを信じろと言われてもなぁ。
            LCC=パイロットなし、通常航空会社=パイロットあり、で住み分けしてもいいかもね。より安全な方は料金高いと。

            • by Anonymous Coward

              航空機事故の原因は大抵人為的なものなので操縦も自動化したほうが安心ですよ。
              加えて航空機事故の原因の多くはパイロットにはどうしようもないものなので無人化しても影響はない。
              ただまあ航空機事故の原因のうち行き過ぎた費用削減が少なくないのでパイロットを排除しようとする航空会社は危ないかもしれませんね。
              あと操縦系統が落ちた事故や計器の異常に気付かず落ちたこともままある。
              それでもパイロットは最低一人はほしいけど。

      • by Anonymous Coward

        3人から2人に減らされた時ですら
        「機長がおかしくなったり反乱を起こしたら致命的」
        「管制塔から強制的に操作できるようにしたら?」
        「それこそ飛行機や管制塔のセンサーより現場の機長の方を優先できるようにしないと危険だろ」
        と心配の声が上がったというに…。

        「キカイじゃ離着陸が難しいような状況では離着陸しない」って選択ができるんならいいけど、そうじゃないからね。
        デカブツ飛ばしてるんだから最低2人は乗せておかないと怖いよ。

  • by Anonymous Coward on 2016年05月18日 11時54分 (#3014530)

    この種のニュースを見るにつけ、いつも足りないと思っている情報がある。それは何かと言うと、
    「いつなのか」もう少し正確に言うと「いつ頃にそれが起こるだろうと、今現在は予想しているか」だ。
    別に正確な年月を言えと言っている訳じゃなくて、例えば
    「ある機械がおよそ1000億ドル相当の仕事を、人々に変わって行うようになるだろう」
    に対して、「ただしクリアするべき課題を含めると、予想として今後100年の間に」と付く場合と、
    「予想として5年以内に」と付く場合では、受け取り手がそのニュースに対して起こす反応/アクションも変わるんじゃないかなと。
    特に代替される当事者だったり対象となる企業だったり。
    時期的予想が無い状態だと「将来はどの家庭でもドラえもんが子供の世話を見てくれるだろう」って言ってるのと変わらない気がする。

    • by Anonymous Coward

      >現在の技術でも、仕事の45%を置き換えることができるそうだ。

      • by Anonymous Coward

        技術的に置き換え可能な事と、現実にいつ頃出来るってのは別の話だと思うって事。
        例えば以前、交通系ICカードの話題があった時、日本のJR東日本の仕様はヨーロッパ(特にイギリス)の仕様と較べて厳しすぎる為、
        日本側の仕様を ”海外標準" に合わせる事は 「技術的には可能でも、現実的にはすぐに出来ない」って話になってるでしょう。
        身近な例でも、「自社の全てのDBを Oracle を止めてPostgreSQL に置き換える事は、自分らの今の技術的には可能だが現実的にすぐには出来ない」
        なんて話がよくある。 じゃあその「いつなら出来ると、予想されるのか」と言う時期の事だよ。

        今すぐにでも技術的には可能、と言う話と、実際にいつ頃と予想されるか、は別の話だよ。そこがいつも足りてない。
        コーダー視点と、上流側視点の違いみたいな話。それで言うと、コーダー側の視点しか書かれていないようだ、って事。

        • by Anonymous Coward

          それを言うなら、
          記事は「可能」と言ってるだけで、実際に置き換わる時期の話などしてない、でおわる。

          具体的な例として、
          自動運転車は技術的にはもうあと一歩まできたが、
          しかし法的政治的理由で、そう簡単に普及時期を明言できない。

          • by Anonymous Coward

            >具体的な例として、
            >自動運転車は技術的にはもうあと一歩まできたが、
            >しかし法的政治的理由で、そう簡単に普及時期を明言できない。

            それ。まさに「その一言」が足りないって話。
            「45%が”技術的には”可能だが、実際には法整備などの理由から普及時期は予想出来ない状態だ」が足りないって事。
            つまり時期は null であって、決定する事が出来ない、と。
            単に「45%が置き換え可能」や「何億ドル分の仕事を」とだけ書かれていると、明日にでも置き換わるんじゃないかと勘違いする人もいる。
            そこだけ具体的な数字が出ているから。
            ならば時期についても同様に、null なら null だと書かれているべき。無用な不安を煽らない為に、って事。

        • by Anonymous Coward

          未来は未定だから私は何も信じません

          そんな姿勢でいられるなら気楽でいいね

          • by Anonymous Coward

            そんな気楽な人ばかりなら、時期もなにも心配しなくていいね。
            でもそうじゃないから、情報が足りないんだよ。

    • by Anonymous Coward

      今、確認が不可能なことしか、言わないし、将来確認ができるとしても少なくとも言った人が死んだあとだ!

  • by Anonymous Coward on 2016年05月18日 12時20分 (#3014544)

    じゃ、私はそろそろドロンさせていただきます。

  • by Anonymous Coward on 2016年05月18日 12時57分 (#3014576)

    蒸気機関や自動車が発明されたとき、コンピュータが発明されたとき。
    どれくらい失業者が出たんだろうか?

    • by Anonymous Coward

      港湾荷役とかは機械化により激減したとか昔聞きました。
      職単位だと、「機械化が進むことで特定の職が消える」ことはあるでしょうし、それがある特定の人々を失業に追い込むこともあったでしょう。
      一方、全体を見る人は「個々の職は消えても全体の雇用は減っていない」みたいなことを言ったりもします。
      「そこで働いて居た人」は、そこでは失業しても、どっかには働き口があるはず、ということ。

      ・・・でも労働者って歳もとれば若者の供給もあるので、「失業した50歳」が職を失ったままで「学校出たばかりの18歳」が新しい職に就いてるだけなんじゃねーの?みたいに思った覚えがあります(真実は知らない)。

  • by Anonymous Coward on 2016年05月18日 12時58分 (#3014579)

    配送する場合、今だと配送センターからトラック出して
    配送先巡回して戻っていると思うのですが、
    ドローンだと配送センターと配送先往復になると思います。
    移動距離がかなり増えそうです。
    台数増やしてカバーするのでしょうが本当にコスト減るんでしょうか?

    • by Anonymous Coward

      ホントに長距離荷物運送するドローンができたら、そりゃあ人が乗るヘリコプターかってぐらいでかいものになると思うよ。
      あるいは自動運転トラックかもしれない。
      そして各家庭の宅配には、ステーションで小型ドローンに積み替えると。

      今のドローンと同じ物しか普及しないってことはない。

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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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