元SLやまぐち号の12系レトロ風客車が大井川鐵道へ 8
ストーリー by hylom
まだまだ働く 部門より
まだまだ働く 部門より
yasuchiyo曰く、
大井川鐵道は2月26日、JR西日本が「SLやまぐち号」に使用していた12系客車5両を同社から譲り受けたと発表した(ニュースリリース、乗りものニュース)。
12系客車は国鉄時代の1969年から1978年にかけて603両が製造された客車。国鉄客車としては初めて自動ドアを採用するなど、近代的な客車の基本となった。しかし、現在では多くが廃車となっているほか、国内私鉄や海外の鉄道会社への譲渡も行われている。SLやまぐち号では運行開始の1979年より5両編成で使用されていた。
今回譲受した車両は1988年から使用されていた明治、大正時代等の旧型客車をイメージしたデザインに改造した「レトロ風客車」で、2017年9月に旧型客車を復刻新製した専用客車35系に道を譲ってSLやまぐち号としての運行を終了していた。
大井川鐵道での運行開始時期はまだ未定だが、現在使用している旧型客車の運用負荷分散につながるとしており、現時点で予定はないものの今後旧型客車の休車、廃車の可能性もあるとのこと。
大井川鐵道のSL列車は最近では機関車トーマスとジェームズの運行が話題になっているが、彼らが来なくなってもSLの動態保存を継続できるよう客を引くための施策を打とうということだろうか。
『一級河川大井川に沿い日本有数の茶産地である「かわね路」を走る12系の実現を、鉄道ファンのみならずご期待ください』とのことなので、乗るにしても見る(撮る)にしても期待は高まるばかりである。
Re:突然28号 (スコア:1)
今回譲渡された客車は、SLだけではなく客車にも内外見の改善を追及したものなので結構良品です。
明治、大正時代等の旧型客車をイメージしたデザインに改造した「レトロ風客車」 (スコア:0)
実際の明治、大正時代等の旧型客車って、大抵木造部分が多い筈だから、今日では客は乗せられないだろうし。
Re: (スコア:0)
12系改造車の時はいわゆる「木目調」だったけど、JR九州のゆふ森とか現在やまぐち号が牽いてる35系とかは内装材に不燃化した木材を使ってる。
SLやまぐち号の思い出 (スコア:1)
自分が乗った時はまだ改造前の12系だったんだけどね。
当日は某アイドル歌手が小郡駅(当時)の一日駅長に来たとかで、発車前に何やらセレモニーをやってた。そういうイベントがあるのは知らなかったんだけど、アイドルさんをあんな間近で見れたのは幸運だったんだろうな
で、その日は雨だったんだけど、仁保-篠目の山間にさしかかったあたりで止まってしまった。雨のせいで濡れた車輪が空転したのか蒸気圧が下がっちゃったのかは知らないけど、取りあえずそれでかなり遅れて津和野に到着。まぁ別にそれで困ることもなかったからいいけど。
レトロ風客車は完成時に大阪駅に展示された時に見に行って、これはSLが現役だった頃の雰囲気楽しめるんだなぁおもしろそうだなぁと思いつつ、結局乗りに行く機会はなかった。
さて、大井川鐵道に来たらどうなるのかなぁ。
以前、SL急行に乗ったら【名物車掌】と称するうるさい車内放送が延々続いて、ひどく幻滅したしなぁ。
こうなると (スコア:0)
先日入手した北海道の14系は部品取りで解体ですかね?
Re:こうなると (スコア:2)
14系がディーゼル発電を伴った編成が必要なのに対して、
12系は冷房を使わなければ車軸発電による車両単位の運用が可能。
その点で、大井川鉄道には12系が向いているんで、仕方ないでしょうね。
Re: (スコア:0)
それでいいんじゃね?
車歴が… (スコア:0)
老朽化を理由に「やまぐち号」から引退したはずなんですが、大丈夫なんですかね。