蔵書管理サービス「メディアマーカー」、Amazonからのデータ提供ブロックにより終了 19
ストーリー by hylom
うまくやれなかったのだろうか 部門より
うまくやれなかったのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
本や雑誌、CD、DVDなどの管理ツールとして広く使われていた蔵書管理サービス「メディアマーカー」が、2019年1月20日でサービスを終了することを発表しています(告知)。
携帯端末向けデザイン構築などのAmazonアソシエイト規約違反によって、2017年3月に当サービスのAmazonアソシエイトアカウントが削除されたのが発端。それによってアクセス制限などの制約を受けていたが、この度Amazonからのデータ提供が完全に停止されたという。そのためサービス運営が継続不可能となったとのこと。
メディアマーカーにはCSV出力機能があり、これを利用して他サービスへの移行を試みるユーザーもいるようだ。
なぜAmazon依存になっているのだろう (スコア:1)
商品データを統合的に扱ってるから便利なのはわかるけど、商品データそのものは基本各社が公開しているものだし、Amazonに依存したサービスになっているというのがそもそも解せないというか……。
ほかの手段で情報って得られないものなのか?
こういうデータって、業界団体がフォーマット定めてオープンデータとして公開した方が、業界のためなのではないだろうか。
なんなら国策でやってもいいくらいだと思うんだけど、文化庁予算じゃあきついのか……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:なぜAmazon依存になっているのだろう (スコア:1)
Wikipediaが使ってる典拠管理ソース https://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E5%85%B8%E6%8B%A0%E7%AE%A1%E7%90%86 [wikipedia.org] から探せばいいものがあるかもね。
まあ、Wikidataでもいいんだろうけど。表紙が必要とか言われるときびしいかもね。
Re:なぜAmazon依存になっているのだろう (スコア:1)
自分が携わっているので、コミックスをターゲットとして話をします。
商品マスタを作成するにあたり取次先(日版とか中央社とか)からJANからISBNから著者名から入ったデータを買えるのですが、それと同等のデータをオリジナルソースを持っている出版社が決められたフォーマットで、必ず公開しないといけないという話でしょうか?
正直な話、情報が金になる以上はある程度纏まったデータを無料で公開する所は無いと思います。
また、出版社→取次先→書店というデータの流れと、その逆で売り上げデータなどを吸い上げる仕組みとしても現時点では機能している以上、データの公開は無料でと言って名乗りを上げる所が出るのかな、という疑問がありますね。
(中央社のWebページ [chuosha.co.jp]内の、企業情報→事業内容を参照してみて下さい)
また、情報公開の日付が決まっているコンテンツ等があったりするのですが、内部では予約受付の為に動いていたりします。
完全にオープンなDBでこれらの制御が出来るとも思いません。
インフラの維持がタダでは無い以上、ちょっと夢が大きすぎるかなと。
Amazonは下手な所よりも情報が集まっている分、無料で使える外部DBとして使われてしまいやすいのかなとは思いますね。
#古い商品情報だと駿河屋で検索したりとか。
Re:なぜAmazon依存になっているのだろう (スコア:1)
宣材見るのに金取ろう発想がそもそも発想として信じられないのですが……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
タダでDBを整備して広く利用できるようにしろって無茶言うなよ
Re:なぜAmazon依存になっているのだろう (スコア:1)
商品の表紙画像とかってアレ一応無断にアップロードしちゃいけないんですよ
Twitterで平気で上がってるけどやってしまうと訴えられたら公衆送信権の侵害になってしまう。
だから、Amazonの画像は権利処理済みだとして使いやすいので
無断リンクにならないように画像データなんかをAmazonからの表示をしようとするんですよ
Re: (スコア:0)
著作権法が改正されて、図書館広報や販売目的の書影サムネイルはOKになったけど
レビュー目的では非営利だろうが原則NGなままで、匙加減的に「ナンデ?」って感じだ。
Re: (スコア:0)
ヒモ付きじゃないとなにされるかわかんね、と妄想したのかもと邪推。
Re: (スコア:0)
> こういうデータって、業界団体がフォーマット定めてオープンデータとして公開した方が、業界のためなのではないだろうか。
実際はどうあれ、建前としては「アマゾンとインターネットは書籍の敵」ってのが業界の公式見解だったから、
いまさら前言撤回は難しいんじゃね?奴らにも無駄なプライドってものがあるでしょうし。
> なんなら国策でやってもいいくらいだと思うんだけど、文化庁予算じゃあきついのか……。
業界団体が反発してるのに、政府が勝手に作るわけにもいかないのでは。
Re: (スコア:0)
> 業界団体が反発してるのに、政府が勝手に作るわけにもいかないのでは。
なんで? そんな考え方が加計学園問題の根幹にあるんでしょ?
Re: (スコア:0)
アマゾンアソシエイトを剥がされて収入が激減したのが一番大きいんじゃないかな
Re: (スコア:0)
各種OPACがそんな感じで使えそうだけども、やっぱり利用制限はありそう
Re: (スコア:0)
様々な商品(ユーザーが検索して目的の商品が見つかる程度)のボリュームの商品DBをAPI経由でアクセスして取得できるっていうのは、正直他にない気がする。
各社が持ってる情報を出すにしても、メーカーにIT詳しい人がいるわけじゃないし、わざわざ外注してまで売り上げにつながらないシステムを作ろうとは思わないんじゃない?
統合的な商品DBっていうだけで価値があるし、なかなか無償ではなさそう。
JANの登録管理をしてる団体がデータ提供サービスしてるぽいけど
http://www.dsri.jp/database_service/jicfsifdb/future_user.html [www.dsri.jp]
料金高そうな気がする・・・
Re: (スコア:0)
代替はないではないだろうけど手軽ってのは大きいんじゃないかな。
ライブラリがいろんな言語にあるし、画像なんかも手軽に取れるし、マネタイズにもなる。
それほど利益が見込めなさそうであっさりやめるようなサービスだと簡単に作れるというのは大きいと思う。
自分も使った事あるがかなり楽。
それにいろいろ使える。
ただライセンスがかなりめんどくさいのと、データベースが雑なのが難点だな。
例えば書名なんかは宣伝文句やシリーズ名が半端に入っていたりして気持ち悪い。
Re: (スコア:0)
超巨大かつ頻繁にメンテナンスされてて画像もある商品マスタがタダで使ると思うと確かに魅力的な気がしてきた。
怒られたが。
この規約違反? (スコア:0)
https://affiliate.amazon.co.jp/help/operating/paapilicenseagreement [amazon.co.jp]
(e) 乙は、甲の事前の書面による同意なしに、携帯電話その他携帯端末またはいかなるセットトップボックスもしくはインターネットテレビでの使用を目的としたもしくは意図したサイトもしくはアプリケーション上でまたはこれらに関連して、商品関連コンテンツを使用することはできません。
これか?
何に対処するための規約何だろう
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
モバイルの方がマネタイズが露骨だから、変なの作られたら困るってことじゃないかな。
もっと言うと、最終的には囲い込みでしょ。例えば、電子書籍アプリとかを作られて運営されると、Kindleと競合した時に、自社インフラなのに潰せない現象がおきかねない。
ただ乗りするなってこと? (スコア:0)
Amazonのランキングデーターを一時間毎にクローリングするサイトがあったのですが
数か月前にAmazonから強い警告が来てサービス停止してしまいましたね
サイトの管理者が言うには著作権絡みの警告だったらしいのでこの件とはちょっと事情が違うかもしれません