「60を半分で割って20を足したらいくつ?」という問題の正解は「22」 159
ストーリー by nagazou
日本語で 部門より
日本語で 部門より
SNSのXでRootportさんがポストした内容が話題となっている。話題となっているのはX上でトレンドになったらしい「60を半分で割って20を足したらいくつ?」という問題文。正解は60を半分の30で割った答えの2に20を足した「22」だそうだが、問題文の表現が曖昧であることから、「50」や「140」といった異なる答えが出せてしまう可能性があることが指摘されている(Rootportさんのポスト、Togetter)。
同氏曰く、人間の脳は文章を自動的に校正し、曖昧な表現を補完しようとする。この問題文の中の「半分」の意味や指定が不明確であることから解釈に余地が出てしまう。この場合は、「60を〝その〟半分で割って」と書かないと、「60を半分〝に〟割って」と校正されてしまう可能性があると説明している。
nemui4 曰く、
同氏曰く、人間の脳は文章を自動的に校正し、曖昧な表現を補完しようとする。この問題文の中の「半分」の意味や指定が不明確であることから解釈に余地が出てしまう。この場合は、「60を〝その〟半分で割って」と書かないと、「60を半分〝に〟割って」と校正されてしまう可能性があると説明している。
nemui4 曰く、
完璧な答には完璧な問が必要ですね
代名詞や助詞を省略すると誤解の元になりやすい
「で」重視 (スコア:2, 興味深い)
なので、「半分」のもととして明示されているのが、60だけなので、60÷30に自然にたどり着いた。
でも、このロジックなら、x/(x/2) = 2 なんだよねぁ。60でなくても。
¶「だますのなら、最後までだまさなきゃね」/ 罵声に包まれて、君はほほえむ。
Re:「で」重視 (スコア:2)
私は、「で」がおかしいのは明らかだと認識したけど、「半分」のもとが明示されているとは読めませんでした。
そこまでに出てる数字が60だけだからそれを指しているのだと言われれればそうかもしれませんが、「補完」というにはかなりアクロバティックな解釈だと思います。
後の解説に出てくる「60を〝その〟半分で割って」という表現自体があまりまともな日本語に見えませんし曖昧どころか意味が通ってない、問題文として読ませるつもりならペテンにかけるための悪意ある表現ですね。
Re: (スコア:0)
日常会話レベルだと半分では先行して提示されたものの半分を意味すると思いますが。特に対象となりうる何かが一個しかない場合は。
Re:「で」重視 (スコア:2)
そうとは限らないと思う。
60と半分だったら普通60.5になる。
Re:「で」重視 (スコア:1)
日常会話だと「どーゆー意味?」って聞き返すと思われる
Re:「で」重視 (スコア:1)
同じく「で」重視で、60÷(1/2)=120に自然にたどり着きました。
日本語としてはこっちのほうが素直じゃないかな・・・・?違うのかな・・・?
Re:「で」重視 (スコア:1)
半分というのはどこかで宣言・代入されているはずの変数で、
問題文中には定義されていないから鼻から悪魔を出すのが正解では?
出題者に確認できないなら誤植を疑うでしょ (スコア:2, 参考になる)
「60を半分で割って20を足したらいくつ?」だと言葉がおかしいから、問題文のどこかが誤っているはずとは思うけど、
それが「60を(60の)半分で割って20を足したらいくつ?」と語句がまるごと抜けている考えるよりは、
「60を半分"に"割って20を足したらいくつ?」の誤植である、と判断するのが自然じゃないのか?
Re:出題者に確認できないなら誤植を疑うでしょ (スコア:2)
というか実際に「半分に割る」という意味でこの「半分で割る」を使うことがありません?
特に現物が存在すると分かりやすいんですが、例えば丸いケーキを示されて「半分で割って」と指示された場合に、ケーキを2つに切って切られた方を残りの上半分に重ねて押し潰したら、それって狂人そのものの行動だと思うんですよ。nつに分割する戦略を導く技術的困難が云々の話はn=2なので省略するとして。なので「半分で割る」指示は日本語として確かに若干不足だし、強いて言えば「2で割る」と等値だろうし、考えてみれば(60/2)/2とは解釈できないんじゃないかなと。
Re:出題者に確認できないなら誤植を疑うでしょ (スコア:2)
物理的な量があるから「これを割って」ではなく「半分で」割って、という指示になるのでは。
Re:出題者に確認できないなら誤植を疑うでしょ (スコア:1)
歯ごたえのあるケーキは食べたくない
Re:出題者に確認できないなら誤植を疑うでしょ (スコア:1)
捻くれ者の多いスラド民なら、むしろ積極的に誤解してアクロバティックな解釈をして
「そう読み解いたのかよ!?」と他者を唸らせるような解を出すことを愉しみとします。
# なので140推し
Re:出題者に確認できないなら誤植を疑うでしょ (スコア:2)
割るというのを除算ではなく物理的に割るイメージにすると、
「半分で割る」は「ちょうど半分のところで2つに割る」と読める。
60を半分に割ると(30, 30)になる。
# ちなみに「60を適当なところで割る」だと (10, 50) とか (56, 4)とかで、「60を2:4」に割るだと(20, 40)みたいな。
割ったもののどちらかを使うとか書いていないので、60をどう割ろうとも全体は60から変わらないので
(30+30)+20 = 80
という答えはどうだろう。
Re:出題者に確認できないなら誤植を疑うでしょ (スコア:1)
∩∩と〇∪かな?
Re:出題者に確認できないなら誤植を疑うでしょ (スコア:1)
Re:出題者に確認できないなら誤植を疑うでしょ (スコア:1)
本当に誤植なら全員正解になるから誤植の可能性は考えなくていい
Re: (スコア:0)
別におかしくないのでは。
「で」と「に」で意味が変わるだけよね。
Re: (スコア:0)
一意の解釈ができないから、日本語の問題文としておかしいよ。
Re: (スコア:0)
誤植がある時点で問題文として論外だろ。
Re: (スコア:0)
「で」を用いる場合は「何の半分なのか」をわかるように書かないと違和感あります。
ここらへんは生まれたときからネットがあった世代とは認識が異なったりするのかな。
Re: (スコア:0)
言葉が足りていると仮定すると
「60を半分(1/2)で割って20を足したらいくつ?」
に辿り着くかな
読み手の好みが出るよね
Re: (スコア:0)
普通はそう考えますよね。
校閲された文章が多かった時代と違って、今は誤記やタイプミスはおろか言葉の使い方を間違っている文章に触れる機会が多いのですし。
設問の納得いかない部分 (スコア:2)
日本語の扱いがどうとか以前に、意図する内容だと60という変数に意味がないことに違和感がある。
60と20をそれぞれ変数x,yだとした場合、設問者が意図した数式は
X/(X/2)+y=2+y
となる。
一般的にこの手の計算問題は、60が別の数字に変われば答えも変わらないと、計算問題としての意味がなさすぎて不自然だ、と思ってしまう。
だから、22という答えに納得がいかないと思ってしまう人が出るのだと思う。
早い話が、計算問題に見せかけた意地悪とんちクイズになってるのが物議を醸す根本原因なのでは。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
問題文に出てくる数値にはすべて意味があるはずだと思っていたり、あまつさえそれを勝手に前提にして「受験テクニック」とかほざいているアホを引っ掛けるためなら関係ない数字くらい普通に埋め込むでしょ。今回のは問題文が悪いだけだが
答えは80 (スコア:2)
60の山があるチョコレートを半分で割って、だったら、30と30になる。だから何? そこに20足したら(全部で)80になるだけ。
#捻ってみました
結局のところ問題の定義があいまいなのが問題 (スコア:1)
(というか日本語がおかしいだけ)なのだけれど、こういうの何故かみんな好きですよね。
それも「私はこうとしか思えない」って主張が並ぶのがとても不思議。
最初に「えっ、どういう(どっちの)意味?」ってならんのだろうか。
Re: (スコア:0)
いろいろ解釈をして楽しむ文化?なのかも。
# 140も答えかもしれない。
Re: (スコア:0)
オモチャだからさ
Re: (スコア:0)
「こう考える人もいるだろうな」ができる人は頭のいい人。
馬鹿は「普通こうだろ、それ以外の解釈なんてありえねー」ってなる
Re: (スコア:0)
言語表現の明晰性の欠如を非難する人が少ないのは、ここが日本だからなのか?
「馬鹿な問題出すな」で終わりにして問題ない
Re: (スコア:0)
そもそも社会に出て(社内に出る前でも学校の友達との会話でも)相手が曖昧なことを言ってきたときに、
どう解釈すればいいのが正解なのか、の練習問題なんだから、バカと言って終わりでは済まされない。
相手が想定している解釈をうまく読み取れないと、そこで仕事や人生を失いかねない。
まさかまさか、「Xを半分「X/2」で割ったら答えはいくつか」、って俺に質問する? (スコア:1)
「20を足す」は余計な加算計算なので除外するとして、
誤解を生まれるのは「60を半分で割ったらいくつか」の問だよね
(質問者が期待している正答は「2」)。
小学生で割り算を習って以降、コメントタイトルの「Xを半分「X/2」で割ったらいくつか」なんて設問に出会ったことがない(それがわからない、というのは「割り算の定義を知らない小学生以下」)だろうから
「まさかこんな問いをつくるやつはおらんだろ」ってことで
「60を(60の)半分で割ったら答えはいくつか」なんて問われているとは思わないんじゃないから、別の文脈で理解したがるんだろうとは思われる
つまりは経験に基づく先入観で「こんなこと問うてくる質問者のはいないはずだから別の数式だろう」ってことで「60を(60の)半分で割ったら答えはいくつか」と問われていることを脳内で除外しているんじゃないか
コミュニケーション論としては、質問を解釈する側だけではなくて、「この質問の設問は相互理解の前提としてどうなの」っていうのもありそう
Re: (スコア:0)
この話題で助詞ミスしながらコメント書くのは態となのでしょうか。
Re: (スコア:0)
スマホがサジェストしてくるからってむやみに漢字で書くな
Re: (スコア:0)
ポスト内の70文字分を400文字以上費やして書いただけのように見えるのは気のせい?
Re: (スコア:0)
「半分」が「60の半分」であると勝手に決めつけることこそ先入観のなせる技にしか思えんな
解答 (スコア:1)
「22」正解
「50」正解
「140」正解
「問題文の表現が曖昧」正解
ChatGPTに聞いてみた (スコア:1)
よって、答えは50です。
Re:ChatGPTに聞いてみた (スコア:1)
Bing!AIに聞いたら
って答えたよ。
ちなみに、参考URLにsrad.jpが出てたけどね。
Re:ChatGPTに聞いてみた (スコア:1)
おお、これは面白い。
スラドは何気にSEOできてるから、Webの検索結果を回答に反映する機能を持つAIに与える影響力もそれなりにあるってことになるのかな。
問題文の元ネタは英語 (スコア:1)
「60を半分で割って20を足したらいくつ?」は問題文の表現が曖昧と指摘されますが、
原因は元が英語の引っ掛け問題だからです
divide 50 by half and add 20 ※元ネタの英語の問題だと50になっています
half=1/2 という解釈で文字通り"半分(1/2)で割る"ことが正解になります
50/(1/2)+20=120
正解を22とするのは、人伝に広まる内に誤った方の答えが正解として伝わってしまったのだと思います
「60を半分で割ったらいくつ?」という問題の正解は「2」 (スコア:0)
20を足すのいらなくねと思っただけ。
主語と目的語が明確ではない。 (スコア:0)
60が60の半分で割られて、20を足したらいくつ?
とすべき。
あ、また、「が」の使い方の間違いが出てきた。
引っ掛け問題ですね (スコア:0)
60を半分で割る?で違和感を感じてしまい
どうせ「60を半分に割る」とすべき所を間違えたのだろうと解釈してしまいました
文脈で判断 (スコア:0)
60㎝の棒を半分で割って20㎝の棒を足す
60㎝の棒を半分で割って20本の棒を足す
半分で割ってのほうが自然だけど (スコア:0)
半分に割って
と見たら
半分こして
と受け取るな
国語 (スコア:0)
「この問題の答えは最大でいくつか また最少はいくつか」という問題を国語の問題として出す」とかね。
# 自分が最初に思った回答は 60/(1/2)+20=140
Re: (スコア:0)
無限とゼロ、国語の問題から哲学の問題にすり替わるのでは?
半分 (スコア:0)
を「はんぷん」と読んで一分の半分、つまり30秒と解釈する
となると割られる「60」の単位がわからねーよ、とキレる
そこで落ち着いてから、単位のない60を30秒で割ると「毎分120」になる
そしてそこに単位のない20を足せと言われて単位が違うものを足せるかとまたキレる
Re:どう解釈するか (スコア:1)
できる
二つ折りのコピー紙が机の上に10枚置かれる ですね