Mimiteruの日記: coLinux-0.6.4用のカーネルをビルドしたときのメモ
coLinux上でsmbネットワークを参照するときに文字化けするので、nls_cp932とnls_utf8を有効にしてカーネルを再構築しました。
gccはDebian sargeのgcc-3.4(gcc バージョン 3.4.4 20050314 (prerelease) (Debian 3.4.3-13sarge1))を使いました。
とりあえずcoLinux-0.6.4-src.tar.gzとlinux-2.6.11.tar.gzを拾ってきて展開します。
カーネルソースのディレクトリでpatch -p1 < /path/to/coLinux-0.6.4/patch/linuxします。
cp /path/to/coLinux-0.6.4/conf/linux-config /path/to/linux-2.6.11/.configします。
make menuconfigして、nls_cp932とnls_utf8を有効にします。(モジュールで十分かも)
普通にビルドしようとすると
CC arch/i386/kernel/process.o
{standard input}: Assembler messages:
{standard input}:861: Error: suffix or operands invalid for `mov'
等等のエラーがでるので、
この辺を参考に回避するパッチをいただいてきて当てます。
make bzImage && make modules && make modules_installします。
できたvmlinuxを何とか母艦にコピーしてきて起動します。
という感じでネットワーク越しでも日本語が有効になりました。
//hogeでネットワーク越しのファイルが見えるcygwin程の使い心地は得られませんが、パフォーマンスはcygwinのそれとは比較にならないほどいい感じです。
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