Torisugariの日記: ロシア国防省の418 3
ITmediaが報じていますけれど、昨日から
ロシア国防省のウェブサイト
https://mil.ru/
がHTTPのステータスコードで418を返すようになっています。
ロシア国防省の公式Webサイトで接続障害 エラー名は「私はティーポット」?
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2202/24/news179.html
国際情勢のこともあって、まともな媒体の記事では迂闊なことが書けないと思います。ですから、あえて不確かな私見を述べますけれど、この「接続障害」はDDoSのような攻撃を受けた結果ではなくサーバーの管理者が意図的にやっていることで、その意思表示として418を返している、ということのようです。
https://twitter.com/vxunderground/status/1496892663697936384
によると、全世界で一斉にアクセスできなくなったわけではなく、まず北米・南米・東南アジア・香港・韓国のようなところから始まって、その後、日本・中国・EUも418圏の仲間入りを果たしました。
https://www.host-tracker.com/ic/3/95c4c6ff-a10b-4d83-8a7e-5ea8e9db13cb
によれば、19時現在ではロシア・ウズベキスタン・カザフスタンからは200で、他の地域は418になる、という状況のようです。
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HTTP(?)のステータスコードとしての418は保護運動のようなものもありましたし、各々が418に抱く印象は様々でしょうけれども、いずれにせよ、今まではユーモアやバグでしか話題にならない存在でした。
一応、Mozillaの解説では
Some websites use this response for requests they do not wish to handle, such as automated queries.
https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/HTTP/Status/418
と触れられているので、実際にHTTPで使っている人たちもいたようですが、503や404ではなく敢えて418を返す、ということは、要するに、ゴミを投げつけられた時に「攻撃されてる!」と叫びながら投げ返すためのゴミということになろうかと思います。
これを念頭に置いて、418が私のブラウザに返されてきたことを考えると、何か残念な気持ちになってしまいます。
対外的な対応の様で (スコア:0)
ロシア国内のVPN経由でアクセスすると、ちゃんと繋がるとか
Re:対外的な対応の様で (スコア:1)
いや、日記にも書いた通り、ロシアから繋がるわけですから、それは当然だと思いますよ。ただ、中国も418なのにウズベキスタンとカザフスタンが200という塗り分けは、結構面白いと思いました。今回の騒動にも深く関わっているベラルーシや、ロシア軍が駐留しているモルドバ(ドニエストル)からはどうなんでしょうね。
Re: (スコア:0)
コーヒーポットに?