akiraaniの日記: NT京都2016行ってきたのでまとめ
3/20に京都の西院で開催されていた有志によるニコ技のお祭り、NT京都2016に行ってきました。
実はNT京都2011のときにプチコン版あの楽器で出す側に回ったこともあるんですが、今回は一般来場です。まあ、行くの自体も2011年以来ですが。
というわけで、写真とか動画を取ったものをいくつか。
四「脚」駆動するミニ四駆
→四本の脚で駆動するから四駆、うん、何も間違っていない。サーボの電源を足に装着することで、関節部分が支える本体重量を減らし、同時に足の強度を確保するアイデアが秀逸。多脚はロマン。
3D印刷不可能なポリゴンモデルを3Dプリンタ印刷可能なstdに自動変換するシステム
→Unity内でモデルを輪切りにして再スキャン、本来3Dプリンタで印刷不可能な板ポリなモデルでも3Dプリント可能なレベルに補正されたstdデータに自動変換するらしい。写真はUnityちゃんだが、スカート?部分のような1枚ぺらポリゴンな部分もちゃんと印刷できてる。原理的にはUnity内に取り込みできればどんなフォーマットでもポーズ付きで変換可能で、次はMMDからコンバートした初音ミクモデルで画策中らしい。候補としてはtda式アペミクさんとかだそうで。
二段式ペットボトルロケット
→大人げない大人が本気で作ったペットボトルロケット。二段式で分離機構は電子工作で制御。写真のものだと垂直30mまであがったとのこと。この後の世代のモデルだと垂直50mまで上昇し、40mの高さから落下傘付けたカメラ付き調査機の投下テストに成功したそうな。
自作3Dプリンタ
→Ultimaker2をベースにアルミフレームを使って再設計した自作3Dプリンタ。フレームむき出しだけど思ったよりも静かで、屋外展示だったためか、駆動音はほとんど聞こえなかった。
お手製ドームでの3D影絵投影
→5m級のお手製ドームにプロジェクタ内で、赤青LEDを左右につけたライト(2枚目の写真)に影絵を投射。懐かしの赤青眼鏡をかけてその映像を見ると、飛び出て見えるどころか自分を通り抜けていくレベルでのど迫力の立体影絵になる。これ見れただけでも来てよかったと思えるレベルですごかった。お子様大喜びで、投影中は歓声が外まで漏れ聞こえてくる状態だった。
他、ニコニコプラネタリウム部がプロジェクタに魚眼レンズを付けてドームに映像を映すとかもやってた。
この手のドーム作成は高校時代の文化祭でやったけど、ドーム作った人とは空調の話とかもしたり。屋外設置だったけど、季節がいいので送風だけでそこそこ快適でした。
等身大初音ミク
→等身大初音ミク人形。腕がサーボで稼働し、口も開く。写真にはとってなかったけど、イノセンサー(通称「あの楽器」)やら自動演奏ショルキー型鍵盤ハーモニカ(ただしポンプは人力)、HDD駆動音による楽器システムなどと連動したライブをやってました。
1/1スケール「ヴィーゼル空挺戦闘車」
→タミヤの1/35スケールのプラモデルを採寸して、鉄板溶接で1/1スケールのものを作成。運べないので中古の一人のりユンボからエンジンを取り出して換装、履帯が板金だと走らせることができないので本家メーカーに頼んでゴム製のものを発注し自前で組み立てなどの工程を経て、ひとを乗せて動くレベルにまでなる。ただし強度不足で動かすときはいつもひやひや、車検とか通すの無理だそうな。
他、写真や動画には残してないですが、ホチキスの針を超音速で飛ばすレールガンとか、PERCEPTION NEURONでリアルタイムモーションキャプチャして動くPepperとか、電磁誘導加熱でアルミ缶を焼き切る装置とか、Oculus Riftであれやこれやするやつとか、面白いものが他にもいろいろありました。
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