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日記

akiraaniの日記: 閃の軌跡3、クリアしたので全体の感想(ネタバレ注意)

日記 by akiraani

 先週末、ようやく閃の軌跡3クリアしました。
 逃したトロフィーは人物ノート、戦闘ノート、宝箱、書物の4つ。絆イベントはロード繰り返して無理やり見ました。それにしても宝箱逃したのは痛かった。いったいどこで逃したんだろうか。

 ネタバレ配慮のため、まずはゲームシステム的な話から。

 ラスボス戦、結局ほとんどオーダー使わずじまいでした。なぜかというと、BPが回復しない戦術使ってたからなんですが。
 閃の軌跡2のときに気が付いたんですが、ターン経過でCPが回復する装備(闘魂ベルト、Mクォーツのカグツチなど)って複数つけると効果が重複するので、集中装備させると敵味方問わず誰かが行動するたびにCPがゴリゴリ回復していきます。
 で、このCP回復装備、アーツの詠唱開始と発動の2回分のターン経過がカウントされるので、高速詠唱と詠唱硬直半減クォーツを集中装備させたキャラに弱アーツ連打させるとあっという間にCPが100たまるわけです。ナイトメアでもラスボスが1回行動する間にSクラを3~4回うてるようになります。アーツとSクラでもそれだけ連発すればブレイクゲージ削りも馬鹿にならないので、一度はまってしまえば相手の行動順なんてもう回ってこなくなります。
 相手に行動させなけれバッステ防御とか考える必要がありません。うたせなければどうということはないのです。
 問題はアーツ連打担当のEP供給をどうするかなんですが、「パンドラをサブマスタークォーツにつける」「カノンをメインマスタークォーツにつける」「戦術リンクの効果でチャージのあるキャラをリンクさせる」でどうにかできます。なお、戦術リンクのチャージはラスボス戦では使えないので注意。

 オーダーを使った戦術も強力なんですが、どうしてもネックになるのがBPの回復手段。カウンタークリティカル、ブレイクからの加速殴りは、大型アーツや回避不可攻撃の多い章ボス相手では発生タイミングがあまりなくて使いにくい。ナイトメアじゃなければブレイク復帰から間をおかずに削りきることも可能なんだろうけど、ナイトメアだとブレイク特化装備の削り専用クラフトとオーダーを併用しても7~8回くらい当てないといけないし、ブレイクさせてもすぐに復帰するし……。

 空三部作でもそうでしたが、同じ基本システムを拡張してを繰り返していくとどうしても「突出して強い組み合わせ」ってのが出てきます。空シリーズだとSCで全属性に最上位全体アーツが登場してとりあえずデススクリームってことになって戦術性が死んでしまい、零碧ではPSP向け低解像度他の理由もあってかグレードダウンしてアーツバリエーション激減するなんてことになってました。
 閃でもそういうところに行き着いてしまった感があり、回避反撃が確定クリティカルにできてもう崩し属性とかどうでもよくなってしまったりと、強すぎる組み合わせのせいである意味単調になった気がする。1の頃は周回しないと複数入手ができなかった最上位レアリティクォーツも交換屋で入手できるようになったので、一周目の時点で装備はあらかたそろって無双できてしまったのも大きいかな。

 というわけで、ここから先はネタバレ有の話を。

 参考:閃の軌跡3に期待すること

 ストーリー的には思いっきり次に引く感じだったわけですが、閃シリーズは別にして帝国内での騒動はおそらくこれで完結なんじゃないですかね。実質バッドエンドみたいなものですが。
 ファルコム近藤社長のインタビューで閃3完結で軌跡シリーズはようやく6割ちょいくらいの進行度という情報がありましたので、ボリューム的にはこれから終章って感じなのではないかと。だとすると、ああいう引きは当然なのかな、という。
 クリアしたのにすっきりしないってのはまあわかるんですが、この辺は解釈の仕方次第かなと思います。

 ストーリー展開的にはやっぱり「白き魔女」を思い出すわけですよ。白き魔女では、主人公たちは災厄であるラウアールの波召還の儀式を止めるために戦ったけど、エンディングでは実はそれではダメで、負の想念を真正面から受け止めて正の想念で相殺しないといけなかったんだと知るわけですが、それが閃3のここまでの展開と似たところがあるなぁ、と。
 結局、白き魔女ではゲルド一人が正の想念をまとめて紡ぎ上げてましたが、軌跡シリーズではそこもちゃんと主人公にがんばってもらって、続編の主人公と歴代の軌跡シリーズ主人公が総力を結集して世界に希望をもたらす、みたいな展開が来るのではないかと。

 その辺補強するネタとしては、今回作中に共和国側の戦術オーブメントが出てきたって話があります。
 閃シリーズでの戦術オーブメントの目玉である戦術リンクというシステムは、パーティメンバーが常に4人そろって入れ替わらないことを前提にしたシステムなので、これから来るであろう歴代主人公総登場、みたいな展開にはあわない。つまり、ストーリー展開的に対して制限が大きいのではないかと思うわけです。
 かつて空FCでは敵専用だったシルバーソーンがSCでエニグマ2になったので使えるようになった、みたいな展開があったので、次回作向けへの新システムの伏線として登場したのではないかなぁ、と。

 次に予想されるのは当然共和国編ということになるわけですが、ちょっと時系列さかのぼる可能性もあるかな。全体のことを考えると西ゼムリア通商会議の頃に共和国側でどんな動きがあったのかとかもフォローする必要があるわけで、今回意図的に登場させていなかったヨシュエスが実は共和国に行ってなんかしてました、みたいなことがありうるのではないかなぁ、と。だってハーメルの悲劇扱ってるのにヨシュア出てこないとか、物語作りのセオリーから考えるとおかしいわけですよ。
 ロイドにしても、鳥籠作戦からあとの動きはぼかされてたし、クロスベルが帝国と共和国との決戦で最前線になることを考えると、黒月あたりと連携して共和国側に寄ったレジスタンス組織作ってるんじゃないかなぁ、と。

 しかし、共和国サイドのキャラクターはどうなるんだろうなぁ。遊撃士、黒月、ハーキュリーズ、銀の一族関連の人たち、七葉や泰斗も東方の流派だからそっちに総本山あるはずで、ユン・カーファイ以外にも光の剣聖クラスの達人が居てもおかしくはない。
 キーワードとしてだけ出てきて全容不明の共和国の移民問題も、共和国編になればストーリーには絡んできそう。

続きます

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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