ijumiの日記: [Matrox] まだまだ生きてるFTP 1
Intel「DK440LX」の再生に続き、手を付け始めたASUS「XP55T2P4」の再生計画ですが、本日、無事に全面解決♪(*^^*)ノ メデタシメデタシ
[Win98se] やっとネイティブマシンが稼働開始♪
[DK440LX] この当時のインテルは、本当に素晴らしかった?
と言うのは、上記では触れなかったのですが、実はDK440LXで一つだけでしたが、
「宿題」が残っていました。
安定性も全く問題なく稼動しているのですが、MIDIファイルをメディアプレイヤー
(Ver.6.4)で演奏させると、何故か演奏している音楽のテンポが狂います。
壁紙の上だと問題無いのに、ウィンドウ上でマウスを動かすと遅くなるようです。
「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」
「ナニこれ?! 何コレ?!」
CreativeのAWE64用ドライバも最終のモノ(英語版)だし、Matroxの「MGA-G100」用
ドライバも最終なハズです。CPUもPentium2の300MHzだから、いくらソフトシンセ
でCPUパワーが必要だからと言って、そこまで足が引っ張られるとは思えません。
クラシックなペンティアムでさえ、そんな悲惨なコトになったコトも有りません。
まるでキツネにツツマレタ(※正しくは"ツママレタ")ような気分で、
ネットで世界中を調べても、そのような問題事例は引っ掛かって来ません。
「う゛う゛…わからにゃい(;_;)」
まぁ、そういう時は、いくらテンパって焦ってもスグには解決しないコトが多く、
行方不明になった探し物みたいに、ヒョンなコトから解決したりしますので、
「まぁぁぁ、Midiだけの問題だから、宿題として残しておくにゃん!!」とばかり
積み残にしていたワケです。
§
この宿題の解決は、続くXP55T2P4のセットアップがヒントになりました。
[ATXケース] ずいぶん前からPC自作派が減ってるようで…
一通りハードウェアの問題を解決して、ビデオカードをMatroxの「Millennium」
から、後継の「Millennium II」に差し替えたのですが、何故かサウンドカード
(SB16SCSI)のデバイスが「!」状態になって、音が出なくなってしまったのです。
リソースをチェックしても、競合らしいものは起こっていません。
「およょぉ? ISAだから悪いの? 設定難しいし、なじぇにドライバ入らんの?」
リソースを手動でムリヤリ指定しても、やはり設定には反映してくれません。
後継品だから…と、単純に差し替えればPnPが適当に設定してくれるだろうと
思っていたのですが、そこはWindows98SE。そうそう簡単では無いようでした。
そこで、改めてHDDをフォーマットしてクリーンインストールを行ったのですが、
……やはり結果は同じです。
「う゛う゛う゛…わからにゃい(;_;)」(Part.2)
もうイッソのコト、旧「Millennium」で納得してしまおうかとも考えたのですが、
VRAMが2Mしか無く、SXGAでは256色止まり。一方、手持ちの「Millennium II」は
4Mあるので、SXGAでもトゥルーカラーで表示できます…
ここは何とか捻じ伏せるしかありません。
「これはいちお、一世を風靡したビデオカードなのに、
Windows98SEで使えないナンテ、ヘン!! 絶対ヘン!!」
「何か欠けてるモノがあるハズ…ん? んん? もしかして…まさかぁ…デモ……。」
あと考えられるコトと言えば、ビデオカードのBIOS位です。
しかし、手元のアーカイブを探っても、Matroxのビデオカードに関するものは、
見つかりませんでした。
時代的に考えても前世紀ですから、Archive.orgさんでも99%頼れないハズです。
そもそもアップデータが有るか無いかも分かりませんし、
ファイル名もモチロン分かりません。
ですが、ドライバは割と最近Matroxさんのサイトからダウンロードしたもので、
もしかしたら…と「ftp.matrox.com」と打ち込んでみたら、
「あ? えっ? セッションが…開始してる?!」
/pubをクリックすると、そこはパラダイス(^_^;)ではありませんが、正に
「エンサイクロペディアMATROX」と呼んでも良い程の世界が広がっていました!!
まぁ、前世紀のドライバはモチロン、BIOS-Romも含め、果てはDemoに至るまで、
凡そ、彼らが今までに公開した「お仕事」の殆どが保管されているようでした。
更に驚くべきことに、今でもFTPサイトは更新されていて、まだ活用されています。
多くのメーカーが過去のFTPサイトを捨て去っている上、ブラウザ側もFTPという
プロトコルを切り捨ててしまった現在、非常に稀有な存在なのかも知れません。
§
BIOS関連は「/pub/mga」下のディレクトリ「/previous/bios」内の「setup351.exe」
を用いたのですが、ありがちながら日本語環境ではマトモに表示してくれません。
英語モードで悪戦苦闘の末、インストールして「UPDBIOS.EXE」を起動させると、
私の手元のMillennium IIは「Ver.1.1」で、最新(最終)は「Ver.1.5」とのコト。
勝手にバックアップも取ってくれて、無事EEPROMはアップデートされました。
そして再び、Windows98SEのクリーンインストールを行うと、今度はキチンと
リソースが割り振られ、Millennium同様、SB16SCSIの音が出るようになりました。
しかーーし!!
それではまだ起こったコト(うまくセットアップできない)が解明されていません。
この状態で、再びMillennium IIのBIOSをVer.1.1に戻した時、
「やっぱりリソースが正常に割り振られない」ことを確認してはじめて、
BIOSの古さが原因だったと言えるからです。
そしてバージョンダウンして、3回目のWindows98SEのクリーンインストールを
敢行したのですが…
「アレ? Ver.1.1でも、音出るじゃぁ~ん?!?!」
あ゛~~、魑魅魍魎の世界ダワァ…コレ(>_<)
おそらくマザーボードに残ってるデータが悪さをしてて、Millennium IIのBIOSが
Ver.1.5の場合は自力で解決できたけれど、Ver.1.1だと自力で解決できなかったの
かも知れません。(一旦解決してしまえば、再びVer.1.1に戻しても動くのカモ。)
まぁ、その他、H/Wの接触等の問題も考えられますが、取り敢えずまたまた
Millennium IIのBIOSをVer.1.5に上げまして、HDDをフォーマットして4回目の
Windows98SEのクリーンインストール(>_<)…今度もOKデシタ。
XP55T2P4で動かすWindows98SEは、メモリが128Mしか無いので、DK440LXと比較して
イマイチ重たい感じがしますが、一応、お遊び的には実用範囲内だと思えました。
USB関連でのハードウェアテスト環境が整わないため、取り敢えずWindows98SEで
セットアップしたのですが、ソッチ方面の確認はできたので、次は予定していた
「Windows95osr2.1」での運用環境の構築に移行します。
§
さて、再び冒頭の「DK440LXシステムでMIDI演奏がヘンになる件」に戻りますが、
調子に乗って、「MGA-G100」のBIOSをVer.1.2からVer.1.6にアップデートしたら、
あらヤダ、マウスをWindow上でグリグリしても、MIDI演奏が遅くなるコトも無く、
キレイに聞こえます!!
今まで使っていたBIOS(Ver.1.2)は、年代的に1998年リリースとなっているので、
もしかしたらWindows98以前のもので、不整合な部分が有ったのかも知れません。
以上、やっと宿題が終えられてホッとしているいじゅみちゃんデシタ。(*^^*)マル
# 2021/10/25 その後環境が変わったら、MIDI演奏がヘンになる件が再発しました(>_<)
# 2021/10/25 なので、冒頭で完全解決♪と書きましたが、まだ延長戦が続きます(T_T)
Windows98SEのセットアップ例 (スコア:1)
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★参考情報★
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●…必須
▲…オススメ
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● 1.一通りセットアップする。
● 2.Intelチップセットの更新を行い再起動する。
3.IMEのツールバーをタスクバーに入れる。
4.電源設定(常にオン)の「モニタの電源を切る」を「5時間」、
ハードディスクの電源を切るを「なし」にする。
5.タスクスケジューラーを開き、「アプリケーションの起動チューンアップ」の
「実行する」チェックを外す。
6.CD-ROM設定のプロパティを整え、ドライブレターを「Q」にする。
7.ディスクドライブのプロパティを整えた後、一旦再起動する。
8.画面効果を整える。
● 9.サウンドドライバを更新する。
●10.ディスプレイドライバを更新する。
11.画面解像度を大きくする。その際、「再起動しないで設定を適用する」に変更、
「今後表示しない」をチェックする。
12.画面デザインで、アイコンサイズを「64」、横間隔を「0」、
縦間隔を「8」に変更する。
13.画面デザインで、全てのフォントサイズを「11」に変更する。
14.画面デザインで、デスクトップの背景色を「140,120,120」に変更する。
15.画面デザインで、アクティブタイトルバーと非アクティブタイトルバーの
色設定をする。
16.アイコンの整列を「自動」にした後、一旦再起動する。
17.デスクトップにエクスプローラーのショートカットを作成する。
18.、各種オプションを設定する。
19.エクスプローラーの設定を「現在のフォルダ設定使用」で共通化する。
20.システム内ファイルシステムのハードディスク設定を
「ネットワークサーバー」にする。
21.システム内ファイルシステムのフロッピーディスク設定の
「起動するたびに~」のチェックを外して再起動する。
22.スタートメニューを「小さいアイコン」にする。
▲23.AdaptecのASPIレイヤをVer.4.60にアップデートして再起動する。
●24.IEをアップデートして再起動する。
25.再度エクスプローラーを「従来のWindowsスタイル」に設定しなおして、
「現在のフォルダ設定使用」で共通化する。
●26.「インターネットに接続」アイコンをクリックして設定する。
27.デスクトップの「マイドキュメント」「MSN」「オンラインサービス」
「ブリーフケース」アイコンを削除する。
28.タスクバーを縦型に変更して、アイコンの表示を「大」「ボタン名の表示」にする。
29.IEの基本的な設定を行う。
30.スタートメニューの「Windows Update」を「システムツール」に移動する。
31.ごみ箱の名前を変更可能にして、主なアイコンの名前を変更する。
●32.DirectXを導入して再起動する。
33.クイック起動を右クリックして、「今後表示しない」をチェックして
「キャンセル」する。(OKは押さない。)
34.デスクトップのエクスプローラーアイコンをクイック起動に移動する。
●35.「Windowsインストーラー」、「Q263044」(ここでは再起動しない。)、
「Q236926」を導入した後、再起動する。
●36.アップデートバッチ群を適用して再起動する。
37.IMEの設定(かな、テンキー入力モードに従う、話し言葉優先、
直接入力時にツールバーを隠す、オートコレクト全解除等)を行う。
38.ネットワークコンピュータでクイックログオンに設定した上、
Windowsログオン優先を設定する。
39.デスクトップアイコン、サウンドを設定する。
40.デフラグを実行する。
▲41.USBマウスのドングルを挿して、HIDドライバを導入する。
42.msconfigで起動プログラムを一旦整理する。
▲43.アプリケーション群を導入&アップデートする。
44.スタートメニューをカスタマイズする。
▲45.msconfigで起動プログラムを確認、整理する。
▲46.お掃除の後、デフラグを実行して、Cドライブのバックアップを取る。
47.Microsoftネットワーククライアントのバインドを外して孤立化させる。
48.再起動を2回行い、デスクトップからネットワークコンピューターを消す。
49.壁紙やデスクトップアクセサリを設定する。
▲50.仮想メモリの調整を行い、必要に応じてデフラグを実行する。
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ヒトよりコト・モノに関心を持ち、反応するように心掛けています♪(^^)v