martianの日記: linkstation LS-VLのOS入れ替えとLS210へのdebian導入とカーネル構築
BuffaloのNASであるlinkstationは、安価なlinuxboxとしてお家サーバーに最適な物となって長いこと経ちます。山下さんが作られたハックキットや NAS CENTRALの面々のおかげで簡単にlinuxがインストールできるようになり長いこと使ってまいりました。このところ、使っている幾つかのHDDが壊れたり調子が悪くなってきたので、ちょっと時間が空いたのを見計らってHDDを交換して、stretchを入れることにしました。
現在では、ls-vlなどの世代までは、debian-installerで一発でインストールできます。また、kernelのアップグレードも簡単にできるようになっています。そのため、簡単に3台のls-vlがdebian stretchになり、そのうち2台はbusterにupgradeして使っています。ところが、これらのアーキテクチャは、armelでnode.jsが動きません。node.jsを使ったサービスのテストをお家サーバーでしようと思ったのですが、変なところで躓いてしまったわけです。armhfならば node.jsのパッケージがあるので、ファイルサーバとしてそのまま使っていたLS210もlinux化することにしました。bootstrap使って、ハックキット使って元のkernel image使って wheezyをインストールしてそこからstretchに上げたのですが,kernelが 3.3.4の為,udevのアップグレードが出来ません。そこで調べてみると Toha's Blogが見つかり、かつ、パッチ類が最新カーネルまでメンテナンスされていることが分かり、kernelを4.14.56まで上げることができました。これは、LS421DE用のカーネルですが、LS210Dでも問題無く動作しているようです。
これで、node.jsもphp7.2も使えるようになり今後の開発が進みます。
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