mkrの日記： メアリと魔女の花見た

映画館で見た後、新訳で出てた原作を読んだ。原作をうまいこと解体再構成していたなと思う。ストーリー良いです。盛りすぎかもしれない。ピーターは原作よりマシだった。

設定上、猫が喋らない。で主人公がモノローグ(内面)と解説とセリフ(外向きの内面と違うもの)全部こなす必要がありちょっとわかりにくい。

単にジブリ映画としてみると高水準。ジブリ並みであって劣化ジブリとは言えない。トータルだとマーニーより上。ジブリ映画とは原作サザエさんとアニメサザエさんの違いか。
悪くはないし秀作以上だとは思うけどジブリの後を追いすぎ。

海外原作なこともあるが、赤毛のアンとかもそうだけど「私は私の赤毛が嫌だ!」ってのは定番だけどよくわからない。男の子が赤毛をバカにしてくる描写が大抵あるが何故そういう扱いなのか。少数派だからか?

赤毛だと不利益を被るらしい

[moo,k (4760)]

昔、シャーロックホームズシリーズの赤毛連盟を読んだ時に同じ疑問を覚えました。
なんかヨーロッパではそれこそ古代から宗教的・文化的に忌み嫌われてたみたいですね。
キリストを裏切ったユダが赤毛とされたりとか、悪しもののテンプレート、分かり易いアイコンとして使われたとか。
なんか全然ピンときませんけど、そういう風に扱われるような存在だったみたいです。
ありがちですけど、異民族への恐怖とか、嫌悪とか、大昔のそういう感情に起因してるのかなーというふんわりとした理解をしてます。