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日本

mujiの日記: 国立能楽堂開場40周年記念公演 狂言の会

日記 by muji

ということで本来のメインイヴェントはこちら。
国立能楽堂は開場40周年なんだねー。
全席字幕システム、所謂のぞき見防止フィルター付ではあるが、自分より前列の席であれば自分と同じ席番から左右1番ずつずれた席であっても十分読めてしまうし、目に入れたくなくても黒地に白文字だから目線移動で結構気になる程度には光が漏れる。善し悪しだなー。
あと座面が微妙に高いし長時間着座向きではない、割に、能楽に足を運ぶ客層は休憩時間も居続けだったりするんだが、まあそれはどこの劇場でも一度着席したら終演まで席立たないご見物はいくらでもいる訳で。個人的にはあり得ないと思ってるが。
 #トイレ休憩は終演後でもいいよ別に。今のご時世なら特に場内の空気だけに触れっ放しってなどうかと。

でもって本日の番組ー

  • 大蔵流 末広がり
  • 和泉流 鬮罪人
  • 大蔵流 獅子聟

獅子聟が観られるとあっては、と押さえた訳だが、その獅子聟が今回は舅がシテで白頭つけて赤頭の婿と一緒に舞うってんだから東次郎チャレンジャーすぎる。実際、婿の凛太郎が一度楽屋に下がってから、舅の東次郎は地謡座で、というか貴人口の前で後見の則重に手伝ってもらいながら身ごしらえしてて、いやこれ普通は楽屋で支度するだろうにある意味究極のサーヴィスだよねえ、と、獅子舞の由来を太郎冠者の若松隆が語るのを耳にしながら注目してみたり。
正直、獅子舞の段になってからは、凛太郎が冴えなくてちょっとなあ、だったが(飛返りできっちり着地できなくて何度も流れてたし、舞い納めて橋がかりから下がるときに乱れて左肩側にかかっちゃった赤頭を後ろから東次郎が直しにかかって見所から笑いがもれちゃったくらいでorz)、素袍の文様が今年の山本会別会のパンフ表紙の文様(花色地桜文様大紋素袍)で、つまりそれを着用して舞台に立つ立場であるんだなと。どんな結果であれ。
なお東次郎の大紋素袍は紅葉と銀杏の文様が入った緑色基調で、凛太郎の文様と対を成していて大層素敵だった。

(のちほどー

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