
saratogaの日記: オペアンプ 9
日記 by
saratoga
ひさしぶりに回路を組もうと「いまどきのオペアンプってどれ?」と通販サイトをのぞいたら、大昔のオペアンプが並んでてびっくり(もちろんセカンドソース品だけど)。
#741なんていったいどこに需要があるんだろう。
入出力Rail-To-Railで電源電圧気にせずに使えて、ノイズもオフセットも低く、ドライブ能力があって、容量負荷でも発振しない、でもってお求めやすいお値段のオペアンプがあってもよさそうなのになぁ。どれもデファクトにはなれずに消えていったのかな。
教科書 (スコア:2)
「定本OPアンプ回路の設計の回路図」には301Aや741が使用されていました。
OPアンプの種類によって補償用の回路も異っていましたので、この辺も実験してみたい方には必要なかもしれませんね。
Re:教科書 (スコア:1)
それは真空管でオーディオアンプ作るのに似たような話ですね。実用的なシステムでは位相補償もオフセット調整も今となっては知らなくてもいいテクになってるわけですから。
Re: (スコア:0)
「通販サイト」ってのが「教科書」を見るような素人向けのサイトなんでしょうね。
教科書が未だに大昔のオペアンプを使ってるから(つまり内容・知識が更新されてない)素人も大昔のオペアンプを欲しがると。
新しいデバイスはSMDだし、SMD使う人は「通販サイト」なんて見ないのでしょう
Re: (スコア:0)
digi-keyとかchip1stopとか、普通にSMDも売ってるし、テープやリールでも買える
検索条件 (スコア:0)
条件にDIPとか安いとかがはいっていませんか?
新しくて性能のいいオペアンプはQFNばかりなので。
Re:検索条件 (スコア:1)
確かに。アマチュアが使いやすいのはなんといってもDIPなので、そういうのが優先順位が上がっていたのかも。
Re: (スコア:0)
表面実装のICをピン付き基板にはんだ付けして、DIPパッケージのように使えるようにしたのを
売ってる業者もあるな
あと最近のオーディオ製品なんかでは、購入後にユーザーがOPA変更できるように、
基板にDIPソケット+DIPパッケージのOPAをあえて採用してる製品もある
Re: (スコア:0)
QFNなのはグランドプレーンとの相互インダクタンスを減らしたり、入力ピンの寄生容量を減らしたり、放熱性能を上げるためです。
なので変換基板を使うと本来の性能は出なくなってしまいますね。
特に広帯域アンプの場合はパターンに気を付けないと、所定の帯域が出なかったり、下手したら寄生容量で発振します。
変換基板でもそういうのを考慮して、電源パスコン込み4層ぐらいで作れば作れば問題ないんですけど。
既製品は見当たらないので仕事向けには自分で作りました。
アマチュアのオーディオ向けは性能なんて二の次の趣味の世界なので、DIPで問題ないですね。
構成により一長一短があるからオールマイティとはいかない (スコア:0)
Rail-To-Rail出力は発振しやすいとかあるし、GB積を大きくしようすれば所要ゲインに合わせて位相補償が必要になったりする。
何を重視するかで選択肢を変える必要があって、万能というものはない。