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yasuokaの日記: 漢字の古来の形 2

日記 by yasuoka
ビスタ 漢字表示変更に戸惑い』(NHKニュース7, 2007年2月10日)を読んでいて、以下の文章に驚いた。

漢字が変更された理由について、JIS規格の改訂作業にかかわった京都大学漢字情報研究センターの安岡孝一・助教授は「漢字の古来の形を重視した国語審議会の答申を新しい規格に反映させたため」と話しています。

「漢字の古来の形」なんて、私、話してないぞ。ちゃんと「旧字体」とか「康煕字典体」って言ったはずだが。そもそも「古来の形」だったら、やっぱり「甲骨文」とかでなきゃダメじゃん。しかも、私のこのインタビュー、「人名用漢字」が2004年に改正されたときに、「2点しんにょうの辻」が「人名用漢字」に追加されたんだけど、「2点しんにょう」で本当によかったのか、っていう話だったはずだ。ところが、このニュース画像では「人名用漢字」のところが完全に削除されてしまって、「JIS X 0213」改正の話であるかのようにスリカエられてるし。いったい、どういうつもりなんだろう…。

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  • 19世紀の最末年まで土に埋もれて忘れ去れれていた甲骨文字を
    「漢字の古来の形」呼ぶには抵抗があります。書きつがれて
    きた唐代の楷書あたりがふさわしいのではないでしょうか。

    「辻」の字体変更を表すテロップにはあきれましたね。楷書体で
    下がフニュフニュ曲がっている所に点二つ打ったら誤字だろが!
typodupeerror

アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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