cyber205の日記: 戦闘妖精雪風 4
日記 by
cyber205
私が神林さんの作品を最初に読んだのは「過負荷都市」
そう、カフカの「変身」みたいな世界を本当に実現してくれるコンピュータに
あろうことか「過負荷」がかかって動作がおかしくなって…というアレでした。
主人公は彼女といっしょにゴキブリみたいな格好の破壊と再生を司る半神になって、
どこまで仮想かわからない空間を暴れ回るという…。
で、戦闘妖精「雪風」なんですが、ゲームアーツの名作「シルフィード」の
元ネタにもなったというこれ、やっぱり神林さんの「めかふぇち」ぶりが色濃く出ています。
雪風の挙動はきわめて有機的、かつ無機体そのもの…。
こんな作品を書けるのは、やっぱり機械が好きだからなんだろうなぁ。
自分の場合は (スコア:1)
「敵は海賊 海賊版」が最初です。もうずいぶん前のことなので白状しますが、表紙の、天野義孝氏描くところのアプロ (黒猫型異星人) に心惹かれたという、とんでもない馴れ初めでした…。まあ、それが縁で、氏の既刊の単行本を全てそろえるところまでいってしまったわけですが。また、自分に SF を読むきっかけを与えてくれた作家でもあります。
神林氏は、機械の描写は上手いですよね。機械が好き、というのが伝わってきます。神林氏にとっては、機械とは道具以上の存在なのでしょうね。だからこそ、氏を特徴付ける、あのような作品群が出来上がったのではないかと思います。
Re:自分の場合は (スコア:1)
僕はまだ2作だけしか知りません。(雪風のほうはOVAをちょっと見ただけ)
古本屋へ行った時とかに、ちょっと意識して探してようかな。
確かに、機械って不思議なことに、実際に人に懐く場合があるんですよね。
特定の人がスイッチを入れないと起動しないマシンとか…。
自動車なんかだと、乗る人によってかなりクセがつくというのは有名ですね。
中古車なんかも、ワンオーナーだとそうでもないのに、
別の人が乗るとよく壊れるという話、普通にされてますし、
ある程度まっとうな根拠はあるらしいのですが、不思議な話です。
「風邪をひく大型コンピュータ」とかも実話でありますし。
言い回し (スコア:0)
スナッチャー?
Re:言い回し (スコア:1)
メタルギアは続いているのにこっちは完結編が出て以来音沙汰無いですね。
冷戦時代をそのまま引きずった未来世界のプロットでは矛盾が大きくなりすぎたのでしょうけど。
それでもちょっと前に「次世代ゲーム機」とやらに移植されたので
SS版も遊んでみましたが、確かに、画像はいくらか描きなおされたりしてますが、
妙なところにトラップを追加して仕掛けてあったり、
開発者の隠しデータが世界観をブチ壊してたりで、惨いものでした。
# 何か追加するならまず、完結偏で削られた「Theme Of Ending」をサウンドモードに入れてくれよ。
# 最高にいい曲だったのにさ(特に最も長いMSX2-SCCカートリッジ版を)
# ポリツノーツだと北条の実家にあるステレオでボツ含むサントラがたくさん聞けます。
最終ステージACT3なんか、以前は戦闘する必要は無かったのに、
単発ブラスターではおっつかなくてサブマシンガンでもなきゃ
先に進めない戦闘シーンが追加されていますしね。
当然、コントローラ側の連射機能ONで突破する。
あまりに惨かったので「ポリスノーツ」を移植する時には同様の結果にならないよう、
コジマさんがテコ入れして仕上げたのだと、後で風の噂に聞きました。
# そうさバーチャコップのためではなく、ポリスノーツのためにガンコン買ったのさ。