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cyber205の日記: 新型インフルの影で季節性インフルエンザはほぼ完璧に封じられているとか 5

日記 by cyber205

同じようにかぜを引き起こすウィルスだし、複数が流行してもよさそうなもんだけど、
インフルエンザ 消えた!?「季節性」 「新型」の勢いにおされ淘汰…
> 「新型インフルエンザ」の流行が続く中、例年なら年末に流行入りする
>「季節性インフルエンザ」の発生報告(確定診断)が1件しかないことが
>20日、国立感染症研究所への取材で分かった。
>年末にこれほど季節性の報告がないのは、少なくとも過去10年は例がない特異な事態。
>詳しい原因は不明だが、猛威を奮う新型の流行が、
>季節性ウイルスの増殖や感染の機会を封じている可能性…

たった1件しか報告がないってのも凄いね。ほぼ完璧に封じられていると見ていい。
インフルエンザも必ず1種類だけが大流行するって話、言われてみると不思議っちゃ不思議だ。

1年のうち、複数のウィルスが入れ替わりながら流行することはあるそうなので、
春まで季節性インフルエンザに関しても気を抜くことは許されないのだそうだけど、
今年は対インフルエンザ活動も活発に行われていたわけで、
普通のワクチンでも「何もしないよしマシ」と接種する人が多かったし、
人が集まる建物の入り口に必ずアルコールが置いてあるってのも例年にない状況なんで、
繁殖力の弱い通常のインフルエンザを閉め出すのに効果があったのかもしれない。

意外と、うがいや手洗いの効果は馬鹿にできないと聞いたことがある。
衛生環境がいいはずの先進国でも、まじめに実行するとはっきり効果が出るとか。

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  • 新型かどうかの判定は行われずに、いきなりタミフルとかリレンザ処方されるので、報告に上がらないだけなのじゃないかな?
    もっとも、インフルエンザの流行は駆逐型でほぼ単種流行の傾向が強いようなので、何か別の仕組みがあるのかも(^^;。
    • 毎年ウィルスたちがどれもみんな同じスタートを切って、
      その中で一番大規模に感染した症例が「今年の流行」と
      発表されるだけかと思っていたのだけど、微妙に様子が違うようですね。

      病院で鼻に綿棒突っ込んでサンプルを取る検査だと
      インフルエンザでもA型かB型かといった簡単なチェックしか
      できないようなので、季節性か新型かは判断しにくいと思います。

      そういえば自分も今年の初めに罹患した時は即座にタミフル処方されました。
      まだ新型が流行する前の話だったと思いますけど。患者のこと考えたら
      相手が新型かどうかにかかわりなく、とりあえず叩いておくのが最善なんでしょうね。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年12月21日 21時32分 (#1692352)
    ソ連型と香港型が共存していた最近の方が例外らしいですよ。
    • なんか不思議ですね。
      ウィルス同士で何か情報交換でもしてるのかな。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        単純に、同じ ニッチ [wikipedia.org] に複数の種が共存できないからじゃない?
        宿主(人間)という限られたリソースの喰いあいになるわけで、現在においてより増殖に適した方が大流行し、そうでない他のタイプは歴史の陰に追いやられると。

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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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