maiaの日記: Wikipediaの医学情報は間違いだらけ 6
日記 by
maia
『Journal of the American Osteopathic Association』に発表された研究「Wikipedia vs Peer-Reviewed Medical Literature for Information About the 10 Most Costly Medical Conditions」によれば、Wikipediaで医療費がかかる病気トップ10の記事を精査したとこと、10の内9に間違いや欠陥があったという(WIREDの記事)。具体的には「脳しんとう」のみ正確だったが、糖尿病、高血圧、腰痛、虚血性心疾患、肺ガン、脂質異常症、鬱病、慢性閉塞性肺疾患、変形性膝関節症に関する記事は、ピアレビューされた標準的な知見と重大な不一致があったようだ。ここまでは、困った話ではあるもの、驚く事ではない。しかし最近のいくつかの調査によれば、アメリカの本職の医師や医学生の47%から70%が、医療行為に関する問題について、時おりWikipediaを参照しているらしい。論文の著者は、医師や医学生はWikipediaを参照しないでほしいようだ。
つまり、 (スコア:1)
Wikipediaを教科書だと思って大事なことに流用しようとするなら
小学校からやり直しましょう。
Re: (スコア:0)
教科書が引けないからWikipedia見ちゃうんだな
むしろ (スコア:1)
どんどん参照してもらって、間違いを正してもらいたいな
Re:むしろ (スコア:1)
まぁ鵜呑みにするのもアレだが (スコア:0)
「間違いが含まれる」と「間違っている」は結構違うからなぁ。
> 主要なマニュアルや最新の科学的発見と比較すると、重大な不一致がある
10年くらい前の百科辞典でも、九割とはいかなくとも結構酷いんじゃないか、と妄想。
Re:まぁ鵜呑みにするのもアレだが (スコア:2)
古い、つまり昔のスタンダードに準拠しやすい、というのがWikipediaの特徴かもしれないですね。一般向け文書が最新情報にアップデートされるのに、軽く10年遅れても不思議ではないし、それを一般読者が目にして普及するのにさらに時間がかかる。