uruyaの日記: 登別カムイヌプリ~鷲別岳(室蘭岳)縦走 その2 3
13:06 鷲別岳山頂標識
鷲別岳山頂。鷲別からの登山道は軽いハイキングコースなので、軽装の人を含む登山客がひっきりなしに登ってくる。カムイヌプリ側では2、3組としかすれ違わなかったのに、えらい違い。
山頂標識の向こう側に踏み後がついており、何だろうと思って後で調べたら、北面から登るコースらしい。笹薮に覆われている上級者向けコースでガイドにも未記載。
13:08 鷲別岳山頂の鐘
鷲別岳の鐘。来る人来る人、みんなカランカラン鳴らしてて笑った。うるせえっつーのw
13:09 洞爺湖遠望@鷲別岳山頂
13:10 東室蘭市街@鷲別岳山頂
広間になっている三角点地点で休憩。周囲を撮影。地形がなだらかな丘状になっていて笹原で覆われ、見通しはよくない。東室蘭付近の海岸は比較的よく見えた。西側に洞爺湖が湖面をうっすら覗かせているが、はっきりとはわからない。全体に残念な景色である。
10分ほど休んでいると山頂の人口密度が高くなってきたので、早々に退散する。
14:35 カムイヌプリふたたび
カムイヌプリまで戻ってきた。けっこう足にきている。ここからさらに急坂を下らねばならないのだが…
山頂からの景色はやはりカムイヌプリに軍配があがる。鷲別岳は山頂よりも稜線からの展望がよいのだ。
15:08 鎖場
七合目付近にある鎖場。このコース唯一の難所と言っていいだろう。画像で見るとたいして高くなさそうだが、5〜6メートルある。後ろ向きに下りていくのはそれなりに怖いが、高所恐怖症が発現するほどではなく、この程度までは楽しい範疇だ。
15:50 下山
下山。すでに駐車スペースはからっぽ。今現在この山域にいる人間は自分だけ。
もう30分遅かったら暗くなってくるところだった。まあカムイヒュッテから手前はヘッドランプさえあれば問題ない道ではある。それよりも林道のほうが危ない。下手すると車ごと転落しかねない。
このあとはもちろんメシ&温泉。
16:15 ソーダ食堂
幌別のはずれに位置する大衆食堂。変な店名だが、近くにソーダ工場があることに由来する。
通常の3倍というジャンボメニューが名物で、カツ丼、豚丼、カレーライス、チャーハン、焼きそばのラインナップ。初見かつ胃の調子もベストではないので、このうち最も楽に食えそうなジャンボカレーを選択。カレーは飲み物。
配膳されたブツを見ると、なるほどこれは3倍だ。わかりやすく3倍。ライス型で整形された山が3つ、ルーの海に浮かんでいる。この山、かなりぎゅうぎゅうに詰められていて、見た目以上の量。まず間違いなく半合以上はあり、3倍すると、おそらく全体で飯2合超だ。
ルーはなかなか辛い。具は牛肉、たまねぎなど。安心のルーカレー。カレーはまずはずれがない。
1070円という価格は微妙なところ。確かに量に比しては安いが、それほどお得感はない。通常のメニューもボリュームがあるようなので、ジャンボメニューにチャレンジするかは、胃の調子と考え方次第かと。
皿が赤かったら笑ったのだが、そんなネタではなかった。
17:10 登別カルルス温泉 鈴木旅館
登別温泉から10kmほど内陸へ入った場所に、登別カルルス温泉がある。有名で訪問者が多い登別温泉とは異なり、ひっそりとした山奥にある温泉場だ。今回はそのうちの一軒、鈴木旅館へ立ち寄り。
無色透明無味無臭の単純泉。Ph7.0。ほぼ真水と言ってもいいかもw 成分は薄いが、湯量豊富で潤沢に掛け流されている。内湯のみだが、かけ湯、中温湯、高温湯、気泡風呂、打たせ湯とバリエーションが豊富で飽きない作り。
源泉高温のため加水あり。高温湯だけは源泉100%で、表示は42度とあったが、とてもじゃないがそんな温度じゃない。どう考えても46度はありそう。熱くて1分も入ってるとのぼせてしまう。道南か!(道南の温泉は高温で有名)
体を冷ましては気泡風呂や打たせ湯であたためなおし、高温湯に短時間つかる。何度か繰り返していたが、そのうちのぼせてきたので早々にあがる。くそう、温泉では長湯が信条なのに。
ちょうど時をおなじくして温泉ブロガーがここのレポをアップしていたが、高温湯で43度、中温湯38度だったとのこと。温度計で計測している人なので正確な数字だろうけど、いやいや、自分が入ったときは絶対にそんな温度じゃなかった。時間帯などによって変動があるのだと思う。
21:00 自宅着
とっぷり日が暮れていたので、峠を避けて帰りも36号ルート。それなりの交通量で、あまり距離は稼げない。異常に足が攣って難儀した。
帰って新聞を読んでいると、御主人がむりやり上に乗ってくる。な、何をなさいます。
「新聞とあれば乗らなければならないにゃ」
テレビを一切見なくなったので、ニュースを知るため数年来に新聞をとることにしたのです。これだけの期間を経ても習性が戻るのは一瞬ですか。
「乗らずにはおれないのにゃ」
「猫を猫たらしめるところであるいわゆるひとつのアイデン&ティティなのにゃ」
三つ子の魂百までですな。
「ちょっと違うにゃ」
[まとめ]
GPSトラック
沿面距離 11.681km
所用時間 05:25:30
累積標高 1228m
走行距離 289.8km
交通費 ガソリン代(推定18リッター)
食費 1070
入浴費 500
飲物等 78*3+196+150
合計費用 \2,150- +ガソリン代(推定2,520)
[反省点]
・出発がおそすぎる。日没が早い時期なのを考慮しないといけない。
[感想等]
・俺的夏山シーズンはこれで終了。
・来シーズンは前乗りテン泊で行きたい。そうそう4時起きできない。
・展望台が完成したら藻岩山に登るかも。たぶん年末。天気がよい日があれば。
ジャンボカレー (スコア:1)
ジャンボカレーの見事な3倍振りに笑いましたw
来年か再来年あたり、函館→札幌を自転車で走破してやろうと計画しているのですが、
洞爺湖から中山峠方面を抜ける予定のため幌別まで行けないのが残念です。
Re:ジャンボカレー (スコア:1)
ああ、いいですねえ。
そのルートだと静狩峠と中山峠が文字どおり山場ですね。大沼周辺とルスツ手前も地味に標高差あるかな。
ルート上の大盛り情報なら豊富にご用意できますw
Re:ジャンボカレー (スコア:1)
これは心強い。自転車に乗ってると腹減り度が異常なので大盛がありがたいですw
中山峠周辺だとへろへろになっているはずですので、洞爺湖周辺あたりがいいですw
しかしいろいろなところに行っていて羨ましい限りです。