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という命題についてはどう思う?
少なくとも20年~30年前の翻訳ものだけしか読まない偏った読書をしていると、普通のw 日本語書物が妙に新鮮に感じられるというかなんというか、今まで読んでたのは何だったんだ?感が感じられた。やっぱ偏るとだめだと思う。
シリーズものだと・DUNEシリーズ・デュマレストサーガ・ダーコーヴァ年代記・「宇宙大作戦」各種w
みたいなのを読み漁ってた。シリーズもの以外だとその時期のSFマガジンとかに紹介されたものを拾って買ってた。時期と雰囲気は伝わるかな。
で、友人から借りた「戦闘妖精雪風」を読んで「なにこれ面白い!!」さらに「航空宇宙軍史」で「なにこれ面白い!!!」日本発のSFを読んで「なにこれ読みやすい!!」が最初の印象だったかな。
グインサーガ読み始めたのもその頃か(ウォーゲーム誌 TACTICSで紹介されたのを見て)。個人的にはグインも十分ラノベだったけれど、「スレイヤーズ」を呼んだ時の「ライト感」は半端なかった。漫画かとw
昔の方のやつね。
イメージ的には「ページの端まで文字があった」感じがしてます。まだ実家行けばありますが……。(今持ってるのは新訳版の方)
指輪物語はSFじゃないだろ。
そうそう、あえて出すならパーンの竜騎士
もしくはムアコックのエターナルチャンピオンシリーズだな。
パーンの竜騎士もだけどハヤカワ文庫FTではなくて、ちゃんとハヤカワ文庫SFだというオチがつく。
パーンの竜騎士はカテゴライズがSFな時点で少しネタバレ成分が漏れ出てるんだよなぁww
読解力が身についたかどうかは不明だが、より面白く読むために宇宙物理なんかの本もよく読んだ。
ファンタジー小説からアステカ神話やケルト神話、ギリシャ神話に興味をもった人も多いんじゃないかな。
SFも落語も、嘘と偽と真(かもしれない)情報を切り分けるスキルが多少身につくはず。#そして妄想は果てしなく膨らんでしまう。
おーそーいえば、「熱膨張って知ってるか?」 [atwiki.jp]の話を思い出した。コレ書いてる作者が理解してなかったというオチ。
少なくとも、SFとしてはこれは許されないミスだ。ラノベの日常はSFの非常識。
それって作中の登場人物が発した言葉ですか?だとしたら、その登場人物の認識ミスまで込みで読むとおもしろいんじゃないかな?表の文ではそう書かれてても、実際は別の理由で成り立ってるとか。もしくは他の誰かが干渉した結果で実は後に続く伏線だったりとか、その作中の物理法則自体がねじ曲がってるとか?
# その作品は読んでないので的外れかも知れないけど
単に作者の知識不足なだけなので、実際に読むとレベルの低さに膝から崩れ落ちるような文章です。こんなのがラノベ界のトップなのかってね。
まぁマンガやアニメ化などメディアミックスされた作品だとちょっと事情が異なるかと。ラノベは単に文章だけで読んだら戦闘シーンはほんとイメージし難い。異能バトルだと余計に何してるのか分からんし。挿絵でそれなりにイメージは付くけど、それじゃちと弱い。でも、一度アニメのように動く描写で映像化されるとすごくイメージしやすくなるんだよね。
だからこの手の作品はアニメも含めて見ることで、流行ってる理由が分かるのかなぁと思う。バトルモノは特に。文章表現の限界をメディアミックスで補ってるというかそんなとこじゃないかな?
かまちーに限らず物語シリーズ(物語と題につけていながらキャラ同士の掛け合いしかないストーリー性の薄さが人気)の西尾維新もそうだが、SFに比べると知識量はえらく薄っぺらい。だがそれは読者にも問題があるっつーか、知識量の分厚い読み物を読めない層が対象だからね。ハードSFみたいなのを食べさせると下痢起こしてそのまま死んでしまう層なんだわ。
> その登場人物の認識ミスまで込みで読むとおもしろいんじゃないかな?これって推理小説で、名探偵が致命的な推理ミスをしてるようなもんなんだけど?
コナン君で言えば、小五郎のオジサンがどんだけマヌケな間違いをしてもギャグですまされるし、園子が的外れな指摘をしていても「まあ園子だし」で良いんだけど,コナンが間違った推理をして、無実の人間を誤認逮捕し、毎回真犯人を取り逃してるとしたら、それは推理物としては破綻してると言えるのでは。#「金田はじめの事件簿」みたいな、推理物フォーマット
児童の頃欧米のSF小説翻訳シリーズをよく読んでたんだが、作中設定で太陽系外惑星だけど放射線のおかげで暖房が要らないとか、そもそも海王星人・冥王星人が居たりとか割と滅茶苦茶なものも多かったけど、あれってSFじゃなくてラノベの類だったのか…。# 熱膨張の件に関しては、編集にSF(若しくはミリタリー)系の人間が居なかったのも問題だったんじゃないかとは思う…。
今このときにおいて、ラノベは出版社のレーベルのカテゴリ名、SFはジャンルもしくは物語のフレーバー(舞台とかガジェットとか)の問題。若い子たちが読みやすい文体で書かれていて表紙イラストがソレっぽい(ってどんなだ)ものは中身がSFだろうとミステリだろうと歴史小説だろうと日記モノであろうと純文学であろうとラノベ。科学考証がしっかりしてなくても、ある未来科学・架空科学が社会や生活に及ぼす影響が描写されていなくても、宇宙やワープやビームやロボが出てきたらSF。((推理ではなく)殺人事件が出てきたらミステリだったり逃亡して追われる場面があったらサスペンスだったり……)「SFじゃなくてラノベの類」なんて分け方は無い。
> 作中設定で太陽系外惑星だけど放射線のおかげで暖房が要らないとか、そもそも海王星人・冥王星人が居たりとか割と滅茶苦茶なものも多かったけど、あれってSFじゃなくてラノベの類だったのか…。
SF風味のラノベというか、ライトなSFなんてのもあることはある。スペースオペラなんかはそうであることも少なくない。
ただしそういうのはSFの中でも「サイエンス」の部分が非常に希薄で、「SFらしくないSF」なので、もし「それがSFだ」と思ってるなら、単なる誤解だと忠告しておく。
>編集にSF(若しくはミリタリー)系の人間が居なかったのも問題だったんじゃないかとは思う…。編集にそこまで求める「作者」ってのはいかがなものだろう。ネタ探しが必用なら自分でやれと。できないなら金を出して人を雇ってもいい。その辺の事情に詳しい友だちを作るのもありだ。
でも間違いだらけの文章を書いておいて、後で編集が直してくれるのに期待するなら、作家なんてやめた方がいいんじゃないかな。
ツッコミはする。
たとえば「ここで犯人がナイフを持ち出してるけど、そのナイフはいつどこで入手したの?書かれてないんだけど。」「密室の鍵のスペアは執事が持ってて、彼のアリバイが弱いけど大丈夫?」くらいの、本人が見落とし勝ちな重箱の隅ならまあ分かる。
しかしメインとなるトリックのアイデアや世界感、基本設定まで出してもらおうと期待してるなら、作者はもういっそ作家を辞めた方が良い。或いは編集者ではなく「原作者」として参加してもらうかだな。作者はそんなものを当てにしちゃいかんよ。作家の責任逃れの言い訳としては最低だ。
しかも仮にメインのトリックや基本設定に致命的な間違いがあってちゃぶ台返しが発生した場合は、作品全部を書き直す必用があるからね。作り直し作業は非現実的だろう。
「スペキュレイティブ・フィクション (Speculative Fiction) とは、さまざまな点で現実世界と異なった世界を推測、追求して執筆された小説などの作品を指す語。」 (wikipediaより)異世界ラノベなどはコレかねえ
その手の翻訳物っていわゆるスペースオペラ系(キャプテンフューチャーやレンズマン、スカイラークシリーズ)じゃないかなぁ。だとしたら、書かれたのがいつかまで考えるとしょうがないかも。
俺が今挙げたの全部1940年頃に書かれているんだもの。
とある推理小説で
周辺に低いビル(例:80m)しかないのに、高いビル(100m)から落ちた破損状態の落下死体を発見。飛行物の目撃情報はなし。
答:低いビルからロープを張ってロープ沿いに斜めに(100m)落とした
位置エネルギーェ・・・これを読んだのはコミカライズ版で、つまりコミカライズされるほど人気があったということ・・・
とある推理小説で体重120kgくらいの巨漢を首吊りに見せかけて殺すという話があって、天井付近のパイプにロープをかけて反対端を引っ張って吊り上げた。犯人は標準体型の女性なんだけど、どうやって吊り上げたかは不明。ちなみに発覚したのは、踏み台がなかったから。こういう話にツッコミを入れない編集者ってのはどうなんだろうと思った。
とある推理小説で周辺に低いビル(例:80m)しかないのに、高いビル(100m)から落ちた破損状態の落下死体を発見。飛行物の目撃情報はなし。答:低いビルからロープを張ってロープ沿いに斜めに(100m)落とした位置エネルギーェ・・・これを読んだのはコミカライズ版で、つまりコミカライズされるほど人気があったということ・・・
とある推理小説なぞ読んでると、こういう国語力しか身につかない事を実証してくださったのですか?
とある漫画で、
・被害者は校庭の真ん中で倒れていた。既に心臓の鼓動は停止。・雨でぬかるんでいたのに、周りには足跡が無い。・そして第二の犠牲者が。解剖したが不信な点は無かった。 → これは一種の密室殺人!?というのがあって、
・第一の犠牲者は上からおちてショックで気絶してただけ。・彼の心臓は連続的に動作するので、鼓動は無い。・第二の犠牲者は気が遠くなってただけ。・解剖はしたけど、検屍したとは言って無い。(叙述トリック?w)というオチだった。SF風味入りギャグ漫画だからいいが、推理ものならふざけるなだな。
#「落ちてきたって、見渡す限り何もないのに、いったいどこから?」→ 衛星軌道にある宇宙船から
宇宙家族的世界ならそれもアリでしょう!(基本ギャグだし)
件の作者はリアル幻想殺しによる男女平等パンチの刑に処されたので(多分)大丈夫です…。
おかしな設定が出てきても拒否反応が起こらないようになるSFのあとに出てきたメタフィクションやマジックリアリズムの類を読む際に必須の耐性
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SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:0)
という命題についてはどう思う?
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:1)
少なくとも20年~30年前の翻訳ものだけしか読まない偏った読書をしていると、
普通のw 日本語書物が妙に新鮮に感じられるというかなんというか、今まで読んでたのは
何だったんだ?感が感じられた。やっぱ偏るとだめだと思う。
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:1)
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:2)
シリーズものだと
・DUNEシリーズ
・デュマレストサーガ
・ダーコーヴァ年代記
・「宇宙大作戦」各種w
みたいなのを読み漁ってた。シリーズもの以外だとその時期のSFマガジンとかに紹介されたものを拾って買ってた。
時期と雰囲気は伝わるかな。
で、友人から借りた「戦闘妖精雪風」を読んで「なにこれ面白い!!」
さらに「航空宇宙軍史」で「なにこれ面白い!!!」
日本発のSFを読んで「なにこれ読みやすい!!」が最初の印象だったかな。
グインサーガ読み始めたのもその頃か(ウォーゲーム誌 TACTICSで紹介されたのを見て)。
個人的にはグインも十分ラノベだったけれど、「スレイヤーズ」を呼んだ時の「ライト感」は
半端なかった。漫画かとw
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:1)
どう考えても虫眼鏡が必要なあの本は確実に目悪くなるだろ
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:2)
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:1)
昔の方のやつね。
イメージ的には「ページの端まで文字があった」感じがしてます。
まだ実家行けばありますが……。
(今持ってるのは新訳版の方)
Re: (スコア:0)
指輪物語はSFじゃないだろ。
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:1)
そうそう、あえて出すならパーンの竜騎士
Re: (スコア:0)
もしくはムアコックのエターナルチャンピオンシリーズだな。
パーンの竜騎士もだけどハヤカワ文庫FTではなくて、ちゃんとハヤカワ文庫SFだというオチがつく。
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:1)
パーンの竜騎士はカテゴライズがSFな時点で少しネタバレ成分が漏れ出てるんだよなぁww
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:1)
Re: (スコア:0)
読解力が身についたかどうかは不明だが、より面白く読むために宇宙物理なんかの本もよく読んだ。
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:2)
ファンタジー小説からアステカ神話やケルト神話、ギリシャ神話に興味をもった人も多いんじゃないかな。
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:1)
SFも落語も、嘘と偽と真(かもしれない)情報を切り分けるスキルが多少身につくはず。
#そして妄想は果てしなく膨らんでしまう。
Re: (スコア:0)
おーそーいえば、「熱膨張って知ってるか?」 [atwiki.jp]の話を思い出した。
コレ書いてる作者が理解してなかったというオチ。
少なくとも、SFとしてはこれは許されないミスだ。ラノベの日常はSFの非常識。
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:1)
それって作中の登場人物が発した言葉ですか?
だとしたら、その登場人物の認識ミスまで込みで読むとおもしろいんじゃないかな?表の文ではそう書かれてても、実際は別の理由で成り立ってるとか。
もしくは他の誰かが干渉した結果で実は後に続く伏線だったりとか、その作中の物理法則自体がねじ曲がってるとか?
# その作品は読んでないので的外れかも知れないけど
Re: (スコア:0)
単に作者の知識不足なだけなので、実際に読むとレベルの低さに膝から崩れ落ちるような文章です。
こんなのがラノベ界のトップなのかってね。
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:1)
まぁマンガやアニメ化などメディアミックスされた作品だとちょっと事情が異なるかと。
ラノベは単に文章だけで読んだら戦闘シーンはほんとイメージし難い。異能バトルだと余計に何してるのか分からんし。
挿絵でそれなりにイメージは付くけど、それじゃちと弱い。
でも、一度アニメのように動く描写で映像化されるとすごくイメージしやすくなるんだよね。
だからこの手の作品はアニメも含めて見ることで、流行ってる理由が分かるのかなぁと思う。バトルモノは特に。
文章表現の限界をメディアミックスで補ってるというかそんなとこじゃないかな?
Re: (スコア:0)
かまちーに限らず物語シリーズ(物語と題につけていながらキャラ同士の掛け合いしかないストーリー性の薄さが人気)の西尾維新もそうだが、SFに比べると知識量はえらく薄っぺらい。
だがそれは読者にも問題があるっつーか、知識量の分厚い読み物を読めない層が対象だからね。
ハードSFみたいなのを食べさせると下痢起こしてそのまま死んでしまう層なんだわ。
Re: (スコア:0)
> その登場人物の認識ミスまで込みで読むとおもしろいんじゃないかな?
これって推理小説で、名探偵が致命的な推理ミスをしてるようなもんなんだけど?
コナン君で言えば、小五郎のオジサンがどんだけマヌケな間違いをしてもギャグですまされるし、
園子が的外れな指摘をしていても「まあ園子だし」で良いんだけど,
コナンが間違った推理をして、無実の人間を誤認逮捕し、毎回真犯人を取り逃してるとしたら、
それは推理物としては破綻してると言えるのでは。
#「金田はじめの事件簿」みたいな、推理物フォーマット
Re: (スコア:0)
児童の頃欧米のSF小説翻訳シリーズをよく読んでたんだが、作中設定で太陽系外惑星だけど放射線のおかげで暖房が要らないとか、そもそも海王星人・冥王星人が居たりとか割と滅茶苦茶なものも多かったけど、あれってSFじゃなくてラノベの類だったのか…。
# 熱膨張の件に関しては、編集にSF(若しくはミリタリー)系の人間が居なかったのも問題だったんじゃないかとは思う…。
Re: (スコア:0)
今このときにおいて、ラノベは出版社のレーベルのカテゴリ名、SFはジャンルもしくは物語のフレーバー(舞台とかガジェットとか)の問題。
若い子たちが読みやすい文体で書かれていて表紙イラストがソレっぽい(ってどんなだ)ものは中身がSFだろうとミステリだろうと歴史小説だろうと日記モノであろうと純文学であろうとラノベ。
科学考証がしっかりしてなくても、ある未来科学・架空科学が社会や生活に及ぼす影響が描写されていなくても、宇宙やワープやビームやロボが出てきたらSF。
((推理ではなく)殺人事件が出てきたらミステリだったり逃亡して追われる場面があったらサスペンスだったり……)
「SFじゃなくてラノベの類」なんて分け方は無い。
Re: (スコア:0)
> 作中設定で太陽系外惑星だけど放射線のおかげで暖房が要らないとか、そもそも海王星人・冥王星人が居たりとか割と滅茶苦茶なものも多かったけど、あれってSFじゃなくてラノベの類だったのか…。
SF風味のラノベというか、ライトなSFなんてのもあることはある。スペースオペラなんかはそうであることも少なくない。
ただしそういうのはSFの中でも「サイエンス」の部分が非常に希薄で、「SFらしくないSF」なので、
もし「それがSFだ」と思ってるなら、単なる誤解だと忠告しておく。
>編集にSF(若しくはミリタリー)系の人間が居なかったのも問題だったんじゃないかとは思う…。
編集にそこまで求める「作者」ってのはいかがなものだろう。
ネタ探しが必用なら自分でやれと。できないなら金を出して人を雇ってもいい。
その辺の事情に詳しい友だちを作るのもありだ。
でも間違いだらけの文章を書いておいて、後で編集が直してくれるのに期待するなら、
作家なんてやめた方がいいんじゃないかな。
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:2)
誤字脱字を増やすの仕事が編集なのはスラドだけ。
Re: (スコア:0)
ツッコミはする。
たとえば
「ここで犯人がナイフを持ち出してるけど、そのナイフはいつどこで入手したの?書かれてないんだけど。」
「密室の鍵のスペアは執事が持ってて、彼のアリバイが弱いけど大丈夫?」
くらいの、本人が見落とし勝ちな重箱の隅ならまあ分かる。
しかしメインとなるトリックのアイデアや世界感、基本設定まで出してもらおうと期待してるなら、
作者はもういっそ作家を辞めた方が良い。或いは編集者ではなく「原作者」として参加してもらうかだな。
作者はそんなものを当てにしちゃいかんよ。作家の責任逃れの言い訳としては最低だ。
しかも仮にメインのトリックや基本設定に致命的な間違いがあってちゃぶ台返しが発生した場合は、
作品全部を書き直す必用があるからね。作り直し作業は非現実的だろう。
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:2)
少なくとも気がついたのに突っ込まない、というのはない。
ラノベレーベルではそこらは期待できないけどね。
誤字脱字多過ぎ。
あの状態で「小説ってこんなもん」と思われて、
その枠での再生産が繰り返されるのは危険かなあ、とは思う(なろうとかで)。
すでに、第4回ハヤカワSFコンテストの選評で危惧されている事態になっているのかもしれない。
読む方には技術はいらないが、書く方には小説技術に対して真摯になる必要があるのである。
そのあたり、あなたのいう「作家の責任逃れの言い訳としては最低だ。」というのも至極当然ではある。
ダメ作家にダメ出しして世に出さないのもあそこらへんの人の仕事ですよ、というニュアンスでとらえてくれたら。
Re: (スコア:0)
「スペキュレイティブ・フィクション (Speculative Fiction) とは、さまざまな点で現実世界と異なった世界を推測、追求して執筆された小説などの作品を指す語。」 (wikipediaより)
異世界ラノベなどはコレかねえ
Re: (スコア:0)
その手の翻訳物っていわゆるスペースオペラ系(キャプテンフューチャーやレンズマン、スカイラークシリーズ)じゃないかなぁ。
だとしたら、書かれたのがいつかまで考えるとしょうがないかも。
俺が今挙げたの全部1940年頃に書かれているんだもの。
Re: (スコア:0)
とある推理小説で
周辺に低いビル(例:80m)しかないのに、高いビル(100m)から落ちた破損状態の落下死体を発見。飛行物の目撃情報はなし。
答:低いビルからロープを張ってロープ沿いに斜めに(100m)落とした
位置エネルギーェ・・・
これを読んだのはコミカライズ版で、つまりコミカライズされるほど人気があったということ・・・
Re:SFばかり読んでいて読解力は身につくか (スコア:1)
とある推理小説で体重120kgくらいの巨漢を首吊りに見せかけて殺すという話があって、
天井付近のパイプにロープをかけて反対端を引っ張って吊り上げた。
犯人は標準体型の女性なんだけど、どうやって吊り上げたかは不明。
ちなみに発覚したのは、踏み台がなかったから。
こういう話にツッコミを入れない編集者ってのはどうなんだろうと思った。
Re: (スコア:0)
とある推理小説で
周辺に低いビル(例:80m)しかないのに、高いビル(100m)から落ちた破損状態の落下死体を発見。飛行物の目撃情報はなし。
答:低いビルからロープを張ってロープ沿いに斜めに(100m)落とした
位置エネルギーェ・・・
これを読んだのはコミカライズ版で、つまりコミカライズされるほど人気があったということ・・・
とある推理小説なぞ読んでると、こういう国語力しか身につかない事を実証してくださったのですか?
Re: (スコア:0)
とある漫画で、
・被害者は校庭の真ん中で倒れていた。既に心臓の鼓動は停止。
・雨でぬかるんでいたのに、周りには足跡が無い。
・そして第二の犠牲者が。解剖したが不信な点は無かった。
→ これは一種の密室殺人!?
というのがあって、
・第一の犠牲者は上からおちてショックで気絶してただけ。
・彼の心臓は連続的に動作するので、鼓動は無い。
・第二の犠牲者は気が遠くなってただけ。
・解剖はしたけど、検屍したとは言って無い。(叙述トリック?w)
というオチだった。
SF風味入りギャグ漫画だからいいが、推理ものならふざけるなだな。
#「落ちてきたって、見渡す限り何もないのに、いったいどこから?」→ 衛星軌道にある宇宙船から
Re: (スコア:0)
宇宙家族的世界ならそれもアリでしょう!(基本ギャグだし)
Re: (スコア:0)
件の作者はリアル幻想殺しによる男女平等パンチの刑に処されたので(多分)大丈夫です…。
Re: (スコア:0)
おかしな設定が出てきても拒否反応が起こらないようになる
SFのあとに出てきたメタフィクションやマジックリアリズムの類を読む際に必須の耐性