nidak 曰く,"本家発。BBC Newsが、電波ではなく光を利用し我々にコンタクトしようとしているET(っていうかエイリアン)を探す、SETIの新しい試みを報じているぞ。ところで昔、自分のかよっていた大学の教授が言っていたのだけれど、「エイリアンが我々と同じスピードで生活しているとは限らない、彼等が『こんにちは』をいうのに3時間必要だとしたら、我々はそれを言われていることに気付かないかもしれない。」といった事態をSETIは考慮しているのかな?"
宇宙人も (スコア:3, 興味深い)
There is no spoon.
Re:我々より遅いってこたぁないでしょう (スコア:3, 参考になる)
生命はすべて化学反応と化学結合を使う、と仮定すれば、化学結合の強さなんてだいたいどれも似たようなものだから、動作速度と動作温度はだいたい対応する(アレニウスの式)。しかし一方で、温度は安定性と多様性とのバランスをも支配しているから(ボルツマン分布)、あまり低温だといくら時間をかけても最安定な物質しかできないしあまり高温だとぐちゃぐちゃになる。というわけで、生物の動作温度の分布はそれほど広くはないはず。したがって、生物の動作速度の分布もそれほど広くないはず。
化学反応の代わりに核力のような強い力や重力のように弱い力を用いた生命って、あるのだろうか。ただ、それらはそれ固有の動作温度や動作速度を持ってるのだろうけど。
Re:それはそうと (スコア:2, 参考になる)
>それはそうと、地球からエイリアンに向かって信号を発信する試みってあるんですか
1974年と1984年の二度に渡ってエイリアンに向けて通信を行っています
このリンクの下のほう参照
SETIは基本的にはエイリアンが、彼ら以外の知的生命体(彼らにとってはエイリアン)に対して発した通信を拾うっていうよりも、広く彼らの星間通信を拾うってところがメインっぽい気がするです
#違ってたらごめんなさい
我々より遅いってこたぁないでしょう (スコア:2, すばらしい洞察)
いろんなパラメータをできるだけ精密に測定する時、 時間軸だけ突出して精度良く測定できるのは、 裏返すと我々が超スローだという事を示唆している。
Re:エイリアンの生活スピード (スコア:2, 参考になる)
逆のパターンで、ロジャー・ゼラズニイの短編「超緩慢な国王たち」(「伝説の書に捧げる薔薇」収録)ってのもありました。
Re:それはそうと (スコア:2, 参考になる)
アレシボ天文台から、球状星団M13に向けて発信されたものですね。
(ドナルド・モフィットの「創世伝説」を思い出す…)
いろんなヤツラがいるさ、きっと。 (スコア:2, すばらしい洞察)
一方で、それだけじゃ我々より遅いヤツラが居ない
と言える理由には、ならないっすね。
現に地球にも我々よりかなり遅い神経システムの
生物が一杯いるわけで。
ま、神経なんて概念がどんだけ異性人(人なのか?)に
意味があるのか謎ですし、考え出したら多分
想定しないとならない定義域は広がることは有っても
狭まることはないでしょう。
なにせ相手がいかなるものなのかは
(地球の)誰も知らないのだから。
そういや新井素子「星から来た船」に、相手が
目の前に存在するのに意思疎通手段が全く判らぬまま
2つの生命体群(一方は所謂地球人たち)が
膠着状態に陥る、っていう話があったな(^^;
なにせ相手が敵(意が有る)か否かすら
測定手段が無いという…
ま、取り敢えずは、直感的(=狭い)にコレと思った定義域を
観測してみる、それで飽きたら(笑)次の定義域、ってな
とこじゃないですかね。何万年かかるか不明だけど、
まぁ気長にやってくれや。俺たちゃその元年を目撃した
という栄誉(?)くらいで満足しとくからさ。
余談:
同じく「星へ行く船」で、秘密と秘密を運ぶ自分の身とを
同時に「守る」ための最高の手段として、
その秘密を大衆に暴露しちまう(あれはTV局乗っ取りだったな)
ってのが有ったね。
俺、あれを読んだときに、FREEって概念を知った気がする。
今(?)風に言えばInformationWants2bFree。
もう10年以上も前。
金属板はパイオニア (スコア:2, 参考になる)
ボイジャーに載せたのは金メッキした銅製のアナログレコードで、自然音、各種音楽、55ヶ国語での挨拶(日本語)、アナログエンコードされた115の画像が記録されていました。針とカートリッジも載せたようです。
Re:いろんなヤツラがいるさ、きっと。 (スコア:2, おもしろおかしい)
> 意味があるのか謎ですし
意味があるらしいっす。
私はよく「あなたって、っっっんとに無神経!」、
って、異*性*人に言われるっす。
あんまり極端に遅いと (スコア:2)
あんまり極端に動作が遅い生命形態だと、惑星系の一生のあいだに進化しきれないので、少なくとも「高等」生命で極端に遅い(たとえば人間の10^10倍遅いとか)のは考えにくいんじゃないかな。
え?宇宙生命? 宇宙も始まってたかが数百億年くらいだしなあ。
Re:スペクトラム拡散 (スコア:2, 参考になる)
あと、重力波通信とか。
これはまだ実現されていないけど、超弦理論のよっ
て予言されている、コンパクト化された6次元時
(?)空間を伝播する素粒子を利用した通信とか。
これだと、通常空間と比べると相当な超光速通信が
実現できる。
もちろん、コンパクト化された6次元時空間内でも
光速を超えることはできないかも知れないが、それ
でも閉じていれば最大でも直径数センチの大きさし
かないとされる空間では光が移動するのは一瞬といっ
てもよい。
もっとも、
どうやってこの空間にアクセスするかが一番の問題
だが…。
masamic
光と電波 (スコア:1, 参考になる)
光と電波って、波長の違いだけだったような気が....
地球外の生物だと、どっていもでどーでもよかったりする、ってこたぁないかい?
Re:光と電波 (スコア:1)
エイリアンの生活スピード (スコア:1)
あぁロバート・L・フォワードの「竜の卵」を思い出した。
それはそうと (スコア:1)
Kiyotan
べんとら べんとら すぺえす ぴいぷる (Re:それはそ (スコア:1)
Re:それはそうと (スコア:1)
そのオンオフで二値平面画像を伝送する試みというのが あったはずです。
宇宙人はいるだろうかの1974年の実験がそれかもしれません。
Re:それはそうと (スコア:1)
Kiyotan
スペクトラム拡散 (スコア:1)
ET: え?まさか、アンタら使ってなかったとは思わなかったぜ!
// kraymor
シリコン生命の可能性も (スコア:1)
#宇宙刑事にしたって蒸着以外、そんなに速いわけではないようですし =)。
Mc.N
しかしですな (スコア:1)
体感時間っていうのかな?あるじゃない
ねずみから見れば象は究極にノロイ生物だし
象から見ればねずみは早すぎて手におえないだろうし
ま、そんな感じってことで
ほとんどオフトピックだが (スコア:1)
ハエや蚊にしてみれば、人間が自分を叩こうとしてもすげーゆっくりと手を下ろしているようにしか見えないというのをNHK教育でやってたBBCのサイエンスドキュメンタリーで見た事がある。
--
10 beep
20 goto 10
Re:いろんなヤツラがいるさ、きっと。 (スコア:1)
ある有機体が進化の過程で何らかの理由によって,コミュニケーション手段として俗に言う"第6感"を選択していた場合,我々との会話手段がありません.(会えれば文字とゆう手段がありますが)
もし"彼ら"の技術レベルが高ければ,我々の電波を翻訳できる可能性があります.
結局,少なくとも我々の知能レベルや,科学技術レベルと同等でないと,コミュニケーションは難しいし,そのような有機体でないと存在確認は難しいと思います.
運良く"彼ら"の電波を拾ったとしても,返信してそれが届く頃には"彼ら"は滅亡していたという可能性大と踏んでます.(逆の可能性の方が高いかも?!)
Good Day Sir !
Re:いろんなヤツラがいるさ、きっと。 (スコア:1)
是非報告してください。
その異*性*人の信頼と引き換えに
他の人類から賞賛されるかも知れません。
和訳:パッチ歓迎しますm(_)m(ぉ
Re:いろんなヤツラがいるさ、きっと。 (スコア:1)
技術はやっぱり、ベクトルっすよ。方向性を加味しなきゃ。
高い低いなんて考えが出来るとは限らないようなものっすよ。
というか、それを変だと思ってしまったが最後、
前述の「定義域」が(人間にとって(笑))収拾つかないくらいに
広がってしまうんで、敢えて考えないことにしてる、
っていう人間が多いんじゃないかと邪推してるんだけど、
スラドみたいなところでこれといった拘束もなく喋る場合には
そういう光速問題は抜きにして考えたいなあ。
「技術」なんか持っていない鷹は、
飛ぶこと(の器用さ)と視力に関しては
人間の想像(^^;を絶する能力(技術と呼ぶかな)を
既に持っているんだし。
きっとその高い視力で夜空を見上げて
とっくの昔に木星の輪とかに気付いていたかも知れない。
あ。普通の鷹は夜目は利かないなあ(笑)
あ。上のほうで「素晴らしい洞察」を頂いたみたいですが、
その栄誉は全部俺の母に委譲します。
こういう「発想のひっくり返し方」は母に教わったので。
というか宇宙人ネタは丸々受売りです。
半世紀も前からこんなことを夢想(笑)してたらしい母に感謝。
Re:我々より遅いってこたぁないでしょう (スコア:1)
なんてなネタがあったそうですね。
それを生命と呼んでいいかどうかと、
それが成す「文明」を文明と呼んでいいかどうか、とは
別問題かも。
あ。忘れてた。信号の類が、なにも「文明」から発せられる
とは限らないよなあ。
クジラの雄たけびは海中を数千キロ(!)も伝わるそうですが、
同様に、生まれながらにヒネリなしに宇宙に雄たけびを
伝える能力がある「生命」もいるかも知れないし。
地球風に考えるなら例えば長波で叫ぶ生命とかさ。
あと、化学を前提とするとしても、
上記説明って所謂(俺も詳しくないですが)「進化論」を
前提としてる説明ですよね?
生命の現れ方はあれしか無いんだろうか?という疑問も。
勿論これも定義域問題なんですけど(^^;
てゆーかアレかな?「化学」ってことは絶対零度よりずっと高く
プラズマよりずっと低いタカの知れた温度範囲だ、という話ですか?
確かにそれは随分狭いなあ(^^;
Re:エイリアンの生活スピード (スコア:0)
「竜の卵」+「スタークエイク」ー「チーラ」
・・・という感じのお話でした。
Re:それはそうと (スコア:0)
あるある。
いまや地球自身が「IT」とかなんとかで巨大なノイズの塊ですから、いちいちしなくってもいいんじゃないか?