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1866 story

隕石から糖を発見 22

ストーリー by Oliver
CとHとO 部門より

k3c 曰く、 "NASAの研究者グループが英ネイチャー誌に発表したところによれば、1969年にオーストラリアに落ちたマーチソン隕石から、今回初めて糖が検出されたそうです(毎日読売)。なんでも、生物が作り出すものとは異なった種類の糖がそれもかなり豊富に含まれており、地球で付着したものではなく、宇宙空間で、小惑星上でホルムアルデヒドと水の反応によって作り出され、やがて小惑星から剥がれて地球に落ちてきたのだろうと推測されています。
アミノ酸やタンパク質は既に複数の隕石から検出されており、宇宙から生命がもたらされたとする学説の根拠になっていましたが、糖が検出されたことでこの学説がさらに説得力を増したことになるそうです。…うむ、その方がいいな。だってそれならどこか他の星でも起こりそうなことじゃないですか?"

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  • ところで (スコア:2, 興味深い)

    by SteppingWind (2654) on 2001年12月20日 17時17分 (#48499)

    糖ってなんでしょうか? アミノ酸やアルコールなら, それぞれアミノ基やアルコール基のある化合物ってことで何とか分かるのですが, 一般的な炭水化物との違いは何だろう? 重合していないことかな?

  • 健康診断では (スコア:2, おもしろおかしい)

    by kiyotan (3912) on 2001年12月20日 18時08分 (#48530) 日記
    糖が出ると再検査なんですよね...
    --
    Kiyotan
  • リアル金平糖?
  • 地球上の生命が地球外の宇宙に由来し、隕石などの形で地球にもたらされた、とする学説を支持する事実として、地球上の生命が用いている光学異性体の系列と、隕石から発見される光学異性体 (100-0 ではないけど、50-50 でもないらしい) が一致する、ということがあるそうです。で、なぜそんなことが生じるか、が問題になります。化学反応で生じる物質は 50-50 なんですが、恒星の誕生のころに宇宙に満たされる「特殊な放射線」によって、そのうちの片方がより壊されやすいんだそうです。という解説が、NHK の番組でありました。

    その特殊な放射線、ってなんなんでしょう?

    • by AKIT (3445) on 2001年12月20日 23時50分 (#48653)
       親コメントと少しずれてしまい恐縮ですが、私は「昆虫=外宇宙生命
      体」説を結構本気で信じています。
       地球上の生命は海から発生したはずなのに、海中に生息する昆虫は
      いないというのがその根拠。
       聞いたときはなるほどと思い、それ以来昆虫が薄気味悪くなってしま
      った臆病者です。
      --
      -- AKI・T
      親コメント
      • 昆虫の系統進化については小さい上に化石に残りにくいため、
        未だに空白部分も多いですが、宇宙生物だと言う可能性は
        ないでしょう。

        海中に棲息する昆虫がいないのは謎ですが、一度陸上に適応した
        昆虫類が再び海に戻るためには、成虫だけでなく、卵や幼虫の時の
        体の構造も変える必要があるため、難しかったのかもしれません。

        ちなみに、海棲の両生類もいませんが、これは海棲の魚類から
        淡水に棲む魚類へ、さらに陸上へと進化してきた経緯から、
        今更身体構造を海水に適応させることが難しいからだと
        考えられます。

        さらに、昆虫の体節分化に関係しているホメオボックスと
        呼ばれる遺伝子群は哺乳類にもあり、昆虫類とそのほかの
        生物が共通の祖先を持っていることはほぼ間違いないでしょう。

        余談ですが、完全に海水中で生活しているわけではありません
        が、海面を生活の場とするウミアメンボという種や、塩だまり
        で繁殖する蚊がいますね。
        親コメント
        • 昆虫の系統進化については小さい上に化石に残りにくいため、
          未だに空白部分も多いですが、宇宙生物だと言う可能性は
          ないでしょう。

          私もそう思います. 昆虫が地球上の他の生物と別の起源を持つ,とすると,細胞の DNA などの自己複製系もまた別の仕組みになるんじゃないのかな,という気もします.

          まぁ,

          • 他の生物も地球外が起源である
          • 地球環境がでは DNA 系のみが自己複製系の唯一解であり,他の自己複製系は淘汰されてしまった
          という可能性もあるかもしれませんが.

          親コメント
      • by bcom (4253) on 2001年12月21日 0時08分 (#48658)
        > 海中に生息する昆虫はいないというのがその根拠

        エビとか蟹って昆虫の親戚じゃないんでしょうか?
        エビ・蟹が怖くて食べれなくなったら可哀想ですが、なんか似てる部分が多いように思うのですが。^^;

        それよりも、突然発見されるようなウイルスとかの方が地球外生命っぽい感じがしますし、そーだとしたら昆虫より怖いかも。
        --
        # 人生のキャリーオーバー継続中
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    • Re:特殊な放射線? (スコア:2, おもしろおかしい)

      by shiba (273) on 2001年12月21日 11時04分 (#48770) ホームページ
      >その特殊な放射線、ってなんなんでしょう?

      ゲッター線
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    • by Anonymous Coward
      放射線云々とは違うかもしれませんが、偏光した光の元で化学反応を起こすと、光学異性体の割合が片方に寄るという説があったと思います。
      • by kubota (64) on 2001年12月21日 8時11分 (#48719) ホームページ 日記

        この文脈では、光 (可視光) も放射線に入れて考えてもいいと思うのですが、 偏光は偏光でも、円偏光でなければなりません。 つまり、スピンに偏りがある必要があります。 で、スピンに偏りがあるような放射線を生じる自然現象って何だろう、 というのが疑問です。

        ちなみに、もしこの説が正しければ、宇宙のどこかに、地球生命とそっくりだけど (地球から見て) 鏡像体を使っている生命が存在する可能性は小さいということになりますね。SF のネタがひとつ減りそう。

        親コメント
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