SuSEのDistributionが配布停止 19
ストーリー by kazekiri
重大な危機かも? 部門より
重大な危機かも? 部門より
halym 曰く、 "the registerの記事によると またぞろcopyright infringementで今度はSuSEが配布を一時停止している模様。 個人的にはSuSEのDistributionは好きなのだが。"
詳細はよくわからないが、ミュンヘンの地方裁判所からSuSEが ディストリビューションの配布一時停止命令を受けたことは確かの ように見える。SuSEは数日内に公式声明を出すとのこと。
ZDNetに記事 (スコア:2, 興味深い)
ZDNetに記事 [zdnet.co.jp]が出てます。
とのことで、特許絡みっぽい。
特許違反ということならそれはSuSEに非があるので仕方ない。
が、特許ひとつで販売停止までの権利はどうにも強すぎる気がするなぁ。今の知的所有権制度は、90年代のアメリカの(所有者側の)意向が大きいのですよね。そろそろ全体的に見直してほしい。
-- wanna be the biggest dreamer
本家にも記事 (was Re:ZDNetに記事 (スコア:2, 参考になる)
そこでも指摘されているのですが:
Crayon(crayon.de)って商標の持ち主は KDE 環境の Krayon についてけちつけてるみたいですね。 だけど、KrayonってのはDistributionには実際は含まれてなくてなんでもKDEデスクトップ上に名前だけ残っていたらしい。
そのほか本家では「訴えたlawyerのFAQ」なんてのもあって、「興味深い」。
それで、日本のResellerは何故かSuSEを取り扱うのを停止しちゃったようだけどほんとに何故なのだろう。
Re:本家にも記事 (was Re:ZDNetに記事 (スコア:1)
知的所有権の中でもオープンソースがあまり警戒してはいなかったところですね。僕もよく知らないや。
-- wanna be the biggest dreamer
Re:本家にも記事 (was Re:ZDNetに記事 (スコア:1)
科学技術系の PC クラスタで有名(?)な HIT [hpc.co.jp]は デフォルトでは SuSEを使って [hpc.co.jp]います. 今は RedHat も使っているようですが・・・. 科学系では SuSE は以外と強いです.タレコミの件が どのように影響するかがちょっと気になります.
Koichi
Re:本家にも記事 (was Re:ZDNetに記事 (スコア:0)
あまり売れないからこれにかこつけて売るのをやめようとしてるんだったりして。
Re:本家にも記事 (was Re:ZDNetに記事 (スコア:1, 参考になる)
Re:本家にも記事 (was Re:ZDNetに記事 (スコア:1)
で、これって自発的に売るのをやめたの?裁判があったような話は聞かないし。
ところで、ほかのプラットホーム(non-x86)のも扱いを停止したようなんですが、 これってやっぱり売れてないから?
ちなみに ftp [suse.com]は生きてるみたいです。
SunOffice (スコア:1)
Re:ZDNetに記事 (スコア:1)
Crayon が Krayon [koffice.org] のまちがいだとすると、文句をつけてきたのは例によって [srad.jp]また Adobe [adobe.com] ではないかという推測は、短絡的で根拠レス。
じゃ、だれだろう。
特許なのか?(Re:ZDNetに記事) (スコア:1)
見ると3Dレンダリングソフトのプラグインか支援ソフトのようですが・・・
Krayonかな?ということで、KDE関係で何かニュース無いかとおもったのですが、またKillustrator(その後Kontour)と同じ様な名前だけの問題で絡んでいる様な気もします。
ドイツ国内だけでの問題(それはドイツの法律に照らしてということでしょうが)のようにも見えるし、同じようにKDEを採用しているディストロではあまり表だって問題が出ていないようなので詳細は相変わらず不明なままですが・・・
KDEをメインの環境として使っている一人としては気になるところ。
-- (ま)
IAのSolarisも (スコア:0)
Re:IAのSolarisも (スコア:1)
本当だとしたら大変残念なことだ。ダウンロードのほとんどが
Intel Solarisだったため、Sunもびびってしまったのかなあ。
つい最近まで、 「開発継続」 [sun.co.jp]なんて言っていたのは嘘だったのか?
確かに、「IA64もサポート予定」とも言っていたが、そんなこと
したら、sparcは壊滅してしまうだろうから仕方ないかもしれない。
Re:IAのSolarisも (スコア:0)
KDE.Newsでも (スコア:2, 参考になる)
として話題になっていますね。
#まだ内容は読んでおりません。
配布再開の模様 (スコア:1)
しかし「原告は仮命令にあった権利を放棄。SuSEがCrayonに対しライセンス料を支払うことはない」って事は、原告の目的は一体なんだったんだろう。
Re:配布再開の模様 (スコア:1)
Re:配布再開の模様 (スコア:1)
幾万とあるソフトウェアの名前ひとつが、どこかの国で商標に触れて出荷できなくなる可能性が現実にある。
と認識できただけでもよしとするか。
-- wanna be the biggest dreamer
Re:配布再開の模様 (スコア:1)
Re:配布再開の模様 (スコア:2, すばらしい洞察)
・相手もシャレと見なしてくれるだろう
・万一文句つけられても名前変えればすむだろう
という程度の軽い気持ちですませていたのだろうと思う。
しかしまさか出荷停止までかけてくるとは。
しかも、名前変えて逃げられないように「和解するまでは対象ソフトウェアは示さない」という戦術までとって。
幸い、枝のスレッドにあるように、弁護士の先走りだったならば、まだしばらくはこの性善説に居られそう。
弁護士たちに、実際勝訴しても金にはなんないよ、と認識させられればよいのだから。
でもさらにオープンソースの利用環境の拡大を考えると、そう性善説に安住はできないだろうから、対処方法は考えておくべきでしょうね。
とはいえ商売レベルの話だから、特許に比べると本質的な問題ではないか。
-- wanna be the biggest dreamer