印刷するトランジスタ 22
ストーリー by Oliver
WYSWYG 部門より
WYSWYG 部門より
suntear曰く、"nytimes.com によると Xerox がプラスチックトランジスタの有力な材料[無償登録が必要]を発表したらしい.初期の有機半導体 (organic semiconductor) は空気にさらすと劣化するため実用的ではなかったが,この材料は本質的に半導体の電気的特性を持ち,かつ酸素による劣化速度が遅いとのことである.
すぐに商用で応用できそうなのが液晶ディスプレイの駆動トランジスタとしての利用で,ラップトップ PC の軽量化などが期待できる.また将来的には印刷技術による集積回路の生産が検討されているとのこと.インクジェットプリンタによるトランジスタの印刷が可能になる日も近いのだろうか."
英文ですけど (スコア:2, 参考になる)
さっぱり (スコア:1)
MRS [mrs.org] での発表ですか。
そういえば MRS の一昨年のアワードは J. H. Shoen でしたっけ。
インチキ論文 [washington.edu] の 忌まわしい記憶 [srad.jp] が…。チオフェンだし…。
材料は液晶性 polythiophene としか書いてないですなぁ。
PEDOT-PSS [google.co.jp] 系は目新しくないし、何だろう?
Re:さっぱり (スコア:1)
Re:さっぱり (スコア:1)
けど、気合を入れれば(どんな気合だ?)PEDOT-PSS 単層でも EL 発光させることもできるんですよ。
自宅では資料とかがなくて自信ないので、明日ヒマがあればちょっと調べてみます。
いまいち (スコア:2, 参考になる)
・Xeroxは伝導性有機材料に大きな貢献をなんちゃらかんちゃら
…確かにそうだがこの材料とひっくるめるのは話が違う。
・スメクティックな液晶で移動度0.12cm2/Vs
…これはすごい。ただrubbingしていて電極はリソとかだったらフェアではない。
・measure of the speed of electron movement
…n型かい!(ポリチオフェンなら多分記述ミス)
全体的に見て騒ぐほどの結果でもないと思います。
部門名 (スコア:1)
WYSWYGって用法もあったらごめんなさい。
WYSIWYG [google.co.jp] 454,000 件
WYSWYG [google.co.jp] 4,630 件 (WYSIWYGへの修正付き)
# 別にあら探ししてるわけじゃないんだが…
インクジェットプリンタによるトランジスタの印刷 (スコア:1)
印刷媒体でも (スコア:2, おもしろおかしい)
となると、電子工作が、実はペーパークラフトになってしまうので しょうか?
たとえば、導電性の糊(銀配合)でCとかRとかを紙の回路にとりつける とか。 [cqpub.co.jp]
Re:印刷媒体でも (スコア:1)
んでもって、好きな面積(とついでに形状(^^;)に切り取る、と。
Rは、紙縒りで作りましょうかね(^^; #縒る必要が有るのか?
ん?紙テープでLっすか。鉛筆(?)に巻きつけるとか。
なんか紙とハサミとクリップ(プラスチック製のほうがいいかな)とで色々なものが作れそう。
つーわけで、ノッポさん、出番ですよ!!(笑)
余談:トランプを混ぜる様子が、バリコンに見えてきてしまいました。
Re:インクジェットプリンタによるトランジスタの印刷 (スコア:2, 興味深い)
ポリチオフェン系のものとポリフルオレン系のものを使って(どちらも導電性高分子)、
Epson とケンブリッジのグループがインクジェットでトランジスタを作っています。
適当に Google ったら、 こんなの [demon.co.uk] とか こんなの [chemsoc.org] がありました。
まぁ実際、コレ系は有機 EL を含めて流行っているんですよ。
Re:インクジェットプリンタによるトランジスタの印刷 (スコア:1)
H. Sirringhaus et. al., "High-Resolution Inkjet Printing of All-Polymer Transistor Circuits", Science , vol.290, p.2123 (2000)
要するに (スコア:1)
それと、記事とタレコミの書き方ですけど、今の集積回路って、もともと「印刷技術がベース」だったような。。。
Re:要するに (スコア:1)
タレコミ人です.おっしゃられる通り書き方がまずかったと思います.
元記事では,現在のマスク型の生産方式 (一枚づつプリント) との比較で,巨大なロール紙に連続して印刷していく,roll to roll 印刷機械方式による生産方式が研究されているとの記述があります.なんでもコストダウンが見込めるそうです.
太陽電池はすでにこのような方式で生産されているそうですね.
印刷するトランジスタ (スコア:1, おもしろおかしい)
映画の2001年で (スコア:0)
あれもプラスチックなのかな??
いやぁ、なんでも半導体回路になっちゃいますね (スコア:2, 参考になる)
あれはフォログラムメモリだと思います。多分ガラスでしょう。
ガラス上に電子回路を作ったり、プラスチックの半導体を作ったりとほぼシリコンウェハ上の集積回路に、また新たなバリエーションが生まれますね。
その内 OHP みたいなフィルム状のディスプレーがついた新聞もお安く作れたりするかもしれませんね。
Re:いやぁ、なんでも半導体回路になっちゃいますね (スコア:0)
Re:いやぁ、なんでも半導体回路になっちゃいますね (スコア:1)
ありゃりゃ、失礼しました。
Re:いやぁ、なんでも半導体回路になっちゃいますね (スコア:1)
ディスクトップ
インストゥール
GPLハードウエアの礎 (スコア:0)
になりそうですな。
現時点までGPLハードウエアが存在しなかったのは、主に設計と生産が完全に分離できなかった(設計が生産に、生産が設計に依存していた)ことに由来するものなので、仕様書(ソフトウエアならばCとかC++のソース)を特定の公開フォーマットで配布できるだけの環境が整えば、容易にGPLの条件を満たすことができるのではないでしょうか。
Intel互換でなくてもいいから、そのうちGPLで公開されたプロセッサとか出てこないかなぁ、とか妄想してみました。
Re:GPLハードウエアの礎 (スコア:1)
そうなんですかね?俺は、依存性よりも、負荷のバランスの問題だと思っていました。
つまり(設計に比べて)生産が「大変」ならば、誰も生産物を複写しようなんて思わない、というアレです。
#依存性は、半導体の設計専門で食ってる会社が有る(んでしたよね)のだから、ちょっと違うのでわ?
というわけで、
>仕様書(ソフトウエアならばCとかC++のソース)を特定の公開フォーマットで
>配布できるだけの環境が整えば、容易にGPLの条件を満たすことができるのではないでしょうか。
俺は、どっちかというと「トランジスタプリンタ(??)」の普及に依存してるような気がしてます。
GPLの条件を満たす「だけ」なら、今だって出来るわけですよね。
で、それが(殆ど)無かったのは、そうしたところで「メリット」が無いのが目に見えていたから
誰も着手しなかった、ということなのでは…
ソフトも、テープ(磁気だよね。紙まで言わなくていいとは思うけど)すら無い時代には
GPL配布はお手上げだったんでしょうからして。
というかその時代には、GPLのライバル(笑)であるClosedSourceなものも
同様に存在不可能だったわけでしょうけども。
MS Basic(^^;も、磁気テープに書かれたかたちで販売や無断コピー(笑)されたわけですよね?
#あ。ごめん。紙に印字した「ダンプリスト」のことを忘れていたよ(^^;
#ま、同じことですけどね。
Re:GPLハードウエアの礎 (スコア:0)
今現在はあるともいえるし無いとも言える微妙な状態なんだと思うけど, どーよ? [freeio.org]