米国IT職、海外に流出続く 125
ストーリー by wakatono
人材のデスティネーションアドレスはいずこ 部門より
人材のデスティネーションアドレスはいずこ 部門より
k2n 曰く、 "サンフランシスコクロニクルの記事によると、調査会社のGartnerが先日、米国のIT職が海外に流出する傾向が止まらない、というレポートを発表した。Gartnerは、2004年までに、IT関連企業の場合、IT職の10%が、一般企業の場合5%が海外に移転するだろうと予測している。しかも、その職を追われた人が、同じ企業の中で再配置される可能性は40%以下だそうだ。
GartnerはIT職の海外移転コンサルティングもしているから、マッチポンプの部分を差し引いて考えなければいけないかもしれないが、確かに米国ではリモート開発は日常の光景になっている。僕もインドの開発部隊とリモート開発をしている。日本企業も中国、インドなどに開発拠点を持つ動きがあるようだが、皆さんの周りではどうだろうか?また、どのようなツールを使っているのだろう?時差、言葉の壁などは、どうやって乗り越えるのだろう。"
インドのカスタマサポート (スコア:3, 参考になる)
Re:インドのカスタマサポート (スコア:2, 参考になる)
現地の人に標準語のカリキュラムを30時間つけてますです。
(それでも方言でちゃいますけど)
東京や大阪でやるより、40%程度トータルで安いですな。
台風の季節は回線数減りますが、、、みんな出勤できないんで。
台湾のビジネスマン (スコア:1)
オフトピックですが、私が仕事でお付き合いのあった台湾のビジネスマンから貰った名刺には全部VivianとかJamesとかって名前が入ってます。漢字で書かれている面は別の名前が入っています。他の国ではどうなのかな?
vyama 「バグ取れワンワン」
Re:台湾のビジネスマン (スコア:2, 参考になる)
香港や大陸でもイングリッシュネームを持つ人が少なくないですね。香港だとジャッキー・チェン(成龍)とか、ブルース・リー(李小龍)は有名ですし、大陸出身のリー・リン・チェイ(李連杰)も今やジェット・リーと名乗ることが多いですね。
ちなみに、ちょっと昔まではこのイングリッシュネーム、学校の授業で先生が勝手につけてたんだそうです。
Re:台湾のビジネスマン (スコア:1)
Re:台湾のビジネスマン (スコア:1)
そんなにめずらしいか?よくあると思うが...
結婚して苗字が代ったが,
旧姓をそのまま使っている人が...
(たぶん,この場合とは違うのだろが)
>芸名?
ビジネスネームというのを聞いた事がある.
Re:台湾のビジネスマン (スコア:1)
--------------------------
山 田 太 郎
会社氏名:山田ドットコム
--------------------------
という感じの名詞を思い浮かべて羨ましがってたんですが、
ちょっと違うのかな・・・。
--- (´-`)。oO(平和な日常は私を鈍くする) ---
Re:インドのカスタマサポート (スコア:1)
-----
[「米国人」を演じるインドのコールセンター従業員]
http://www.hotwired.co.jp/news/news/business/story/20021025105.html
[深夜勤務のストレスに苦しむ、インドのテクニカルサポート労働者]
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20030715107.html
-----
英語の話せるインドの方々は階層的にはの上の方らしいです。日本のウサギ小屋が非常に気に食わないらしく、何時も愚痴を言っていたのを思い出しました。
#元気でやってるかな、、、
Mc.N
時差はある部分、メリットでは? (スコア:2, すばらしい洞察)
テレビ会議とかは、早朝や深夜になってシンドイこともありそうですが。
Re:決してメリットではないと思います (スコア:0)
メールだけが来てたり、ブツが不完全で一日待たされたり
向こうが祝日で2日待たされたり、こちらからの質問が次の日に
返ってきたり、返事が来なければ更に一日待たされたり・・・
Re:時差はある部分、メリットでは? (スコア:1)
……ああ、でもそんなに現状と違ってるわけでもないようですね。(;_;)
*-----------------------*
-- ウソ八百検索エンジン --
壁は無くなりつつある (スコア:2, 興味深い)
任せるというスタイルは、これから、もっと広がるだろう。
日本からの受注を受ける現地企業は日本語が通じるし、
まぁ、最低でも英語は通じる。
ハッキリ言って、「英語の文章イヤだ。」とか言い出す
国内のへたれエンジニアよりも使える。
しかもコストは安いと来たら、使うっきゃないでしょう?
日本経済の空洞化が起きると言われても、
別に日本に会社を置いておく必要もない。
これから喰って行けなくなるSEやPGが増えていくだろう。
逆に、本当に力ある会社や人材が残って、環境がよくなるかも。
ちょっとパソコンかじっただけでエンジニアになれるという
温い時代もそろそろ終わる。
Re:壁は無くなりつつある (スコア:2, すばらしい洞察)
ちょっと待ってください。
確かに日本のエンジニアは(相対的に)高いですが、それが理由で
開発費用全体が高くなってるとは必ずしもいえないと思います。
何が言いたいかというと、日本の技術者は(サービス残業以外で)
コスト削減の努力を十分にしているのか?
また高品質、高付加価値のために努力しているのか?
中国人とかインド人とか言う前に俺たちはもっと努力できるんでないの?
ということです。
ロクな設計もせずやっつけで作った結果、その後保守の費用が馬鹿みたいに
かかっちゃうことになって、お客さんから散々愚痴られてそのくせ
「やっぱりこれからは中国人だな。」とかほざいてる上司に
ブチキレたことがあります。
>ちょっとパソコンかじっただけでエンジニアになれるという
>温い時代もそろそろ終わる。
これは歓迎です。
所詮日本人は人数じゃ勝てないんですから。>インド、中国
#頭数が勝負の決め手でないことを思い知らせてやる・・・。
Re:壁は無くなりつつある (スコア:1, 参考になる)
>例えば、100万人中10%が優秀ってより、1000万人中3%の方が、絶対数>は10万対30万になるでしょ。
ならばとっくの昔にあらゆる分野(産業、科学、技術...)で
中国やインドが天下をとってるはずですが、そうはなってないですよね。
優秀な人材は高い教育や、能力を存分に発揮できる環境等で育てられるものではないでしょうか。
(別に世紀の天才を輩出しろとまでは言わないでしょ?)
昨今のインドの台頭はそこが大きいわけで、単純な母数の大きさで
優秀な人材の数が決まるわけではない。
で、日本の環境を見ると不十分な訳で、まだまだ改善の余地が
あると思います。
ついでにいうと、中国やインドに仕事を出そうというのはコストの面を
考えてのことが多いです。
傑出した人材を求めて発注するのではなく、それなりの人材が
御手軽な値段で雇えるのでよい、ということでしょ。
優秀な技術者は中国であろうインドだろうととどこの国でもお金がかかります。
壁は厚い (スコア:2, 参考になる)
いわゆる基本ソフトの類なら技術だけがあれば良いので問題はないのですが, 業務関係のSIを含めた開発とするとまだまだ壁は厚いです.
何と言っても難しいのは, 業務を発注する際に仕様を明確にすることです. 基本的にごく一部の例外を除いては発注先に業務に関連した基礎知識は無い物として考えなければなりません. そのため, 仕様書の記述は実装レベルで明確にしておくことが求められます. さらに仕様変更に伴うレイテンシも大きいので, いわゆるRAD型の数ヶ月から1年以内でカットオーバするようなシステムでの適応は不可能です.
実際のところ適応可能なケースとしては以下のような物に限られると思います.
さらに言えば, 大規模開発でも業務標準化なども考慮したまっとうなプロジェクトの場合にはやみくもに人間を投入するよりもジェネレータ等による省力化が行われることが多いので, プロジェクトの最初から海外を使うということになると, その時点ですでにデスマーチ決定と言って間違いない気も(まあ私の個人的な感覚なのであてにはなりませんが)します.
ただケースが少ないと言っても, その少ないケースこそが人手不足の主因なのは間違いないです. ですからこれを海外に持っていかれると, 自分自身で仕様作成・ユーザ折衝ができないところは厳しくなるのは確かですね.
Re:壁は厚い (スコア:1)
いわゆる基本ソフトの類ですが、経験上、問題大アリです。むしろ後者で、かつ
として挙げられているようなものにこそ、向いているのだと思います。つまりは、そういうものにだけ、向いているとでも申しましょうか。
Re:壁は無くなりつつある (スコア:1)
(´д`;)
Re:壁は無くなりつつある (スコア:1, すばらしい洞察)
現状の中流工程以下は“後”の世代が多数だけど、上流工程の人間は“前”の世代が多いね。
キャリア10年として考えてみれば、9801全盛くらい?に入ってきたクチだと思うけど、その頃の世代って、就職するまではコンピュータ全般ノータッチって人が多かったよ。
大学のレポートはワープロ(専用機)って世代ね。一太郎なんて知らない人ばかりだった。
で、10年経ってみれば、そんなスタート時の差なんて全く関係ない結果が出てます。
学生時代からDOS+Cでゴリゴリやってた割にぱっとしない奴もいれば、何にも知らなかったのにいろんなプロジェクトで優秀な成果を上げてる奴もいる。
大体、技術が継続的に進歩してて古い技術がいつまでも有用ならともかく、新しいものが入れ替わり出てくる現状では、ある時点でのアドバンテージなんて数年で賞味切れ。
外国人かどうかではなく (スコア:2, すばらしい洞察)
で、すごい人が外国人だったりする事も、安くやってくれることもあるわけです。(高い事もあるヨ!)
なんかの手違いでへぼい外国人だった場合つらいとは思いますが、
留学生と同じで、日本と関係を持つ外国人という時点でフィルタがかかってるし、今のところ大丈夫。
日本の仕事と日本語だけのスタッフで仕事をしているというのは一面ではうらやましいですが、でも自分が外に出るチャンスも減るじゃないですか。
仕事の進め方にしても日本的悪習がまかりとおるよりは外国人の存在を盾に使ってでも合理化したほうがいいですし。(日本の良習は伝えればよい)
あと、「英語が読めない~(からこの仕事ヤダ)」とかいう人はへぼい人認定ですがなにか。
読めないなら「読めないです(から和訳手配して欲しいor自前で調達するからちょっとまって)」といえばよいわけで。
逆もまた真だな。
「英語読めるんだ~(すごーい)」とか
「英語が読めるんです~(だからボク仕事できるんだYO!<じゃあ翻訳業やってろ)」とか言う人も願い下げ。
_________________________________________ Kinoko, Deep Interactive>>Communication.
Re:外国人かどうかではなく (スコア:1)
逆に、オレは給料の割にたいして働かないし、その結果海外に仕事取られて、給料レベル低下するけどOK、というのも全然ありだと思いますよ。日本という集団で見ればそうなるんでしょうし。
_________________________________________ Kinoko, Deep Interactive>>Communication.
むしろ (スコア:1)
原料(?)や製品の輸出入運搬コストは一般工業製品よりも
格段に安いんだし(ネットで送るかせいぜいCDに焼いて郵送すればいいし)。
問題は、
--------------------
/* SHADOWFIRE */
Re:むしろ (スコア:0)
つうか、流出しないようなノウハウを知りたいな。何かの製造業で「工程の全てを知ってるのは数人だけで、現場の人は自分の担当工程しか知らないようにして、機密を守ってる」とい
無理? (スコア:0)
> 社外秘リソースが流出した時の法的処理
これって、日本人が相手でも、きっちりやれてる会社はそう多くないのでは。
あk (スコア:1)
9月11日のテロ以後の、外国人の雇用も厳しくなっているのも事実。それがIT不況と重なっての事態ですよ、きっと。
インドとアメリカは (スコア:0)
Re:インドとアメリカは (スコア:1)
言葉の壁ね... (スコア:1)
例えばあまりにも有名な例ですが "default" ってどういう意味? などと聞いてみる.
Re:言葉の壁ね... (スコア:1)
「例えばhogeがこの関数に渡された場合……」
「ほ、ほげ?」
とか
「あれやっといて」
「あ、あれ? あれってなんすか……って言うだけ言って消えるなよ!」
とかですか。
Re:言葉の壁ね... (スコア:1)
そこから、
「債務を履行してないこと」
↓
「なにもしてない状態のこと」
と覚えております。
# もっとも上記リンクには(2)としてそのままの意味も載ってますが
って、アレ?こういう認識してる人だけじゃないよって話?
DEFAULT (スコア:1, 興味深い)
まあ、そのお店は今では完全に復活してますし、「DEFAULT」の発行も止めたみたいですが。
Re:言葉の壁ね... (スコア:1)
その通りです. 普通は(特に法務・金融的には)「債務不履行」なんですが, コンピュータ界隈だと局所的に「省略値」と脳内変換されることが多いんで, 話が通じなくなることも有るって話で.
実際にはこんな簡単な話しばかりではなく, 業界語とか企業語が飛び交う業務システムの世界だと, 日本語同士でも全く意味が通じていないということは多々あります. 最近知った例では, 銀行システムで「処理ゴメイです」なんてのが有りました.
Re:言葉の壁ね... (スコア:1)
default の本来の意味は「現れるべきときに,現れるべきものが現れなかった場合に起こる事態」です.
だから,借金の返済期限に耳をそろえて返せなければ「債務不履行」になるし, スポーツの試合に欠席すれば「不戦敗」(相手方にしてみれば「不戦勝」) になるし, コンピューターにこまごました指示を出さなければ「標準値」が取られることになる,と.(往々にして,コンピューターの標準値は非常識な設定になっていたりするが,それは別の問題.)
「何が」現れなかったのかが曖昧なまま話をしていれば, 話が通じないのは当たり前でしょう.中途半端に専門用語を使うから混乱する.
Re:言葉の壁ね... (スコア:1)
昔、パソコンの使い方を教えるバイトをしたときに、某大学からきたアメリカ人の教授が「"WWW"って何の略?」って聞いてきたので「わーるどわいどうぇぶ」と答えたら、納得した後に「コンピューター用語は変なのが多いよ」って言ってたなぁ。
#最近、打ち合わせのときに「デフォルトって何?」ってマネージャーの人に聞かれたのを思い出した。
#英語ができない技術者云々の話があがっているが、
#個人的には技術者だけでなく技術者のをまとめる立場の人のスキルアップも望む。
#うちの会社だけかな?(笑)
Re:インドとアメリカは (スコア:1)
#会社で、「リフトはどこですか」と訊かれて何のことかと思ったら、
#エレベータを探していたらしい
Re:インドとアメリカは (スコア:1)
「2階の会議室でミーティングやるよ」
って伝えようと思ってsecond floorと言ったら3階に行かれてしまったことが…。
(彼らはイギリス英語ですので。1階はground levelになるんですよね)
電話会議でも何言ってるのか分からなくて焦ったこととか…。
(その時はnative speakerであるはずのアメリカ人のエンジニアまでがSorry, could you speak English?とか聞いてた。もはや英語としては聴こえていなかったと…)
まぁ、そういう苦労も時にはあるということです。
Re:インドとアメリカは (スコア:0)
# このように日本語を使う人間同士にさえ
# 言葉の壁は存在します
Re:インドとアメリカは (スコア:0)
Re:インドとアメリカは (スコア:1)
そこを乗り越えるのも、IT職の技術力のうちでもあるんですけど。
*-----------------------*
-- ウソ八百検索エンジン --
Re:インドとアメリカは (スコア:1)
Re:インドとアメリカは (スコア:1)
Re:インドとアメリカは (スコア:1)
つまり (スコア:0, オフトピック)
違うがな (スコア:0, フレームのもと)
Re:違うがな (スコア:1)
「なんでやねん!」だったら良かったのかな。
「そうそう、アメリカ人も冬ははるばるインドまで行ってね…って違うやろ!」とか。
Re:違うがな (スコア:1)
グロバールな視点で見ると、出稼ぎっぽい感じじゃないですか? 物理的な人の移動は無いけど、都市部(アメリカや日本)から地方(インドや中国)に資本が流出するって感じで。
長かったですな (スコア:0)
しかし、末端の弱小零細企業まで(というか各個人レベルまで)IT化が進んだ結果、いよいよ低スキルなエンジニアの行き場は国内には無くなったわけです。
ここまでの道のりは長かったような短かったような。
翻って日本を見ると、英語文書を読めない技術者が技術者として喰いつないでいけてたりするわけですが、そういう現状を見るにつけ聞くに付け、技術者はもとより、社会全体も世界から10年単位で遅れているのではないかと・・・・・
Re:長かったですな (スコア:0)
コンピュータを(あまり)使っていなかった仕事で
コンピュータやネットワークを使うようになることでは
ないんでしょうか?
エンジニアの仕事は元々「IT化」もなにも、最初からITそのものでは。
この場合「IT化」とはどのようなことを指しているのでしょうか。
Re:長かったですな (スコア:1)
情報収集能力という点に関わってくるから少なくとも英語の文書を読解する能力は重要だと思うけどね。
ことに現状日本のソフトウェアに関連した産業というのは海外のソフトウェア工学や製品にかなりの割合で依存しているわけだし。
それに元ACも「絶対要件」とまでは言ってないんじゃないの?
#個人的には「誰かが日本語にしてくれるから今読まなくていいや」とか盲目的に「枯れるまでこの技術に手を出すのはやめよう」とか言い出したらもうそいつのことは技術者とは見ないけどね。
Re:長かったですな (スコア:1)
>
>私も技術者として、探求心は持つべきだとは思っています。でも、概要こそ押さえておけど、実際に手を出すのは多少こなれてからですね。
>
>全てを追い求めるには技術という星の数は多すぎますし、二転三転する流れについていけるほど余力もありません。
ここでは「盲目的に」がポイントかと:-)
正しい判断のうえで採用を見送るのと、ろくに判断せずにでは違うという点で。
Re:長かったですな (スコア:1)
ただこれもどこの国のものが沢山売れるかで変わってくるようで、たとえばPS2がアメリカで売れ始めた頃は関連するドキュメントは日本語で書かれたものが多かったのでPS2用のゲームを作る人は日本語を勉強して日本語のドキュメント読もうとしていたらしい。(今は英語ドキュメントもあるとは思うが詳しくは知らない)
つまり日本のものが優位になるならその部分については日本語で行けるということで、英語を使わない国が何かで優位になればその分野についてはその国の言語を覚える方が良いということになる。
# しかしアメリカの世界征服が止まらない限りいずれ全部英語で
# 埋め尽くされるだろうな・・・。
(´д`;)