
圧力センサを内蔵する、人工皮膚に応用可能なフレキシブル膜 18
ストーリー by hylom
アンドロイド実現にはあと何十年かかるだろうか 部門より
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insiderman 曰く、
ベルギーのInteruniversity Microelectronics Center(IMEC)が、膜にかかる圧力の変化を検出することができるフレキシブル膜を開発したと発表した(IMECの発表資料、EE Times Japanの記事)。
この膜は、面発光レーザーを使用して圧力の変化を検知するもので、膜の表面近くに厚さ30マイクロメートルという薄型の面発光レーザー素子と光検出器が埋め込まれている。膜の内部には光を通す光導波路が作り込まれており、膜に圧力が加わると導波路の形状が変化し、光の伝わり方も変化する。その変化を光検出器で検出することで、圧力がかかった位置や強さを検出するというものだ。
この技術は、柔軟でかつ対象物の接触や形状変化などを感知できる「人工皮膚」への応用が期待されているということだ。
攻殻機動隊 (スコア:2, 参考になる)
もう現実のものとなるとは・・・。
この方式ってさ、 (スコア:1, 興味深い)
多点接触では誤認識が起きるよね。つまり
●
● ●
見たいな感じで、3ポイントを押さえると、
-●
|
●-●
|
という光の通り道が出来てしまうので、
● ○
● ●
上図の白丸のような位置に接触点があると誤認識してしまうはず。
多点接触が普通な皮膚用のセンサーとしては、使い物にならないんじゃないだろうか?
推測ですが (スコア:1)
この問題は,"光がどのくらいの割合で進路を変えるか"に依ると思います.
リンク先の図 [www2.imec.be]では,入射光は接触点に入射したあと進行方向右向きに進路を変えるようになっていますが,EE Times Japanの記事 [eetimes.jp]を読んだ限りでは,進路を変えずに直進する光もあるように思えます.なぜなら,この記事からセンサーの仕組みの部分を引用すると
となっていますが,これは圧力によって光が進路を「変えられるようになる」だけで,入射光が100%進路を「変える」というわけではないからです.仮に100のうち50の光が進路を変えるとすると,接触点が3つの場合と,接触点が白丸のところのみにある場合
で出力光の強度が変わってくるので,出力光を観測する装置を工夫すれば誤認識せず区別できるようになると思います.
Re: (スコア:0)
(だから圧力の強さを測ることが出来る)、
圧力による変化と、接触点の数による変化とを分離する手立てが無いよ。
Re: (スコア:0)
出力パターンが変わるんでは?
1点を押しただけだと入力1つに対し1点の出力(そのまま透過を含めれば2点だけど)
だけでその強度だけが変わるけど、複数点押しだと複数箇所への出力がある。
Re: (スコア:0)
図の場合白丸を押していようが、いまいが同じパターンになるということだ。
白丸がどれくらいの強さで押されているのか、出てきた値から読み取るのは不可能だ。
Re: (スコア:0)
-●---この列スキャン
● ●
1 0
●
-● ●-この列スキャン
1 1
Re:この方式ってさ、 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
光路ができているんだからどちらの列も光るんだということがわからない?
-●---この列スキャン
● ●
1 1
ってこと。
単純に計算すればいいだけのことなんだけど、この方法で表すことができるのはX列Y項のマトリクスの場合、高々2^X*2^Y=2^(X+Y)通り。
しかし多点接触を許す場合は実際は2^(X*Y)通りの組み合わせがあるのよ。
どう考えても表現できないケースが出てくるでしょ。
Re:この方式ってさ、 (スコア:1)
要は必要な圧力の位置分解能よりもかなり細かく経路を造っておいて,足りない
方程式の分だけ分解能を落とすことで解く.で,最終的な解像度の落ちた状態で
必要な分解能が得られていればいい,ということで.
Re: (スコア:0)
押された交点がつながっていると光が流れてしまうというこの方式では、
光のとりうる経路が膨大な数になってしまい、計算が収束しない。
Re: (スコア:0)
>-●---この列スキャン
>
> ● ●
> 1 1
>ってこと。
にはならないんじゃないかと。
上の例で(等強度で分岐するとして)いけば
-●--- ->0.5
● ●
0.25 0.25
ではないかと。この場合各出力が1bitではなくなって情報量が
増えるんで、もうちっとまじめに考える必要がある気がする。
#単純な強度+その強度比とか、逆から入れたときのパターンとの相関とか、
#強度まで含めればいろいろ情報が引き出せそうな気がしなくもない。
#押してる強度との分離がめんどくさいかできないかもしれんけど。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Nキーロールオーバができなうわなにをするはなあqwせdrftgyふじこ
日本発 (スコア:1)
2005年頃から、日本の研究者が似たような物を発表しております
つ http://www.google.co.jp/search?source=ig&hl=ja&rlz=&q=染谷 人工皮膚&btnG=Google+検索&meta=
つ http://www.ntech.t.u-tokyo.ac.jp/
一方日本人は (スコア:0)
スナッチャー (スコア:0)
あれだと、2040年台に完全な人工皮膚完成してたんですよねぇ。
不完全なものは、20世紀後半にできていた訳だけど。
# 人によって思い出す作品は変わるんだろうな