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交通

究極の水陸両用車 AmphiCoach GTS-1 12

ストーリー by reo
では次は至高の水陸両用車を 部門より

soltiox 曰く

Response. の記事によりますと、

マルタ共和国のアンフィコーチ(Amphicoach)社は、水陸両用バス『GTS-1』を発表した。EUの安全・排出ガス基準を満たすとともに、乗客が快適に過ごせる豪華装備を採用。世界中での拡販を狙っている。

とのことです。

なんか綺麗なサイトがあって、ギャラリーページには、興味深い写真が掲載されています。早手回しに、Wikipedia にGTS-1 のエントリまで出来ていたりします。

だけど、Wikipedia からリンクが張られている "Business Times of Malta" の記事は無効なリンクになっている。会社のサイトもキモのページは「工事中」になっていて、知りたい事は書いてないみたいな。

サイトの文章にカッチョイイ事が書いてあるのですが、よく考えてみたら陸上で走らせる車両に 6 mm 厚のアルミ材というのは、重量的にちょっと苦しいのではないでしょうか。エンジンのバリアントが書いてある割りにサイズや重量と言った基本的な情報が欠落しているのも微妙感をかもし出します。

こないだの永久機関詐欺の記憶も生々しい昨今、釣りサイトの予感に怯えながらのタレコミです。

timesofmalta.com の記事が見あたらないのは、古い記事だからと思われる。web.archive.org で探してみたら 見つかった

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2009年03月27日 10時05分 (#1538918)
    古い記事なら採用するなよ。en.Wikipediaの記事だって2006年のじゃん。
    • いやいやいや (スコア:2, 参考になる)

      by soltiox (25610) on 2009年03月27日 12時26分 (#1539008) 日記

      苦節ン年、つい先頃やっとこさ世に出てきたばかりですよ。
      (wikipediaのエントリが、2006に出来てたのは気付いてませんでしたが)

      完成間際に、世界経済が大ゴケしたのは、
      ちょっと可哀想かな、とか思ったりもするのですが。
      でも、水陸両用車というカテゴリ自体が、
      進化の袋小路な感じがしてアレゲだなぁ、って思ったもので
      タレ込んでみました。

      だいたい、大戦前から基本的なデザインは完成しているのに、
      私たちは結局、限られたケース以外では、自動車と船舶を使い分けています。
      一見便利そうな水陸両用車も、実際の運用は、
      何かと難しいのではないかなぁ、とか思ってみたり。

      親コメント
      • by multiplex (33585) on 2009年03月28日 17時10分 (#1539655)
        二つの異なる環境に対応するってのは、一方でそれぞれの環境では少なからぬデッドウェイトを抱えることにもなりますしね。
        多少のロスを無視してでも水陸混在のルートを利用したいって状況がどれだけあるかなーと。
        親コメント
        • by Anonymous Coward

          >多少のロスを無視してでも水陸混在のルートを利用したいって状況

          「ふはははは、さらばだ明智君!」

          まあ、冗談はともかく水陸が適当に混在した地域、目的が存在しているという、
          そもそもの大前提をクリアしている事を棚上げして考えてみます。

          主なメリットは次の3点になるでしょうか。

          ・乗客側は乗り換えの手間を省ける
          ・運転手と乗り物が1ペアで済む
          ・道路、橋という制約から外れることができる

          リソースの最適化という利点、無秩序に運用されると困る欠点から考えると、
          公共手段か金持ちがプライベートで所有する乗り物でしょう。
          進水と上陸のポイント維持、安全な交通の確保、障害

          • by Anonymous Coward

            用途的に特殊ですからねぇ。
            普通の人の移動は陸上から陸上へと行われます。
            ですから、フツーに橋があればこんなものは非効率なだけ。

            ですから、国内だと大阪の観光用程度ですか?
            観光用なら非効率な分をプレミアムとして支払う人間が居れば成り立ちますから。

            後は、港湾設備の無い所での移動ですけど、それでも必用なのは極々少数の時に限られます。
            有る程度定期利用があれば、港湾設備を整えたほうが高効率ですから。
            ですから、この手のは長い間ほとんど軍用のみに。

            でも、やはりそれでも効率的に・・・って事で、本来効率性をそれほど重視されない物でも、
            上陸舟艇や

      • by Anonymous Coward

        >一見便利そうな水陸両用車も、実際の運用は、
        >何かと難しいのではないかなぁ、とか思ってみたり。

        普通に環境に依存する(スロープが必用)とか双方の性能が中途半端になるとか。
        まあ、この前の空飛ぶ車も実際は同じ事なんで、良いのでは?

        自分で解らん時でもチェックする為に編集者が居る訳で。
        でもって、別に何でも最新ってので無いと意味が無い訳でもない。

        どうせここの所はどっかで見た様なニュースを数日から一週間遅れでってのがスラドなんだし、
        気にする必用もあるとも思いませんよ。

  • by Anonymous Coward on 2009年03月27日 11時33分 (#1538962)

    > こないだの永久機関詐欺の記憶も生々しい昨今、

    なにか詐欺事件ってありましたっけ。生々しいって言ってるんだから数ヶ月の範囲だろうけど。

    それはそうと、「詐欺」って言葉、最近とりあえずなんにでもくっ付けてる奴って目立つね。別に刑法犯以外に使うなとは言わんが、せめて騙してお金を巻き上げる被害が出てるくらいのことを指していわないと言葉がインフレを起こしますよ。

    • 「永久機関」としか思えない発電装置が報道される
      http://srad.jp/science/article.pl?sid=09/03/20/1221229 [srad.jp]

      のことじゃない?

      言葉の濫用に気をつけようという趣旨はわかるけど、刑法犯ならずとも
      永久機関を開発したと主張するのは技術者としては倫理的には詐欺行為。
      (刑法の詐欺犯の定義には含まれないけど信用も資産だから
      虚偽の主張で周囲をだましてそれを高めようとする行為は倫理的には立派な詐欺。
      刑法犯として告発はできなくても同型の行為として批判の対象ではある。)

      …なんだが、普通はそういう詐技術開発をしたヒトは
      開発費を回収しよう(多くのヒトはさらに儲けよう)と思ってしまうことが多いので、
      倫理的な詐欺的行為だけには留まらず実詐欺行為に進むことが多いから
      我々はその微妙な区分で悩む必要があることはそれほどない。

      と思って上の記事のリンクをたどったりすると予想通り(?):

      永久機関はネタじゃ済まない悪質マルチ?そして真の詐偽は…毎日だった件。
      http://d.hatena.ne.jp/kentultra1/20090321#1237628758 [hatena.ne.jp]

      なんてまとめも見つかる。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年03月27日 18時49分 (#1539278)

    日本水陸観光なんて会社があるくらい、わりと水陸両用の観光バスなんかはあるんだが(定期就航しているところもある)このタレコミむやみやたらに不審がってますが、一体何を意図してるんでしょうか?と言うか元となった記事にも「すでに米国や日本などで観光用として導入されている。」って書いてあるんだが……。

    こんな当たり前の技術、別に夢の技術でも何でもないしなぁ。それを怪しいなどと言われても意味がわからない。
    ニッチな分野に新たな企業が参入した。後発なので他にはない魅力を訴求し、さらに公的認証も取得して販路拡大を目指す。ってだけだと思うんだけど。

    正直タレコミ人の言い分は言いがかり以外の何者でもない気がするんだが。

    #最近犯罪が多発しているから、お前も犯罪者じゃないのか?と全く根拠なく食ってかかるというか
    #「よくわからんが俺が要らないものは世の中に不要なものだ」と言っているというか。

    • by Anonymous Coward
      サイトトップページの真横から移した写真を見てこれは駄目だと思った。
      吃水が浅すぎる。
      この大きさの車体ならば推測される容積と重量から側窓の下端より上にならないとおかしい。
      ギャラリーページの水上走行写真見て何かおかしいとは思いませんか。
      車体前面は波をけたてて、後方は澪を引いているけど、車体側面には引き波がほとんど見られない。
      あの車体形状では凌派性能は著しく劣り、正面から押しのけられた水がもっと波立っているはず。
      決定的なのが、異常なまでに車輪径が小さい車輪。
      これで4軸ならわからないでもないが、普通に2軸なんてあり得ない。
      あの車輪では陸上
      • by Anonymous Coward

        とりあえず、関連ストーリーと、ちらっと検索して日本で運行している水陸両用バスの画像を見ておいでよ。似たようなものだよ。
        しかも実用化されて観光に使われてるんだけど。それを「採用例が出てこない限り」なんて言われても意味がわからない。

        つまらない突っ込みだけど、重心というのは文字通り「重量の中心」なので、外観からじゃわからないよ。
        懸念するなら「水上に出ている面積が広いので、波風の影響を受けやすい可能性がある」とかそっちでしょ。騒音・振動、居住性もあれだけの外観から推測なんて無理無理。
        あと金属は重いと言う偏見を捨てた方がいいよ。漁船に

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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