全国の図書館を横断検索「カーリル」オープン 39
ストーリー by soara
かりるーかーりるーよ、ほんをーかーりる、 部門より
かりるーかーりるーよ、ほんをーかーりる、 部門より
papa-pahoo 曰く、
全国4,300以上の図書館/図書室を横断検索できる蔵書検索サイト「カーリル」がオープンした(ITmediaの記事)。
使いやすいインタフェースで検索でき、蔵書の有無と貸し出し状況を調べることができる。リリースしたのは「紙copi」の開発などで知られる洛西一周さんがCEOを務める米Notaだ。
夏休みに冷房が効いた図書館に足繁く通っていた学生時代を思うと隔世の感があるタレコミ子であった。
Libron使ってます。 (スコア:4, 参考になる)
http://libron.net/ [libron.net] を使うようになりました。firefoxのみで全ての図書館に対応している 訳ではないみたいですが、重宝しています。
Re:Libron使ってます。 (スコア:1)
一時期amazonから公立図書館の蔵書を調べるgreasemonkeyスクリプト?が流行ってた覚えがあるのですが、Libronはその発展なんですかね?
まあIE使いなので指くわえて見てるだけなのですが。
#Trixie入れてるけれど活用してないな
アマゾン連携 (スコア:2, 興味深い)
カーリルはアマゾンのデータ使って表紙やレビュー出したりして、利用者側の視点で情報を出してると思う。
図書館が公式にやれよって話もあるだろうけど、いわゆるお役所仕事で、民間企業と組んで利用者目線のシステム構築なんてのは期待するだけ無駄かなと。法的問題とかも出てくるだろうし。
でも・・・カーリルも微妙だな。Firefoxだからなのか・・・
Re:アマゾン連携 (スコア:1)
図書館の蔵書検索の中にレビューがあればいいのにと思ったことは、今までありません。
ていうか、図書のありかを検索したいと思うのは、たいていどっかでレビューなり書評なり、その図書の情報を得た後なんで。
そんなのは個人ブログも含めていろんな所に挙がってるので、わざわざ図書館公式に載せるまでもないんじゃないですか。
# まぁ資料情報に「『タイトル 書評』でWeb検索」のリンクでもあれば親切かなとは思いますが、その程度かな…
# 無理やりお役所仕事どうこうって批判に持ち込むのは見苦しいですね。
逆に、今、ネットで書評書いてるようなところ(アフィリエイト含めて)を見れば、たいていアマゾンへのリンクが張ってあるんですが、合わせてこのカーリルへのリンクも張るような風潮が定着すれば、いいんじゃないかと思います。
# カーリル自体の操作性・利便性はまた別の話として
Re:アマゾン連携 (スコア:1)
これからは逆の使い方が出来るってことかも。
例えば○○に関連した本が借りたいので○○で検索して、ずらっと出てくるのを書評を見てどれにするか決めるとか。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:0)
たかだか自分の感想文にしか過ぎないものを、どこにでも書き散らしたい、見られたい病気の人がいるんでしょう。
Re:アマゾン連携 (スコア:1)
「利用者視点」というのを何処に置くかの問題ですよね。
私も利用者の一人なんですが、amazonの表紙情報は別に必要ないです。
そもそも書影が表示されても、平置きされない限り本を探す役には立たないとは言えるので、無駄な情報を排した現状のUIの方が優れているとも言えなくはないですし。
図書館に気おくれを感じてる人や、派手好きな人には受けるのかもしれないし、そちらが多数派ならそれでも構いませんが、それが現状のOPACを否定することにはつながらないと思っています。
表紙画像を載せるくらいなら、むしろ書誌情報に挿画・装丁の情報を加えてくれる方がうれしい。(実施している図書館もある)
Re: (スコア:0)
というか個々の図書館の蔵書検索サイトが
それぞれの自治体でバラバラに作られているのはおかしいと思う。
やっていることはどこも同じなんだから
各々が一々仕様を考えて作る必要はないはず。
国会図書館かどこかでもっと中央集権的にできないものかと思う。
実はそっくりなんですよ (スコア:5, 興味深い)
各々が一々仕様を考えて作る必要はないはず。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85... [google.co.jp]
こんな検索してみると、驚くほどシステムが共通なのが分かりますよ。おそらく同じSI屋さんが一手に引き受けてるんでしょうね。
Re:実はそっくりなんですよ (スコア:2, 参考になる)
たぶんELCIELOってやつ [maruzen.co.jp]かな
Re:実はそっくりなんですよ (スコア:1, 参考になる)
丸善は洋書の代理店をやっている関係で、20年ほど前の図書館のコンピュータ化黎明期に、アメリカの出来合いシステムに手を入れて日本で格安販売する手法で、顧客個別開発の国内ベンダと競争を繰り広げたんだよ。
結果、値段に敏感で(必要以上な)機能に無頓着な顧客層を中心に今もシェアが大きい。
実はその流れで、規模の大きな自治体や教育機関には弱い。
という伝聞が。
Re: (スコア:0)
グローバルな発想→同じパッケージを買ってるに違いない
ガラパゴスな発想→(異なる業者が同じシステムを使うなんてありえないから)同じ業者が引き受けてるに違いない
ということですね、わかります。
Re: (スコア:0)
ガラパゴスな発想→とりあえずガラパゴスって言葉使っとけ
Re:実は(文字が)そっくりなんですよ (スコア:0)
Re: (スコア:0)
各自治体の条例規則もたぶん同じシステムを使いまわしています。
なので、自治体ごとの条例を横断検索するようなシステムも同じように作れるはず。
グーグル検索で横断検索する仕組み [hi-ho.ne.jp]は作った人がいるみたいですが。
ちょっと使い道は思いつかないですが。
オープンソースな図書館管理システム (スコア:2, 参考になる)
この件とは関係ありませんがこんなプロジェクトがあります。
Project Next-L
http://next-l.slis.keio.ac.jp/wiki/wiki.cgi?page=FrontPage [keio.ac.jp]
>Project Next-L は、図書館に関わる人々の自らの手で、新しい図書館管理システムを作りあげることを目指すプロジェクトです。
動作デモ [keio.ac.jp]を見る限りなかなか良さげ。
今ひとつ... (スコア:0)
#見かけの便利さにだまされるな。本当の要望を洗い出せ!
Re:今ひとつ... (スコア:5, 参考になる)
これって本当に蔵書の検索をしているのでしょうか?
リストに出ても、探しています->蔵書無し
と出ます。
これなら東京都公立図書館横断検索 [tokyo.opac.jp]の方が
使えます。
県内図書館横断検索 (スコア:5, 参考になる)
> これなら東京都公立図書館横断検索の方が
これ、よく使っています。デザインはそっけないけど、実用性は十分。図書館での図書探索で重要なのは入手、つまり借りる事であって、そうすると、自宅の周囲か行動範囲の図書館でないと、意味が無い。少なくとも東京都の場合、隣接自治体の人は図書カード作れますし、もちろん在勤在学でもOK。県境の近くの人は、県をまたがって検索できた方がいいいだろうけど。
埼玉県内公共図書館等横断検索システム [saitama.jp]
千葉県内図書館横断検索 [chiba.lg.jp]
神奈川県... [kanagawa.jp]
今調べてみたら、どこの県にも横断検索はある [google.co.jp]のか...
Re:県内図書館横断検索 (スコア:1)
>どこの県にも横断検索はあるのか...
鹿児島にはないらしいのですが、今年度中にサービスが開始されるようです。
http://current.ndl.go.jp/node/15857 [ndl.go.jp]
Re:今ひとつ... (スコア:1)
古い本のタイトルを検索して、
「うわー!懐かしい〜」
と言う使い方が主なので問題ありません
よくもだましたアアアア!! (スコア:0)
以前にググって絶望していた極めて珍しい本の題名を検索ボックスに入れようとしたら
最初の数文字で候補として上がってきた!すげえ!と喜んでクリックしたけど見つからず
ああなんだ…ローカルのブラウザのお節介か…
借りられる? (スコア:0)
図書館って、地域外の人でも借りられるんでしたっけ。
読む分には、館内で読めると思いますが…。
Re:借りられる? (スコア:5, 参考になる)
少なくとも日本に関しては、他の図書館にある本も借りる事が出来ます。図書館同士で協定を結んでいて、司書に頼めば他の図書館から取り寄せてくれます。もちろん貴重な書籍や、法律上の問題で閲覧禁止になっている書籍は駄目な場合もありますが。
また蔵書情報自体は「総合目録ネットワーク [ndl.go.jp]」と言うのが整備されておりまして、検索自体は可能だったのです。今回は、恐らくこのデータを用いて、使いやすいインターフェースを載せましたって事じゃないかと。
日本の図書館は意外に情報化とデータベース化が進んでいますよ。他のインターネット上の行政サービスと同じく、まったく宣伝もされなければ、活用もされていない気がしますが。著作権の切れた本はデジタルアーカイブされて、誰でも閲覧できますしね。
Re:借りられる? (スコア:4, 参考になる)
> 司書に頼めば他の図書館から取り寄せてくれます。
都立図書館から23区の公立図書館に取り寄せは
1ヶ月以上掛かる。忘れた頃に届くと言う感じ。
その上、期間延長が出来ない。
ちょっと不満。
Re:借りられる? (スコア:1)
kubochan
e-Japanとか、国はいろいろブチ上げてきたけど (スコア:0)
こういう、市民が広範に利便を享受するためのシステムこそ収益ベースじゃない形でサッサと実現すべきじゃないのかな。
Re: (スコア:0)
> (にもかかわらず遅々として実現のメドは立たない)のにな。
「にもかかわらず」じゃなくて、本当に楽ができるようになったら首を切られるから、
予算だけ無駄に使いつつ、あえて遅々として実現させないのです。
その結果が国と地方で一千兆円の借金。
Re: (スコア:0)
簡単に言うと、予算の出所が違うから地域またぎは困難。
主導権と責任の所在という点もある。
あと、広く便利さを広げるのが行政サービスの至上命題の一つなので、障害者や年寄りやケータイ文化層に対応できないシステム構築は、横やりが入る。
サービスの視点が違うって事だね。
Re: (スコア:0)
代替テキストがないとか flash 必須とかテーブルレイアウトとか、
そんなんばっかのような気がしますが……
運営組織は何者? (スコア:0)
ここまで (スコア:0)
地方/全国一括の横断検索ってどうやるの? (スコア:0)
検索するときに図書館の区域を市町村まで指定する理由がわからない。
市町村管轄の図書館やら県立図書館とかなら普通にできるので、カーリルの存在価値が無い…。
他県とかとなりの地方レベルで蔵書の存在がわかればその為に飛んでいきますし、もし遠すぎても近くの図書館に取寄依頼位はしますから、
地方もしくは全国一括で横断検索させてください。
Re:地方/全国一括の横断検索ってどうやるの? (スコア:1)
神奈川県相模原市と東京都町田市は隣接してて、生活圏も重なっているため、どっちの市民でもお互いの図書館が使えるようになっています。たとえば相模原市立相模大野図書館と町田市立中央図書館だと、距離で3km、電車で一駅しか離れてない。同時に検索するオプションがあるべきだと思います。
Re:地方/全国一括の横断検索ってどうやるの? (スコア:1, おもしろおかしい)
図書館だけでいいの?
#町田を神奈川に返還するオプションについ…
Re:地方/全国一括の横断検索ってどうやるの? (スコア:1, すばらしい洞察)
システム上の制限じゃないですか?
使ってみた感じでは、全国の図書館の蔵書目録のデータベースをカーリルが持ってるんじゃなくて
投げられた検索リクエストからアマゾンの書誌情報を使って目的の本のISBNを抽出し、
そのISBNを各図書館の検索サイトで検索して
返ってきた結果をパースして表示する、というようなことをやっているように見えます。
仮にそういう風な構造だとするんなら、何百もの図書館の蔵書を横断検索するとなると
膨大なHTTPリクエストのやり取りが裏で発生することになるので
いつまでたっても結果が返ってこないということになるんじゃないでしょうか。
「横断検索」と銘打ってますけど、現実的には市区町村単位が限界ではないかと。
キャッシュ的な機構も持っていて、検索結果を保存してるんなら
いつかは出来るようになるのかもしれないですが。
Re: (スコア:0)
地域別検索もできます。もっと対象図書館が増えてくれるとありがたいのですが。
ビジネスモデルは? (スコア:0)
アフェリエイトかなぁ? 検索結果の統計を売るのかな?
単に広告収入?
Re: (スコア:0)
各図書館の検索用APIが公開されてるなら、
誰かがタダでやっちゃいそうな気がする。