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テクノロジー

皮膚下の血管を表示できる医療用スマートグラス 14

ストーリー by hylom
医療分野では色々と今後の発展が期待できそう 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

点滴に特化したイメージング技術を開発するEvena Medicalと精密機器メーカーセイコーエプソンが、皮膚下の血管を透視するかのように可視化できるスマートグラス「Eyes-On Glasses System」を開発したとのこと(Computerworld本家/.)。

セイコーエプソンの透過型モバイルビューアー「モベリオ」(/.J過去記事)をベースに開発されたそうだ。モベリオはAndroidベースのスマートグラスであり、透過型であるため画面と同時に周囲も見ることができる製品である。

今回開発された医療用スマートグラスは近赤外線光で血管内の脱酸素化ヘモグロビンを捉え、2機の立体カメラによって画像にする。これを透過型のスマートグラスに表示させることで医療従事者が点滴用の血管を容易く探すことができるという。画像や動画を保存し、患者の電子カルテにワイヤレス転送することも可能とのことだ。

とある調査によると、点滴針をさす際に1回で済まない場合は4割に上るという。貴重な医療時間の無駄となりその分治療が遅れるだけではなく、患者は非常に不快な思いをすることになる。今回開発された製品はこれを解決するもので、特に血管を探すのが難しい新生児や小児医療において効果が期待されるとのことだ。

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  • by ncube2 (2864) on 2013年11月22日 11時20分 (#2499271)

    ウチの母親が看護師だったんだけど、これが本人も認める位に静脈注射が下手で。
    子供の頃、勤め先の小児科で母親から静脈注射をうたれたことがあったんだけど、苦手だということで大きめの注射器一本で済むところを小さめの二本に分けて、二本目は針が刺さったまま交換しようとしたら…
    手際が悪いものだから、針から流れ出して辺り一面血の海に。
    そこに居合わせていた他の子達が皆、真っ青な顔をして固まっていた。
    あの時これがあったら少しはマシだったんだろうけど。
    (その後しばらくして、母親は臨床はやめて健康指導の方に転身)

  • by Anonymous Coward on 2013年11月22日 8時47分 (#2499196)

    経験豊富(多分)な看護婦曰く、血管が逃げたり、注射&点滴のし過ぎで皮膚が固くなって針が刺さらないとミスるけど、
    血管細いのと見えないのは、さほど難しくないとか。

    私の場合、細いだけで血管見えてるし逃げないし、皮膚も固くなってないから
    難易度低いと以前通っていた医療機関の看護婦に言われたことがあります。
    最近通っている医療機関の看護婦は全員、失敗しますけど(苦笑)

  • by wakatonoo2 (30019) on 2013年11月22日 12時39分 (#2499326) 日記

    昔からいろいろありますね。例えばVeinFinder [accuvein.com]
    実物をMedica [messe-dus.co.jp]で見ましたが、毎年でていますね。
    リンク先の動画のとおり実際に動かしてみると、結構感動します。

    #今回のエプソンのはAndroidベースのスマートグラスというところがアレゲなんだろうか。

  • by Anonymous Coward on 2013年11月22日 11時54分 (#2499300)

    既に他のコメントに書かれているように、これだけで解決する問題ではないとも思うけれど、
    それよりなにより、ビューアーの画像と実際の血管の位置の視差みたいなものは如何するのだろう。

    実物の腕と、半透明表示した画像の腕を、完全に重なるようにすれば、画像の血管と実物の血管の位置も完全に重なりそうだ。
    しかし、リンク先の動画を見る限り腕を写すカメラは使用者の瞳の位置にはない、違う位置からの映像だから、当然完全に重なるはずがない。血管相手に、だいたいで済ます訳にも行かないだろう。

    そういった差を全部計算して正確に重なる映像を合成しているのだろうか?
    透過型にこだわらず、完全にヘッドマウントディスプレイの画像だけで作業した方が精度が高いのじゃないだろうか。

    • 立体カメラなので問題ない。そもそもカメラの台数は2台。再構成画像が前提。
      カメラの位置と眼鏡の相対位置が分かれば任意の視点から再構成できる。

      # もちろんカメラの死角に当たる部分は描画できないけど。

    • by Anonymous Coward

      暗室で赤外線ライトを当てて暗視スコープで見ながら注射すれば、視差問題も解消!ただし患者が暗闇でいきなりブスッとやられるので恐怖は倍増します!

    • by Anonymous Coward

      >透過型にこだわらず、完全にヘッドマウントディスプレイの画像だけで作業した方が精度が高いのじゃないだろうか。

      視差だけじゃなく、時間差(処理による遅れ)の問題もありますからねぇ
      まあ、基本的に患者さんは動かないとは思いますけど、
      それでも動いていないことを確認する必要があるから、
      リアルタイムの実物も見えてないとダメでしょう

  • 入院中、点滴・注射でまったく痛みを感じさせない看護士
    さんが一人いたんだが
    詳しい話を聞こうと思ったけど1週間で退院したので、結局話せずじまい。

  • by Anonymous Coward on 2013年11月22日 12時23分 (#2499315)

    TO

  • by Anonymous Coward on 2013年11月22日 12時38分 (#2499324)

    患者の腕に投影して、血管が映る?とかいうのをテレビで見た気がするけど、なんだったか思い出せない。

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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