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アニメ・マンガ

漫画「アストロ球団」作者、中島徳博氏が死去 32

ストーリー by hylom
おくやみ 部門より
bikeman 曰く、

漫画「アストロ球団」の作画を担当していた、中島徳博氏が8月28日、大腸ガンで死去した。64歳だった(読売新聞)。

「アストロ球団」といえば、ジャコビニ流星打法をはじめとする奇想天外なシーンが続出する漫画として一世を風靡した。野球漫画の表現が過激になる過程では、「巨人の星」にて星飛雄馬の目の中に炎が燃え上がる1コマから始まり、マウンド上に竜やトラが現れるシーンまで発展したが、「アストロ球団」ではさらに表現のレベルが上昇して、人間が空を舞ってホームランをキャッチ、果てには1球投げるうちに第二次大戦中までさかのぼって、球が打たれると投げた投手が浦島太郎のように老人になってしまう、SFを凌駕する展開になった。野球漫画でのプレーが過激になっていく流れは、ボクシング漫画にも受け継がれ、その後車田正美の「聖闘士星矢」に大きな影響を与えた。

現代漫画の礎をつくった中島徳博氏の冥福をお祈りします。

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  • 俺たちゃ裸がユニフォーム♪・・・あれ?

    実際に混乱した奴は居る筈だ。
  • 今は球技?に帰ってきてテニヌとかバヌケとかになってますね。
    #ってことはアストロ球団はベーヌボールか

  • by Anonymous Coward on 2014年09月02日 16時13分 (#2668715)

    「野球漫画での擬音が変になっていく流れは、荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズに大きな影響を与えた」だって言えてしまう。

  • by Anonymous Coward on 2014年09月02日 17時14分 (#2668764)

    下世話な話でも申し訳ないが…

    ネットでは、言葉狩りで絶版という話と
    太田出版が再販売した話があるけど
    今は、Amazonには新品在庫が見つからないみたい。
    (太田出版のサイトに直販はなく、Amazonへのリンクがある)

    手元にはジャンプコミックスで全20巻がある模様

    廃棄するという人がいたので、もったいないからと持ち帰っただけで
    読み返すどころか、袋に入れたまま、押入れに眠っている。

    ドキュメントスキャナーはしょぼいのしか無いし
    20巻もあると大仕事に感じるけど
    Jコミ改め絶版マンガ図書館 [zeppan.com]に上げられるなら、ちょっと検討する
    (数ヶ月の間に仕上がるほど暇は無いと思うけど)

    #というコメントを見て、太田出版が重版すればいいんだよな

    • ebookjapan [ebookjapan.jp]にあったよ
      ここはそういうの強い

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        プロレススーパースター列伝もサンデーコミックス版(セリフの修正が行われてない)ですからね。

    • by Anonymous Coward

      >#というコメントを見て、太田出版が重版すればいいんだよな

      その場合、印税はどなたにわたるのでしょ?

    • by Anonymous Coward

      > Jコミ改め絶版マンガ図書館に上げられるなら、ちょっと検討する

      作者が死んでしまったので許諾をとることが不可能なのでは

      • by Anonymous Coward

        基本的に親族がいれば親族が権利を主張できるので、親族の許諾を取ればよく大きな問題にはなりません。
        親族が存在せず、許諾を求める対象が不明になった場合、ビジネス利用では忌避されるような宙ぶらりん状態が発生します。

        • by Anonymous Coward

          Jコミの場合赤松氏が漫画家業界のコネで許諾をとっているようなので、本人ならともかく親族からそう簡単に許諾を取れるかどうか。

          • by Anonymous Coward

            結局本人がいたところでコネがなければ簡単じゃないんでしょ?
            可能かどうかと簡単かどうかは別の話じゃん。

            • by Anonymous Coward

              そういうことなら権利者が誰かわからなくても問題ないね。
              つ[文化庁長官の裁定]

  • 原作者のある作品なんだし、作中の奇想天外なシーンの功績は半分はそっちなんじゃないの。
    中島氏の訃報に対しては、『朝太郎伝』とか、『バイオレンス特急』とか、他に語られるべき作品があると思う。

    • 「アストロ球団メモリアル」には原作者インタビューは収録されていないけれど、中島氏や編集者の発言から作品作りはほぼ中島氏一人で行っていた様子がうかがえる。「いかにもジャンプ」的なストーリー展開については、ほぼ中島氏の功績だったと思う。
      あと、Wikipedeiaによると、ジャンプのアンケート主義の礎を築いたのも氏だという。現代マンガに大きな影響を残した人だと思う。

      個人的にはロッテ戦でリョウ坂本が消える打球を放ったシーン、落雷のような露光過多でコントラストが極度についた画調の見開きシーンが忘れられない。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      そりゃ聞いたこともないものについては語れんでしょう。

    • by Anonymous Coward

      朝太郎伝は確か月刊ジャンプでしたっけ。
      床屋に置いてあったので、散髪に行ったとき読むのが楽しみでした。

    • by Anonymous Coward

      私は中島徳博氏と聞いて思い出すのは「朝太郎伝」の方だが、アストロ球団しか話題がでないのは仕方ないんじゃないかな。漫画談義をするサイトじゃないんだし。

      「朝太郎伝」すきだったなあ。

    • by Anonymous Coward

      雁屋哲を語るときに、いきなりメガロマンの話をされても困るでしょ。

      • by Anonymous Coward

        野望の王国なら許してくれますか?

      • by Anonymous Coward

        メガロマンの前にUFO戦士ダイアポロンですよね。

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