「Happy Birthday to You」の著作権を慈善団体が主張 18
また面倒臭そうなことに 部門より
映画会社の訴えにより、9月にWarner/Chappellの著作権を認めない判決が出た楽曲「Happy Birthday to You」だが、新たに慈善団体が著作権を主張して裁判所に確認を求めている(Ars Technica、Techdirt、訴状PDF)。
9月の判決により、「Happy Birthday to You」はパブリックドメインになったと考える人も多い。しかし、判決では著作権保護期間が存続しているかどうかについては判断されておらず、作者不詳という状態になっている。そのため正当な著作権者が確認されれば、権利が認められる可能性もある。
著作権を主張しているのは、Association for Childhood Education International(ACEI)という慈善団体と、ACEIを所有するHill Foundation。Hill Foundationは「Happy Birthday to You」の原曲「Good Morning to All」を作曲したHill姉妹が設立した財団で、ACEIはこれまで「Happy Birthday to You」に対するWarnerの著作権収入の3分の2、推定で年間およそ200万ドルを受け取っていたとのこと。
Hill姉妹は「Happy Birthday to You」の著作権を音楽出版社のSummy Companyにライセンスしていたが、企業買収を経てライセンスはWarnerに移転していた。しかし、Summyの受けたライセンスを認めない判決が出たことから、ACEIおよびHill Foundationは元の著作権者に権利が戻ったと主張している。
一方、Warner/Chappell側も裁判所に判決の見直しを求めている(PDF)とのことだ。
外国のお話 (スコア:0)
日本には関係ないですね。仮に権利がアメリカさんの方で認められたとしても。
Re:外国のお話 (スコア:2, 参考になる)
これは補足説明が要りそうなので。
ベルヌ条約でアメリカの著作者の権利は日本でも適用されます。
ただし
・著作権の保護期間は各国の法律で決まります。
・保護期間は権利者の死後アメリカで70年・日本で50年です。
・TPPの影響で日本も保護期間が70年に延長される予定です。
・保護期間が失効したものについては、法改正による延長は適用されません。
この件は日本ではWarner/Chappellの裁判前に保護期間失効済みなので
結果としてTPPがどうなろうが、アメリカの裁判結果がどうなろうが影響がないです。
ついでですが日本国内での保護期間延長の影響は下記がまとまってます。
http://www.j-cast.com/2015/10/06247169.html?p=2 [j-cast.com]
Re: (スコア:0)
もう切れたものはセーフ、なんですよね。
来年にもTPPに基づいて法改正が議論され、早々に決まってしまいそうです。
その後はもうちょっとでPDになるはずだったものが全部20年延長。
そしてその後はアメリカが再延長すれば自動的に日本も延長しろとの圧力がかかるでしょう。
ゴールしそうになったらゴールが延長されるマラソン。
Re: (スコア:0)
EUでは延長後に著作権を復活させた事例もあるけどね。
Re: (スコア:0)
サーバが日本にあれば大丈夫?
Re: (スコア:0)
外資系チェーンのレストランやテーマパークでは、誕生日イベントがあっても、あの曲を避けてるところが多いですよ。たぶん、オリジナルのマニュアルが、そうなってるのでしょう。
Re: (スコア:0)
じゃあ今現在たいていのカラオケに入ってるぶんのはどうなってるんだ?
1.パブリックドメインなのでカラオケ会社から支払われていない
2.カラオケ会社からJASRACに支払われ、そこで止まっている
3.包括契約なので支払われてるかどうかすら闇の中
Re: (スコア:0)
某ネズミの著作権は戦時加算を考慮しても日本ではとっくに切れてるはずなんだけどなー
なんとまあ (スコア:0)
ぴんぴんに欲の皮がつっぱってそうだ
Re:なんとまあ (スコア:1)
>ぴんぴんに欲の皮がつっぱってそうだ
黄金の卵を生むガチョウを飼っていたら、それの飼育警護に全力を注ぐのは当たり前なんでしょうね。
殺しちゃうのは愚か者。
それでいつものごとく延命の為に戦う人達ガイル。
#ネズミの国の人達とか赤毛のなんとかとか・・・
Re: (スコア:0)
アンネ・フランクと赤毛のアンの区別もつかんのか……
Re: (スコア:0)
グリーンゲイブルズ絶滅収容所に収容された赤毛のアンネ・フランクか。で看守は老人の兄妹なんだな。
アンネは想像力を駆使して過酷な現実に耐えている、と。
Re:なんとまあ (スコア:1)
どっちも読んでないのバレバレですね。
Re: (スコア:0)
http://newsjapan32.com/2015/09/30/post-1537/ [newsjapan32.com]
>アメリカで映画やテレビで使用すると最大一万ドルの請求が来ます
そりゃまあ欲の皮も突っ張ろうってものでしょう。
使うようなシーンがあれば、使わない選択肢がないような曲ですからね。
Re: (スコア:0)
Hill Foundationは兎も角、慈善団体をここで矢面に持ち出すのが終わってる。
慈善団体というだけで信用されるという発想が慈善とは程遠い下劣な考えだ。
慈善団体とは名ばかりで弱者を食い物にするゴミ団体ってのはままあるけど、
そういうのが蔓延っているという現実をこんなあからさまにアピールするとかもうね…
先日のアンネの日記のやつも慈善団体がどうのな話だけど、ほんっともう勘弁してよ。
慈善団体といい環境保護団体といい動物愛護団体といい平和主義といい宗教といい、
他人に善意を要求する人間って、ものすごく簡単に善意とは真逆を向いてしまう。まさに文字通り偽善。
人の心は低きに流れる。他人に何かを要求する行為に善行という免罪符を与えるとより簡単に…という事か。
Re:なんとまあ (スコア:1)
>慈善団体というだけで信用されるという発想が慈善とは程遠い下劣な考えだ。
慈善や友愛を説きながら募金や寄付を求めてる人達の元締めたちが募金や寄付をしている人達よりも裕福そうに見えてしまう世知辛い世の中ですし。
Re: (スコア:0)
ACEIの規模を知らないので慈善活動支出に対する(今まで得ていた)200万ドルの重みは分からないですが、「200万ドル無くなるの?まあ仕方ないかあ」と言えるところがあるならば、むしろそちらが怪しく感じます。
Re: (スコア:0)
それを主張するべきなのはHill Foundationであって、
慈善団体にそれを代弁させる理由になっちゃいませんよ。
そもそも慈善団体だから出所不明の利権を利用しても許されるなんて理屈もなければ、
慈善団体が他者の意思を無視して資金を集め(寄付を強制)ても良い理屈なぞ有るわけがない。
あんたみたいに「慈善団体の運営資金は~」なんて何処かで慈善団体に特権を認めてる奴が居る以上、
実際は慈善活動などしていない慈善団体や中抜きで豪遊してる慈善団体が減ることはないんだろうな…
> まあ仕方ないかあと言えるところがあるならば
慈善団体であるならばこそ、他者の権利と衝突した時に我を通すような事があってはいけないと思いますが。
苦しいのはわかるけど、そこで慈善を盾に他者から金を奪って良い理屈はないし、
そんな神経してる連中が真面目に慈善活動に邁進してるかというと怪しいもんだ。