あるAnonymous Coward 曰く、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが、専用メガネ不要で裸眼立体視による3D映像視聴を可能にする技術を開発した(PC Watch、MIT News)。裸眼で3D映像を実現するデバイスはすでにあるが、これらは複数人での視聴には対応せず、スマートフォンやゲーム機などの分野でのみ活用されていた。新たに開発された技術は映画館向けの技術で、観客が座席に固定されていることを利用し、多数の極狭い範囲にそれぞれ異なる視差映像を提供するというものだそうだ。
いかん。 (スコア:4, おもしろおかしい)
「眼立」の二文字を飛ばして読んだために、マッパでHMDつけてVRなXXXをやっている奴が頭に浮かんだ。
Re:いかん。 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
このモニターを床に敷こう
Re: (スコア:0)
スラドのコメントで久しぶりに笑わされてしもうた。
#座布団を2枚差しあげたい
全員に対して違う物を上映 (スコア:0)
それぞれの観客に別の映像を見せられるということは、この技術に、ヘッドホン貸し出しをセットにすると、
このスクリーンのこの時間はこの作品という縛りを取っ払った、観客それぞれが別々に好きな作品を見れる、
オンデマンド上映みたいなことも可能に!!(いろいろ無理)
# 昔、マガジンかチャンピオンだったと思うけど、演劇に賭ける人生を描いた漫画で、
# 無茶振り課題をこなして行く話の中の「観客全員に同時に異なる地獄を見せろ」というお題に対して解決を模索する流れで、
# 「ついたてのような物で観客の視野を…無理だ、せいぜい2~3パターンしか分けられない!」とかってやってたけど、
# ついに技術力が追い抜かしたか。
Re:全員に対して違う物を上映 (スコア:1)
マガジンの『THE STAR [mangaz.com]』ですな。
ストーリーでは、確か観客全員をトランス状態に巻き込んで「一人ひとり異なる幻覚を見る」という形で課題をクリアしてたかと(というかネットで読めるんだからそっち見たほうが早い)。
Re: (スコア:0)
みてきました。21巻に収録されています。
元コメントのACではありませんが、情報ありがとうございます。
Re:全員に対して違う物を上映 (スコア:1)
> それぞれの観客に別の映像を見せられるということは
違う、全く逆。
いままでの裸眼立体視は、大勢の人が横並びに座っていると、それぞれが(仮想立体を見る角度の)違う映像を見ていた。 [impress.co.jp]
例えば極端に言うと、真正面に座った人は3Dの登場人物の正面の顔を見ることができるが、
端に座った人はいつも横顔しか見れないというようなこと。
MITの方式は、たとえ列の端の方に座った人でも、スクリーンの真正面に座った人と同じような立体映像を見ることができる [impress.co.jp]、
というのがミソ。
Re: (スコア:0)
元コメはそれが分かった上での発言だと思うよ。
いままでの裸眼立体視は、たくさんの目で包囲された時、それぞれの目に応じた角度の映像を送っていた。
つまりは、見る角度は違うものの、全ての場所に同じ映像を送ることになる。
(座席ごとに別々の映像を送ろうとすると、場所によっては2つの映像が混ざってしまう。)
それに対して今回のは、座席が固定されているため、固定位置にある2つの目それぞれに、個別に必要な映像を送ることができる。
つまり、応用すれば個々の座席に別々の映像も送ることができるはずということ。
Re: (スコア:0)
いやただの勘違いだろw
「応用すれば」というが、この技術の発展で各観客に個別の異なる映像を見せようとするなら、
大幅な光学系の改造が必要だ。ほとんど別物、装置も巨大になる。
けど元コメは「この技術に、ヘッドホン貸し出しをセットにすると」と言っているあたり、
音の問題さえ解決すればいいと考えている。
タレコミは「多数の極狭い範囲にそれぞれ異なる視差映像を提供する」の
「異なる視差映像」が「極狭い範囲にそれぞれ」という語にかかっているつもりで書いていたのだろうが、
元コメは「極狭い範囲」という語の指す意味が理解できなかったのか知らんがスルーしてしまって、
「多数にそれぞれ異なる視差映像を提供する」と勝手解釈してしまったのだろう。
まあ思い込みで文章を読んで、元記事も読まずに脊髄反射するとこういうことになるということ。
裸眼で3D (スコア:0)
>裸眼で3D映像を実現するデバイスはすでにあるが、これらは複数人での視聴には対応せず
東芝のグラスレス3Dレグザ(GL1シリーズ)は裸眼で9視差対応、
複数人での視聴も一応可能でした。後継機種は出ませんでしたが。
Re: (スコア:0)
私もこれを思い出した。
記事見る限り、方式も代替一緒っぽいですね、これ。
Re: (スコア:0)
技術的には近いところがあるけど、視聴者がどの角度から見ても映像が同じ角度という点が新しいのでは?
座席が固定されていないタイプの裸眼立体視の場合、見る角度によって映像も変わるので、
たとえば主人公を画面の真ん中に配置したシーンなのに、右側の座席から見ると主人公が画面左側にいるように見えてしまう。
Re: (スコア:0)
全然違う。
Re: (スコア:0)
片目の視野の中に2、3視差分が混ざって届くゴミの話はもう良いです
Re: (スコア:0)
それは視差数の問題でしか無いんだけどね。
現実だって、右目の右側部分と右目の左側部分とでは厳密には違う映像が届いているはずなので、
視差数が数億、数兆になれば、それなりに見える映像になるはず。
Re: (スコア:0)
だから既存技術との違いが元記事に書いてあるだろうに。
疑問や異論があったら、「元記事にはその答えが書いてあるかも」ぐらいは考えようよ。
Re: (スコア:0)
新技術に対する疑問ではなく、スラド内の文章の不正確さについての突っ込みでした。
(『複数人で見られる裸眼立体視もあることはあったよ』という)
わかりづらい文章で申し訳ありません。
Re: (スコア:0)
リンク元にも書いてある通り、9視差だと元のドット数が9倍必要になるけど、この方式だと何視差でも2倍、つまり右目用と左目用だけ容易すればいい。例えば10000視差とかにすると、元の光点が10000倍必要だから現実的じゃない。なんでドット数が爆発的に増えるかは昔36視差の実験してたのからどうぞ。
http://www.nicozon.net/watch/sm12402466 [nicozon.net]
http://www.nict.go.jp/publication/NICT-News/1103/03.html [nict.go.jp]
http://www.nic [nicozon.net]
貧乏ゆすりがひどい奴は (スコア:0)
3Dに見えません。
Re:貧乏ゆすりがひどい奴は (スコア:2)
コンテンツがエロい場合、2D(けだものモード)になったり3D(賢者モード)になったりするという欠点があるわけですね。
それでは私は中央で見る (スコア:0)
この技術は立派なモノかも知れないけど、この技術ってスクリーンの平面を立体に見せるんでしょ。数年前、アニメをミュージカルにしたものを見に行ったとき、私の座席位置が前側の左壁から近くの所で、劇開始中はずっと私の首と目はほとんど右向け右だった、そして座席は正面固定向きで。それ以来、古代ローマ時代の円形劇場の素晴らしさと、現代の客に何を見せているのかを思っていない劇側演出の表現のへぼさを身にしみたんだが。それでもってこの技術、映画館に使うってダイジョウブかいな。
Re:それでは私は中央で見る (スコア:1)
現在の劇場は料金格差をつけるために不自由な席と快適な席の差は大きければ大きいほどよい
Re: (スコア:0)
改行…
Re: (スコア:0)
#3054547人だけど、スマン。この書き込みM$製社のXBOXシリーズで気楽にやっているんだ。なので何でか「改行」キーが無くて、ほら、このとおりさ(笑)。
Re: (スコア:0)
>観客が座席に固定されていることを利用し、多数の極狭い範囲にそれぞれ異なる視差映像を提供するというものだそうだ。
別の枝でも書かれているけどどの席から見ても真正面からになるような視差映像をおくっているんじゃないの?
Re: (スコア:0)
真正面から見ているように見えるというわけではない。あくまで同じ絵を見ているというだけで、
斜めから見たら同じ絵を斜めから見ていることになる。
見え方は今のメガネ使用の3D映画と全く同じだよ。ただメガネが要らないというだけ。
しかもこれは装置が大掛かりで、観客全員にメガネを配るよりずっとコストがかかりそうだ。
たぶん実際に使われることはないんじゃないかな。