精密な眼科手術を行えるロボット、昨年9月に初手術を行っていた 31
ストーリー by hylom
最新ロボット 部門より
最新ロボット 部門より
目の外科手術を行う「革新的なロボット」が登場したそうだ(MIT Technology Review、翻訳記事、Slashdot)。
このロボットはオランダのPreveyes BV社が開発したもの。「Robotic Retinal Dissection Device」(R2D2)と名付けられており、カメラ映像を見ながらジョイスティックで操作することで精密な手術が行えるという。去年9月、オックスフォード大学にてこのロボットを使った手術が行われたそうで、ロボットを使った目の外科手術は初めてとのこと。9月以降、ほかに5人の患者が手術を受けているという。
近年ではこれ以外にもロボットを使った手術は広まっており、米国では「Da Vinci」という外科ロボットが心臓疾患などの手術に使われているそうだ。なお、R2D2のコストはおよそ100万ドル程度だという。
「ダ・ヴィンチ」のIS社特許が進歩を邪魔していた時代 (スコア:4, 興味深い)
ITmedia「ロボット大国日本は、なぜ「手術支援ロボット」市場で勝てないのか」 [itmedia.co.jp](5ページ目)にあるように
外科手術ロボットは「ダヴィンチ Da Vinci」のIS社が特許をあらかた全部押さえていて
米国独占(一社独占)が続いていました。この間は他社が参入できず進歩が遅れていたわけです。
今回のオランダのPreveyes BV社が製品化した(R2D2)時期の2016年は「ダ・ヴィンチ」特許が切れ始める時期なので
やっとこれから各社、各国の競争が始まるという気がします。
特許制度は必要なものでしょうけど、2015年2016年までのIS社独占の時期は
医学にとって無駄な足踏みという印象を持っています。
(なお、ロボットの定義が妙に広がってるなという部分は同意します)
Re: (スコア:0)
イスラム国さいていだなー
Re: (スコア:0)
どうせ特許切れても日本は出遅れたままなんでしょ。
金がないから開発費出せないって声が聞こえてきそうだ。
Re: (スコア:0)
国などからの補助金を受けながら進行しているプロジェクトがありますね
当然ながらそのスポンサーへの対応に一定量のリソースを割かねばならないので
なんとも…まぁ。
Re: (スコア:0)
DaVinciは、当初からアメリカは国として、きちんと力を入れていましたからね。
大々的な国家プロジェクトとして。
細々としたプロジェクトだけじゃなくて、本気の動きが日本にも出てくればいいんだけど、あるのかな。
日本として医療法規も(多少)変えてやるぜ、くらいの。
これってロボットって言えるの? (スコア:3)
これでロボットなら身の回りにある機械の殆どはロボット
Re:これってロボットって言えるの? (スコア:2)
手元の「なぜなに学習図鑑」には、ヘロンの自動販売機が世界で最初のロボットと書いてありますよ!
Re: (スコア:0)
R2D2って言いたいだけではないのかと。
Re: (スコア:0)
R2D2の腹が開いてでてくるあれもロボットと言えてしまうな
Re: (スコア:0)
天下のNHKが放送している「ロボットコンテスト」をみればわかる。
単なるリモコンでもロボットなんだ!
Re: (スコア:0)
そうそう箸だってロボット。
#どこで線を引くかは難しい
Re: (スコア:0)
この辺はまだロボットと言いたくなる気持ちはあるが、
http://jp.techcrunch.com/2016/11/22/20161121cozmo-2/ [techcrunch.com]
https://www.amazon.co.jp/dp/B01DF1VDDI/ [amazon.co.jp]
ここまでくると、どうだろう...(同様の商品が100均にも売られてる。)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00WFO04EQ/ [amazon.co.jp]
Re: (スコア:0)
治療の為とはいえ人間を傷つける機械をロボットと言うのは違うと思う。
ロボットでも (スコア:0)
ロボット三原則のことだと思われるが
例えば自立型で銃創の緊急処置が可能な能力を持ちながら
その場に居合わせても規程に縛られて手を出せないようなマシーンは
ちょっとどうかと思う。
Re: (スコア:0)
「はだかの太陽」の帝王切開についての会話の中で、胎児技師が次のような話をしてる。
「ロボットは、方法を知っていれば人間の命を救うために虫垂切除はやるでしょう。
でも手術したあと、そのロボットはおおがかりな修理無くしては使い物にならない。
人間の体を切ると言うことは、陽電子頭脳にとってはトラウマを生じるような体験ですからね。」
なのでロボット三原則的には、軽度の手術は不可能ではない。
おそらくは髪を切ったり、爪を切ったり整えたりするくらいなら朝飯前で、目の手術はその間かなあ。
Re: (スコア:0)
結局のところ「陽電子頭脳が解釈するところの『ヒトを傷つける』とは」ってところが肉体的には非常に弱いところに設定されている、というだけで、現実のロボットの定義とは何も関係ないですよね……。
(一方精神を傷つける点については比較的鈍感なのが陽電子頭脳だ)
で、そこから離れた概念としての三原則であれば、「傷つける」をどのように実装するかの差でなんとでもできる。
模式的に言えば「行動したらAダメージ与えるが、行動しなかったらBダメージを見過ごすことになる」という時にABなら行動する、みたいなロジックを組めば実行可能になるわけで。
アシモフのロボットも、ある程度以上高度なものであればその辺の天秤にかけて判断することができるようになってる(陽電子頭脳にダメージ受けるけど)。
だいたいリスクを過剰に捉えれば「ロボットが居ることでヒトが傷つく可能性が高まる」とか言い出して稼働直後に停止してしまうことになるが、そんなヤツは劇中に出てこないわけで、結局「どんなロボットが欲しいか」に合わせて調整できる問題でしかない。
Re: (スコア:0)
AC#3151585 さんは、米軍の無人機はロボットではないとおっしゃるのかしら?
Re: (スコア:0)
それは、殺人機械と呼ぶべきでロボットではないかなとは思ったけど。
別に米国憲法に米国人に非ずは人に非ずと書けば、
米国以外を敵(つまり内戦以外)にしている限り
相手は人間ではないなにかでしかないので三原則には違反しないかと。
#そして米国憲法は革命は認めるが革命者は米国人に非ずと改憲される。
Re: (スコア:0)
カメラの映像を見ながらリアルタイムで操作の指示出しているならマニピレーターだよね
と思ったけど、それならアニメに出てくるロボットと同じじゃんと言われると反論できない
Re:これってロボットって言えるの? (スコア:1)
アニメに出てくる「ロボット」概念はおおむね「巨大ヒト型マニピュレーター」という定義だから・・・
(例外が多数あるのは重々分かってる)
タイトルは (スコア:0)
「R2D2、眼科手術を行う」にすべきだった。
インターフェース (スコア:0)
精密な操作が要求される作業にジョイスティックって組み合わせは違和感あって気持ち悪い
Re:インターフェース (スコア:1)
ジョイスティックの感度を落とし、アームの最高移動速度も遅く設定しておけば
いくらでも微小な動きをさせることができるよね
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
①早い。
②微小な動きが要求される。
のどちらの理由でしょうか?
Re: (スコア:0)
精密な操作が要求される作業にジョイスティックって
いつもの台詞にもあきた寡黙なインターフェース四天王。
マウス「…」
トラックボール「…」
液晶タブレット「…」
十字キー「…」
「…おい」
Re: (スコア:0)
ジョイボール「俺の出番か?」
光線銃(ライトペン)「俺だろ」
データグローブ「満を持して」
脳波マウス「いや本当に求められてるのは俺だから」
Re: (スコア:0)
気持ち悪いと思うのは個人の自由だが
船のバウスラスターを含めた繊細な操船もジョイスティックで操作するし
http://www.hanshin-dw.co.jp/product_08.html [hanshin-dw.co.jp]
宇宙用の高度なジョイスティックも研究されていたりする
https://ntrs.nasa.gov/archive/nasa/casi.ntrs.nasa.gov/19900020520.pdf [nasa.gov]
Re: (スコア:0)
むしろ微調整する作業だとジョイスティック型が最適だと思うけど。
マウスやデータグローブの類は、「現在位置で停止」が難しいし、
「縦方向に1mm」動かそうとしても上下左右にずれたりするのが普通だもの。
あとはそれこそキーボードで数値入力かな。「右に3.5度修正。X軸+2mm、Y軸+10mm」みたいなの。
#もちろん使いこなすのは、そうとうに難しいと思う。
Re: (スコア:0)
そういった用途にはロータリーエンコーダーでくるくる回すのが一般的では 方向をXYZ等選択してから動かすと
NCがそうだけど
Re: (スコア:0)
それじゃあ自由曲線で切れないじゃん