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30年以上ぶりにレコードの売り上げがCDを上回る、全米レコード協会報告 60

ストーリー by nagazou
業界全体としては苦戦 部門より
米国内のレコード販売数がCDを上回ったそうだ。今年上半期のレコードの売上額は2億3210万ドルで、一方のCDの売上額は1億2990万ドルとレコードがCDを圧勝する結果となっている(RIAAAFP)。

全米レコード協会(RIAA)の10日の発表によると、レコードは物理的なメディアによる販売数の62%を占めているという。一方で物理メディア全体の売り上げ自体は、新型コロナ(COVID-19)パンデミックなどの影響から、前年同期比で23%ほど減少したとのこと。

一方でSpotifyなどのデジタル配信の利用者は前年同期比で24%増となっており、デジタル音楽に関してはCDからネットデジタル配信に移行したことでメディア販売は減り、その結果レコードに追い抜かれたと言うことらしい。

RIAA会長は、ライブミュージックセクターは閉鎖され、スタジオ録音は制限がかけられ、そしてなによりも、何百万人ものアメリカ人が仕事を失い、経済が機能しなくなっている。現在は音楽業界にとって歴史的に困難な時期だと話している。
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  •  レコード媒体って懐古主義者向けの高付加価値商品というイメージがあるんだけど、1商品の平均単価も興味がある。
     少数の好事家向けの商売と、配信とのマルチ販売や宣伝媒体くらいの位置づけもあり得るCD媒体では商売のやり方も違えば収益構造も違う。その当たりの違いも踏まえて細かく分析すればまた違った見え方になる気がするのだけど。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • by Anonymous Coward on 2020年09月15日 12時33分 (#3889259)

      まあ扱いとしてはディスプレイ用だそうです。
      ポスターの仲間という扱い。
      当然音源のダウンロード用コードもついてくる。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      >>レコード媒体って懐古主義者向けの高付加価値商品というイメージ

      DJがスクラッチプレイに使うんですよ。
      レコードは記録メディアというよりは、楽器です。

      • by Anonymous Coward

        今時物理的にスクラッチしてるDJなんてどれだけいるんだろう
        既にCDJかメモリーが主流になってる
        針飛びの心配もないし劣化しないし

      • by Anonymous Coward

        DJってそんなに人口いるんだ…すげえな
        コロナでクラブとかライブハウスとかって営業減ってるけど、DJの働き口ってそんなあるんだ

      • by Anonymous Coward

        曲をかけるのにアナログレコード自体を使うDJはもうほとんどいないですよ、PCのコントローラーとして同期信号が入ってるアナログレコードを使うだけです、そもそも新婦はほとんどデータ販売に移ってますし

        • by Anonymous Coward

          新婦のデータ販売か…閃いた

    • by Anonymous Coward

      > レコードの売上額は2億3210万ドル
      > CDの売上額は1億2990万ドル
      > レコードは物理的なメディアによる販売数の62%

      絶対値はわからないですが、物理メディアの残り 38% が CD だとすれば、
      (23,210 / 0.62) / (12,990 / 0.38) = 1.095
      となるので、恐らく 1 枚あたりレコードの方が 1.1 倍程度の値段になります

      ただし、テーブなど上記以外の媒体があるとすれば、その差は縮まるのでほぼ同価になりそうですね

      • by Anonymous Coward

        日本ではDVD-Audioなどへの、第二世代光ディスク音楽メディア移行に失敗したけど、米国でも同じなのかな?

  • by hakikuma (47737) on 2020年09月15日 11時16分 (#3889208)

    「30年以上ぶり」って表現に違和感
    「以上」ってことは、「30年ぶり」も「40年ぶり」も「50年ぶり」も含まれてしまう。。。

  • by Anonymous Coward on 2020年09月15日 7時41分 (#3889075)

    ・メディア別の音楽産業の売り上げ
    ・コロナの影響

    まあ危機的と言いたいだけならごった煮でもいいんだけどね。

  • by Anonymous Coward on 2020年09月15日 8時23分 (#3889085)

    音楽は生きていく上で必須のものではないから一番に切られても仕方のないこと
    でも家にこもる人が増えて音楽を聴く人が増えたのではないかと思うのだがどうだろう?

    • by Anonymous Coward

      問題は、一度売れたレコーディングを何度聴き直しても音楽家へ金が渡るわけじゃないってことです。
      (ストリーミングでは増えるのかもしれないけど、買い切りなら絶対に一文も行かない。)

      • by Anonymous Coward

        CDって凄いよな
        一度買えばカセットテープ、MD、DAP、スマホと現在に至るまでずっと色んな媒体で聴けるんだから

        • by Anonymous Coward

          今時カセットテープに落とす人もいないでしょうが、
          技術的な話をするならDRMフリーのデータなら媒体の形式を問わず
          カセットテープ、MD、DAP、スマホにコピーできますよ?

          • by Anonymous Coward

            DRMがあってもループバックで録音しなおせば少しぐらいは劣化するもののコピーできるといえばできるのでは?

          • by Anonymous Coward

            言いたかったのは時系列的な話です
            20年以上前に買ったものが現在まで買い直すことなく簡単に聴きつづけてこれたのが凄いなと

            • by Anonymous Coward

              販売開始の時系列ならCDからカセットと言う話はないだろうし、
              販売終息の時系列ならCDからMDと言う話はないだろう
              どういう時系列?

              • by Anonymous Coward

                単純に自分の経験です
                CD買って車で聴くようにカセットテープにコピーしたし、ウォークマンで聴くためにMDにもコピーした、その後の流れは言わずもがな

              • by Anonymous Coward

                > 販売開始の時系列ならCDからカセットと言う話はないだろうし、

                CDとカセットは時期がかなり重なってるんですよ。
                CDが販売開始されても、カセットも並行して広く使われていたので、
                カセットしか使えないカーオーディオ用にCDからコピーするなどの
                使われ方がありました。

                一方、CD-Rが一般的になるころにはカセットはほぼ終息していたので
                カセットからCDというのは(バックアップやデータ移行などを除けば)
                ほとんどありませんでした。

              • by Anonymous Coward

                CD->カセットへ録音なんて山のようにあったわけだが
                若くて知らんかな

              • by Anonymous Coward

                CD(-R)、カセットテープ、MD、DAP、スマホ、そのどれも交互にコピーして聞けないか?

              • by Anonymous Coward

                こういう話はその時代の経験だよね
                ポータブルCDプレイヤーが登場しても、それを使用する若者の財布ではおいそれと
                買い足すこともできず、家族共用のステレオ(この言葉も古いね)でCDからテープに
                コピーしてカセットプレイヤーで聴くとか、
                アニメや特撮番組のサントラレコード/CD2枚を曲順死ぬほど考えて一本のカセットテープに
                ダビングして完全版といきがってみたりとか。
                カーステレオも車に作り付けで簡単に交換できないから、カセットテープ型の装置と
                CDプレイヤーがケーブルでつながって、カセットテープ型の部分をカーステレオに
                挿すことでCDが再生できる機材が売られてた記憶が。

              • by Anonymous Coward

                バブルラジカセにはCD→カセットテープの倍速ダビング機能あったなー。
                ディスクマンよりカセットウォークマンのほうがコンパクトだし音飛び防止がつくのは結構後だったからね。
                レンタルで借りてきてダビングして…ってほど音楽に興味なかったけど。

        • by Anonymous Coward

          それを言うならレコードはもっと凄い
          一度買えばカセットテープ、MD、CD(CD-R)、DAP、スマホと現在に至るまでずっと色んな媒体で聴ける
          逆のCD→レコードはむつかしい(レコード製造はカッティングの機材が必要だし、収録時間の制限もCDよりきつい)

          • by Anonymous Coward

            トイ・レコードメーカー [hardware.srad.jp]

            収録時間で言えばダイナミックレンジを犠牲にして詰め込むという技が使えるので
            両面で90分ぐらいのLPなんかも存在してた。さすがに↑のでは無理だけど。

    • by Anonymous Coward

      音楽は生きていく上で必須のものではない

      何度か音楽に命を救われたと信じている自分の認識は正反対だ。

      • by hasbay (7390) on 2020年09月15日 11時55分 (#3889231)

        極論すると生きていくのは必須なのかという話に

        親コメント
      • by hjmhjm (39921) on 2020年09月15日 14時17分 (#3889332)

        音楽の欠乏が、生命維持を難しくしたり死因になったりはしないから、合理的な認識としては一般的やろ?
        しゃあない。

        それはそれとして、音楽の可能性を、個人が主観的に信じることはもちろん自由。
        どうぞ。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          人生の終わりの葬式で流す音楽すら、カスラックは徴収に来るからね、そりゃ音楽コンテンツ離れ=音楽の可能性喪失も進むでしょう。

      • by Anonymous Coward

        そういう人と、
        音楽に夢を見て、夢やぶれて・・・
        という人は
        どっちが多いだろうか

      • by Anonymous Coward

        音楽だけでなく映画や小説や漫画やアニメやゲームあたりでも命を救われたと思っている人も沢山いそう。

      • by Anonymous Coward

        詳細を書かないとどっちにもとれるぞ
        自分じゃ救われたと思っていても、傍から見たら破滅したように見える場合だってあるからね

      • by Anonymous Coward

        生きていく上で必須のものではない。とか言ったら娯楽全否定だからね。

        スポーツ、芸術どころか、服や食事も最低限でなければ「無駄」扱い。
        「生きていく上で必須」のみを追求したら、原始的な生活になりかねない(いやそれは「種の存続に必須」か)

        • by Anonymous Coward

          必須ではないは、「全否定」ではないです
          必須ではないは、「無駄」でもないです
          ただ必須ではないので、余裕がなければそりゃ切り捨て候補にはなるでしょう

      • by Anonymous Coward

        じゃあ生活物資は水と食料の代わりに楽しい音楽セット入れておきますね。おかげで他の誰かがひとり助かりそうです。

  • by Anonymous Coward on 2020年09月15日 10時35分 (#3889180)

    30年前って、音楽販売メディアの主流はもうCDで、アナログレコードなんて絶滅危惧種だったイメージなんだが。
    アメリカはまだアナログレコードの時代だったのか?

    MDやDCCが出てきたのも、この頃だったはず。

    • by Anonymous Coward

      元レポートは1980年代って書かれていて、だから30年以上ぶりとかいう怪しい言葉遣いになっている
      他の資料探すのさぼって無理やり言葉ひねり出したのでしょうね

  • by Anonymous Coward on 2020年09月15日 10時42分 (#3889184)

    収入の割合ってどんなものなんでしょう?
    ライブが支配的ならコロナの直接的ダメージ受けてるわけだが、新曲の印税が中心だと第三次産業として単純に不景気の煽り受けてる形になる

    • by Anonymous Coward

      サブスクが主流になったので、1回再生しても1円弱しかレーベルに入らない。
      印税はそれに対しての数パーセントなので、曲からの収入はお察し状態。

      ライブが重要な収入源だけど、実際の儲けはTシャツなどのグッズ販売が担ってます。
      なのでコロナ直撃で大変苦しいです。

      アナログレコードが売れているのも、グッズとしてだから。
      QRコードが付いていて、実際にはデジタルで聴いたりします。

      • by Anonymous Coward

        ジャケ買いするならCDよりアナログ盤(LP)だよね。

        • by Anonymous Coward

          面積が大きくて、見栄えがいいですもんね。

          • by Anonymous Coward

            そういうことを言う人がいるから、LPレコードサイズのジャケットに入ったCDとか
            LDサイズのジャケットに入ったDVDとかっていう妙にかさばる謎商品が出るんですよ

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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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