
変形性膝関節症の治療にPRP療法は有効かどうかの臨床試験 11
ストーリー by nagazou
有意な差なし 部門より
有意な差なし 部門より
コロナ禍の影響で「変形性膝関節症」が増加しているらしい(山陰中央新報)。その治療法として多血小板血漿(PRP)の関節内注射(PRP療法)が有効かどうかを検証する記事がJAMA Networkに掲載されている。有効性が証明されていない治療法であることから、実際の変形性膝関節症の患者に対してPRPとプラセボ注射を行い、その効果を調べる臨床試験が行われたという(JAMA Network)。
臨床試験では軽度から中等度の変形性膝関節症を持つ50歳以上の成人288人が参加。PRPとプラセボ注射の効果に関する結果はタレコミにあるとおりだが、結論を書くと12か月の観察期間では効果はなかったとしている。記事では症候性の軽度から中等度の変形性膝関節症の患者では、生理食塩水プラセボの注射と比較してPRPの関節内注射は有意な差をもたらさなかったとしている。
pongchang 曰く、
臨床試験では軽度から中等度の変形性膝関節症を持つ50歳以上の成人288人が参加。PRPとプラセボ注射の効果に関する結果はタレコミにあるとおりだが、結論を書くと12か月の観察期間では効果はなかったとしている。記事では症候性の軽度から中等度の変形性膝関節症の患者では、生理食塩水プラセボの注射と比較してPRPの関節内注射は有意な差をもたらさなかったとしている。
pongchang 曰く、
PRP療法(自己多血小板血漿注入療法)は関節に血小板の成分だけを高い濃度で抽出し、注射する治療法であるが、その有効性を、生理的食塩水の注入と比較した試験がThe RESTORE Randomized Clinical Trial[JAMA. 2021;326(20):2021-2030. doi:10.1001/jama.2021.19415]
PRPと対照を比較すると、肘の痛みのスコアの変化は −2.1ポイント対 −1.8ポイント( −0.4 [95% CI, −0.9 to 0.2] points; P = .17). 脛骨の内側の軟骨の容積の変化は −1.4% 対 −1.2%, (−0.2% [95% CI, −1.9% to 1.5%]; P = .81)。差が付かなかった。
変形性膝関節症ネタが、投稿されるとは、、、 (スコア:0)
いよいよ本当に
スラドの高齢化だな
因みに
医者で軽度の変形性膝関節症と診断され、
通院を勧められたが
NHK「ためしてガッテン」の方法で痛みはスッキリ消え、
日常生活に全く支障が無くなった。
ググったが、オレのググリが下手くそなのかリンクが見つからないw
Re: (スコア:0)
どういう方法、教えてくれーー。
俺も膝に問題ある。
Re:変形性膝関節症ネタが、投稿されるとは、、、 (スコア:2)
これかな?
https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20170712/index.html [nhk.or.jp]
Re:変形性膝関節症ネタが、投稿されるとは、、、 (スコア:1)
ありがとう。
そのページです。
下記のストレッチをしたら10分ほどで痛みは和らぎ、
(毎日実行気なかったが)半年もすると
痛みを全く感じなくなった。
医者には定期的なヒアルロン注射を勧められたが
注射が怖いので下記の方法を試してみました。
朝起きると立ち上がるのが痛くて辛く、駅の階段が地獄の痛さ
でしたが、今はなんともありません。
人それぞれなので、他の人なら効果あるかはわかりませんが。
上のページから引用
> ひざ伸ばしのやりかた
(略)
> ・足をしっかり伸ばして座る。
> ・太ももの前側の筋肉に力を入れ(5~10秒)たあと、緩める。
> ・これを10回繰り返す(これで1セット)
> ・1日2~3セットを目安に行う。
> ・まずは3~4週間を目標に続けて下さい。
Re: (スコア:0)
要はよく言われるようにスクワットをしようってことなのかな。
で、スクワットの負荷に耐えられないまでになってしまっているときは
まずこういうのでちょっとずつ筋肉付けよう、と。
Re: (スコア:0)
お話としての治療法であって、
科学的な根拠でやっているのではなくて
お金のためにやっている。
そんな風にいわれているけど、
”高齢” の整形の先生たちは、やめない。
Re: (スコア:0)
大変参考になるんだけど、両膝の靱帯切ってる私は怖くて出来ないかな。
走ったりしないなら問題ないので、成功率が半分切る修復手術に賭ける意味が無いんだよね。
6週間入院して、半年以上リハビリする覚悟も無いし。
スポーツ医学 (スコア:0)
変形性膝関節症は年寄りの間ではポピュラーなんだけど、ことPRP療法については、年寄り相手というよりスポーツ選手向けってイメージがある。
考察するに、スポーツ選手は体にメスを入れることを極端に恐れる傾向があって、次善の策として注目されているのかと。
推進の中心にいるのは、やたらとスポーツに力を入れている順天堂大学 [juntendo.ac.jp]って感じがする。
Re:スポーツ医学 (スコア:1)
この療法の応用というふれこみで,PFC-FDというのがあるけど,
そっちはどうなんだろう.
https://seikei-online.jp/column/knee/223 [seikei-online.jp]
Re: (スコア:0)
メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が2018年の肘の故障の際、シーズン中はこのPRP治療も行ったけどシーズンオフ(終盤だったかも)になってからトミージョン手術との2つが選択肢に上がり、最終的にトミージョン手術を選択し今年の結果を出せたのですが、今回の報告通りならばPRP治療を選択していたら自然治癒と変わらないのでこの結果は出せなかったのでしょうね。
45歳の時に変形性膝関節症と診断されましたが治りました (スコア:0)
整形外科で診断され、もう治らないと湿布を処方されました。「いまは良く効く湿布があるんだ」だって。その医師は、私の従兄弟(医師)が師匠と仰ぐ週刊誌の日本の名医100人でも紹介された医師なんです。
しかし、あれから10年。いまはすっかり治って、登山しても全然平気です。
私がやったことは、以下の2つ。
1.子の権現(埼玉県)に、足がよくなることを祈願
2.毎日、無理しない範囲で歩く(1万歩)