フランスでトコジラミ蔓延、社会問題化 70
ストーリー by nagazou
ひー 部門より
ひー 部門より
フランスでトコジラミ(南京虫)が大発生しており、ここ数週間、パリの地下鉄や高速列車TGV、空港の待合室、映画館などでも目撃報告が相次いでいるという。トコジラミは刺されると激しいかゆみがし、皮膚のトラブルにもなる。体長約5ミリと小さく気づきにくい(静岡新聞)。
同国では来年にパリ五輪が迫っており、事態を重く見たパリのグレゴワール副市長は、ボルヌ首相に早急な対策を求めた。フランスでは1950年代に日常生活の場からはいったんは姿を消していたが、ここ30年の間に再び増加したという。理由としては殺虫剤への耐性が高まっていることや、観光ブームで人の移動が頻繁になったことなどが考えられるとしている。ネットでは日本でも同様の問題が発生する可能性があるとして警戒を求める指摘が出ている(Togetter)。
同国では来年にパリ五輪が迫っており、事態を重く見たパリのグレゴワール副市長は、ボルヌ首相に早急な対策を求めた。フランスでは1950年代に日常生活の場からはいったんは姿を消していたが、ここ30年の間に再び増加したという。理由としては殺虫剤への耐性が高まっていることや、観光ブームで人の移動が頻繁になったことなどが考えられるとしている。ネットでは日本でも同様の問題が発生する可能性があるとして警戒を求める指摘が出ている(Togetter)。
戦後の子供たちは頭にDDTをまかれて虱を駆除した。 (スコア:2, 興味深い)
相手の特徴や弱点を学ぼう
刺されると斑点上の跡が残りますね、体の片側とか跡が残るのでわかりやすい。
和名:トコジラミ 別名:南京虫(なんきんむし)床虫(とこむし)
学名:Cimex lectularius
英名:Bed bug
階級:カメムシ目トコジラミ科 触れるとカメムシ類と同じようにいやな臭いを発する
生息範囲:北海道から九州(世界中の温帯地域)
家の中の生息場所:光が苦手で、畳、壁の隙間、ベッドやカーペットの裏、古本など狭くて暗い隙間に隠れていることが多い
活動時期:自然環境では夏場(6~9月)だが、暖房されていると冬でも活発に活動する
体長:幼虫は1.5mm、成虫になると5-7mm程度で肉眼で見える
寿命:成虫の寿命は長く、室温条件(18~20℃)下で1年近く生きることがある
特徴①:吸血前は薄黄色からやや赤褐色だが、吸血後は吸血した血液が透けて見えるためより濃い茶色となる
特徴②:1匹の雌成虫は1日に5〜6個、生涯に200〜500個も産卵する
特徴③:成虫になっても翅は生えないので、飛ぶことはできない
弱点:熱に弱い(45~60°以上)
厄介な点①:噛まれて吸血されると、時には眠れなくなるほど強い痒みがでる
厄介な点②:南京虫は不特定多数の人の出入りが多い商業施設や宿泊施設等で発生することが多く、駆除が完全に終わるまで、営業停止にしなければならない場合がある。
Re: (スコア:0)
今、その辺にいる子供も戦後の子供たちだと思うんだけど、もしかして戦前の子供なのかな。
なお、DDTは一部の国では使用場所を限定して使われているらしい。
Re: (スコア:0)
誰かが「もう戦後ではない」って言ってた
Re: (スコア:0)
一度は世界的に禁止されるようになったけどアフリカではマラリア対策のためDDTの散布を再開したところがあるんだっけ?
Re: (スコア:0)
発癌性が指摘されたDDTとスーパー南京虫、どっちが有害?
Re: (スコア:0)
発癌性は否定する意見が出てきたり、戦後の「頭から振り掛け」を考えると大したことないのでは?
個人的には吸血性の虫の方が遥かに嫌
Re: (スコア:0)
>発癌性は否定する意見が出てきたり
嫌だというのは構わないが、あいまいな話をそれのみ提示しておくのはどうなのか
以下、用心するには十分だと思う
IARC発がん性分類について [maff.go.jp] 農水省
IARCは、主に、人に対する発がん性に関する様々な物質・要因(作用因子)を評価し、4段階に分類しています。
IARCによる発がん性の分類は、人に対する発がん性があるかどうかの「証拠の強さ」を示すものです。
物質の発がん性の強さや暴露量に基づくリスクの大きさを示すものではありません。
グループ 2B
ヒトに対して発がん性がある可能性がある。
このカテゴリーは一般的に、発がん性評価のワーキンググループが下した評価が、以下のうちいずれか1つのみを含む場合に適用される。
・ヒトにおいて「発がん性の限定的な証拠」がある
・実験動物において「発がん性の十分な証拠」がある
・「作用因子が発がん性物質の重要な特性を示す有力な証拠」がある
孫引きのWikipedia記事で、カテゴリ2Bの説明に「(可能性が低い)」とIARC/農水省いずれにも無い文言が付け加えられた経緯は不明
(上述の様に可能性の高低を直接表した分類ではないから、これは間違い)
DDT, DDE, DDD, DDA-Organochlorine Pesticide [wordpress.com] Center for Environmental Medicine
DDT is persistent in the environment, accumulates in fatty tissues and some pests can build resistance to it.
While stored in fat, it produces no noticeable symptoms. It affects the nervous system by interfering with normal nerve impulses.
Mammals exposed to DDT develop liver tumors an have increase risk of liver tumo
Re:戦後の子供たちは頭にDDTをまかれて虱を駆除した。 (スコア:2)
えぇ…IARCのグループ2Bって、「それが取得するものと同様に非結論的」な分類だったような…
# 「非結論的アパッチソフトウェア財団」とも言わない
Re:戦後の子供たちは頭にDDTをまかれて虱を駆除した。 (スコア:2)
言ってないでーす。
Re:戦後の子供たちは頭にDDTをまかれて虱を駆除した。 (スコア:2)
inconclusive as it gets って自分で言う団体はないですし…
Re:戦後の子供たちは頭にDDTをまかれて虱を駆除した。 (スコア:2)
直感的には催奇性だの発ガン性だのあっても何も不思議はないと思いますが、同時にIARC発がん性リスク分類はあまりに含まれてる物質が多すぎ閾値が低すぎて素人が考慮する意味がないんです。例えば最も発癌性が確実なグループ1には「木くず」とか「ソーセージ」とか「中国式塩漬け魚」とかが入ってます。一方で分類できないとされるグループ3には「茶」とか「ABS樹脂」とか「アゾベンゼン」とかが入ってます。
そんな感じのネタリストなので、このリストに入ってる入ってないという話が出てきたら後は話題が変わるまで野球中継にでも注意を向けておいて大丈夫なのです。なんであれ話題の物質に発癌性があるとしてもこの分類を元に考えることはありません。
東南アジア (スコア:1)
安ホテルで局部を噛まれてエラい目に遭った良い思い出。
Re: (スコア:0)
安ホテルで局部を噛まれてエラい良い、ってそれトコジラミの話ですよね?
Re: (スコア:0)
もの凄い雑な性別適合手術でもされたかのような書き方ですね・・
すでに日本でも (スコア:1, 興味深い)
「ダニ?いや…トコジラミ! すさまじい繁殖力で家中が危険地帯に いまや他国事ではなくなっている被害実録 [kobe-np.co.jp]」
インバウンドがゼロだったコロナ期間でも拡がったのはツバメのせい?。
「姿を消していたトコジラミがインバウンドブームで強力復活 [nikkan-gendai.com]」
なんで世界中で拡がったかというと、ピレスロイド耐性を身に着けたから。
「【トコジラミ】殺虫剤抵抗性を獲得し蔓延 [nikkeibp.co.jp]」
Re: (スコア:0)
輸入品の段ボールに潜んでいることもあるとかないとか
四半世紀前の時点で… (スコア:0)
25年程前に大学に通っていた時点で、男子寮でシラミ・南京虫が大発生して全員洗浄されたという話があった。(旧帝大:古くて汚い)
またかなりの学生に結核が蔓延して、緊急検査の結果大量に病院にぶち込まれたりもした。当時ニュースにもなった。
シラミ・結核といった『かつての病気』が身近ではなくなったせいで、清潔にすることという基本がおざなりになってきているのが根本原因では無かろうか。
# COIVD-19・インフルエンザも最近は手洗い・マスクをしないせいで再蔓延が…
高速列車は消毒が足りてるだろうか (スコア:1)
https://trafficnews.jp/post/78731 [trafficnews.jp]
これのもとになったやつが効くような気がする
欧州からのインバウンド (スコア:0, フレームのもと)
今、円安で激安になった日本に欧米やアジアから観光客がいっぱい来てるらしいね。
ってテレビでやってた。
日本にも持ち込まれるのは時間の問題ですね。
日本は既に侵略された (スコア:4, 興味深い)
Re:欧州からのインバウンド (スコア:1)
既に日本でも大問題になってますよ。
外国人が泊まる事が多い宿泊施設を媒介に、家に持ち帰って大惨事になるケースが多発中。
耐性のせいか普通の殺虫剤が効かないんで、全ての居場所突き止めて殺しきらない限り永遠に噛まれ続けるのだとか。
どこかに宿泊する際は、カバンや荷物をビニール袋等で包んで虫の侵入を防ぐのが基本だそうです。
Re: (スコア:0)
ほんま怖いわ…
いつ自分ちで発生しても安心なようにはよ耐性持ちにもバッチリ効く薬剤開発してほしい
Re: (スコア:0)
インバウンドを受け入れながら問題を解決するにはどうすればいいのか?
#個人的には観光立国やインバウンドは反対だけど…
Re: (スコア:0)
コロナでやったみたいに、空港などの検疫所で虫刺されのチェックすりゃいいんじゃないかな。
もう遅いかもだけど。
あとはコロナでやったみたいに他人が使うトコジラミが感染しそうなものの殺虫処理。
Re: (スコア:0)
荷物にくっついて入ってくることも多いから、
虫に刺されてないからと言って安全とは言えない。
>他人が使うトコジラミが感染しそうなものの殺虫処理。
なんで問題になってるのか分かってないようだ。
>>理由としては殺虫剤への耐性が高まっていることや
Re: (スコア:0)
時間の問題、、
まるで国内では大昔に根絶、近年は持ち込まれたことが無かったような言い方ですが、
海外に比べて頻度が低いだけで、毎年数百件報告されているでしょうに。
Re: (スコア:0)
論理のすっ飛び方がやべえって…
Re: (スコア:0)
アホの典型みたいな反論ワロス
殺虫剤に耐性が付いたトコジラミの話自体が2000年代頃から言われてた話で、
それこそ、ちょくちょく日本にも持ち込まれてそのたびに話題になってるだろって話だよ。
スラドしか見てないアホが、"日本に持ち込まれるのも時間の問題"とか
専門家気取りでほざいてるんじゃねーよ。
もう10年以上前から持ち込まれてるんだよ。
Re: (スコア:0)
10年ぐらい前から日本にもいるぞ
同じタイプなんだろうけど薬剤耐性持ち
定期的に話題に上がってる
Re: (スコア:0)
2000年代諸島のころだと、海外旅行に行った日本人が持って帰ってしまうケースもあったよ。
子供向けの美容院で発生したケースとかもあったからな。
トコジラミ自体は結構前から報告されてる。
シラミを貧乏人と結び付ける人もいるけど、時代の移り変わりもあって一概にそうとは言えないんだよな。
Re: (スコア:0)
2000年代諸島
ジジイの楽園みたいなところだな
Re: (スコア:0)
円高だった時の、アジア・南米からの(実質)労働者やアジアからの輸入品にも、着いて来てたけどね。
観光ブームで人の移動。。。 (スコア:0)
何言ってんだ
誰が見たって移民のせいだろ。。。
Re: (スコア:0)
他のコメントが紹介してくれてるリンクか
「宿泊施設 トコジラミ 外国人」「観光 トコジラミ」
あたりで検索してみたら?
フランスでゴジラ蔓延、社会問題化 (スコア:0)
と空目した。
Re: (スコア:0)
100年近く前の有名な話ですね。
ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を聞いた人がそう感じたと。
# 100年前にゴジラの音楽はないんだけどね:)
Re: (スコア:0)
モスラボックスで防虫
中国の人は (スコア:0)
南京虫って呼び方に文句をつけたりしないのかな?
Re:中国の人は (スコア:2, 参考になる)
南京虫って呼び方に文句をつけたりしないのかな?
日本語で「南京虫」って呼んでるだけで英語では「Bed Bugs」
中国語では「溫帶臭蟲」
南京虫は南京が原産だからというわけではなく「南京」は江戸時代に「海外から来た珍しいもの・小さいもの」に付けられた接頭辞みたいなものなので(同様の名称に南京豆・南京錠などがある)…
Re: (スコア:0)
水虫は香港脚と呼ばれていますね。
Re: (スコア:0)
かんたまが きゆいのです あ なぜかと言うと なんきんに いったのです
Re:中国の人は (スコア:1)
アさて、さて、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ
というのを何故か思い出した。
Re: (スコア:0)
さてはなん きんたまスダレ
キュッ( ˊ-ˋ ; )
自力駆除に成功したことはあるが (スコア:0)
一昔前に(ネットカフェから)家に持ち込まれた事があるが、対策に努め、ちょっとでも痕跡を見つけたら燻蒸(商品名略)を繰り返して自力駆除に成功したことはある。ピレスロイド系なので、耐性が出来てたらやだな。
飛行機に燻蒸処理を (スコア:0)
航空機は、飛んでる時間を利用し、客室・貨物室ともに燻蒸処理をおこない、
旅客の荷物の中もしっかり燻蒸処理をしてくれ
Re: (スコア:0)
飛んでいる間に換気すれば低温低圧で駆除できるのでは?
Re: (スコア:0)
荷物ってコンテナに入っているよね
貨物室内が十分に寒くなってもコンテナ内の荷物まで冷えるかね?
既に (スコア:0)
国内のビジネスホテルがトコジラミが増えて困ってるって記事見たよ。
なんか専門業者に依頼して殺虫剤撒いたとしても駆除しきるまでにすごい時間かかるしその間部屋は営業できないし、
客が家に持ち帰ると駆除はもっと大事(家を使わないなんてことできないから駆除に年単位かかる)になるらしいので、
安宿に泊まる人は気を付けましょう。
Re: (スコア:0)
ビジネスホテル → 帰りの移動で使ったバス、電車、タクシー → みんなの家庭へって感じで
広がりそうだね。
また耐性 (スコア:0)
薬剤による人為淘汰は強力ですね