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宇宙

AC0x01の日記: 白色矮星を巡る巨大ガス惑星らしき天体が発見される 13

日記 by AC0x01

東大などからなる国際研究チームは17日、地球から約80光年の距離に位置する白色矮星「WD1856+534」に、白色矮星系では初めてとなる巨大ガス惑星とみられる天体を発見したことを発表した(マイナビの記事, 時事通信の記事, AFPの記事, アストロピクスの記事)。

白色矮星は恒星が寿命を迎えた後に誕生する小さく重い天体で、赤色巨星となって周辺の惑星を飲み込んだ後に誕生することから、惑星系は破壊されてしまうと考えられており、実際にこれまで惑星の残骸とみられる微惑星が見つかることはあっても、巨大な惑星の存在は確認されていなかった。

今回見つかった「WD1856 b」はトランジット法による観測の結果、直径が木星とほぼ同じで質量が13.8倍以下のため、巨大ガス惑星と褐色矮星の境目付近に位置するサイズの天体と見られている。主星である白色矮星はサイズが地球の1.4倍しかないため、この惑星の方が見た目上では遥かに大きいという逆転現象が生じている。公転周期も34時間と極めて短く、どうして現在の位置に落ち着いたのかなど、多くの謎に包まれている。なお、白色矮星が放出するエネルギーは非常に小さいため、この距離であっても、表面温度は-110℃ほどだという。

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  • 燃え尽きた褐色矮星は、巨大ガス(浮遊)惑星って呼ぶの?

    • by Anonymous Coward

      燃え尽きた褐色矮星なんてどこからでてきた。そもそも燃えるの?

    • by Anonymous Coward

      呼ばない。
      褐色矮星自体、構成でも惑星でもない亜恒星天体と呼ばれるもので、どちらにも分類はされないので、仮に燃料がなくなっても惑星とは分類されないことになる。
      もっとも燃料を完全に使いきった天体は、まだ存在しないと考えられていて、そういうのが出てくるよりも先に地球の寿命がつきるから、人類が確認できる可能性はないな。

      • by Anonymous Coward

        質量不足で軽水素の燃焼に至らず、重水素・三重水素だけが核融合を起こす天体を褐色矮星と呼ぶ。
        当然その天体内の重水素・三重水素は少量なので、赤色矮星より(多分太陽より)早く燃え尽きるのでは。

  • by Anonymous Coward on 2020年09月18日 16時54分 (#3891565)

    白色彗星ならオルガンの音を聴きたくなるのに…

  • by Anonymous Coward on 2020年09月18日 17時06分 (#3891575)

    公転周期は完全にホットジュピターのそれだけど、主星が死んでれば当然温度が上がることもないわけですね

    • by Anonymous Coward

      「この距離」と本文に書くならその距離も本文中に入れてほしかったな。
      公転周期の短さから主星に近いのはわかるけど。

      • 公転周期≒距離で認識してたので普通にスルーしてました。確かにみんながそうイメージするわけじゃないですね。失礼しました。

        リンク先の記事だと距離ははっきり書かれてないですが、Wikipedia情報 [wikipedia.org]によれば0.02AUなので、水星の0.38AUと比べてもかなり近いですね。
        この距離でもハビタブルゾーン外なのは興味深い。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2020年09月18日 19時27分 (#3891682)

    ガトランチスの都市要塞だろ

  • データ「おや?重力場の歪みではなく?」
    オブ「重量のズレです。」
    データ「つまりgravimetricsのことですね?」
    オブ「そうです!」
    データ「そうしますと、gravimetricsはスタトレ用語なので重量と翻訳するのは間違いだと認識します」
    オブ「はい?」
    データ「ここは重力場の歪みと翻訳するのが妥当でしょう。」
    オブ「まもなく船体が崩壊します!」
    艦長「」

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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