SlippingStaffの日記: TRPG のキャラクタシートをはじめとする黒歴史 6
日記 by
SlippingStaff
が出てきた。中 2 〜 大 1 くらいのだなこりゃ。
未だ寛解に至らぬ厨二病とは言え、右眼の封印やらアカシックレコードへの接続やらを有していた時期のあれこれは、なかなかクるものがある。
■ キャラクタシート
ビー・ローズ,ファンタズム,混沌の渦は今でも遊んでみたい。
しかしまあ見事に、格闘or棒術使える魔術師ばっかりだ。(システム的にはだいたい中途半端で不利。)
- SW,ロードス島戦記,ビー・ローズ,蓬莱学園,ガンダムセンチネル,セブンフォートレス,混沌の渦,T&T.ワースブレイド,ファンタズムアドベンチャー,ガープス,ドラゴンハーフ RPG(!),パワープレイ
- ガンダムセンチネルのモビルスーツシート。デフォルトの設定が気に入らなかったらしく、魔改造してる。
マスターを務めた。シナリオの世界観は「渚にて」+「神星記ヴァグランツ」風。さすがに汎世界設定はオミット(収拾つかないもんな)。
プレイヤーキャラクタに北朝鮮出身の金日成が居る・・・佐藤太一郎くん、君のだ。 - センチネルのネーミングは物理学と文学由来が多い。
ファンタジー系のは文学,音楽,宗教など。ドイツ語,ラテン語,フィンランド語がお好みだったようだ。ドラゴンハーフのビスノニウスは工具箱開けて決めた(姓はキャリパ)。 - 遊演隊の PBM(蓬莱と那由他)のキャラクタ
- 野良 PBM(名古屋の学生さんのグループだったはず)
- エシュテイ公国の移民申告書と臣民票
ドラゴンマガジンの読者コミュニティ。当時の読者参加企画は規模も桁違いだった。
エシュティ公国は、あくまでも噂だが、札幌のエステー化学の社員さんが国王だったとか。北海道・東北の加入者や加盟コミュニティ(傘下サークル)が多かった。 - ゲームリストの走り書きの「P.P.」は何だろう? 作品(システム)名っぽ・・・あ、パワープレイか。
■ シナリオやネーミングのネタ
- オモシロ歴史記事の切り抜き。父がこれ面白いぞと掲載誌ごと渡してくれたのが始まり。
当時自分としては大人のエロ雑誌にカテゴライズしていた「週刊ポスト」で、最初ギョッとした。 - 中つ国の地図。中学校の図書室にあった本のコピー。たしか2つのバージョンの和訳が揃っていたはず。
- 古天文学の本(八王子市図書館のもの)のコピー。東西の星名がこれでもかと書き込んである。
- 欧州各国の言語やラテン語の単語メモ
- 中近世の生活や旅の観点からの装備考察。たぶん「混沌の渦」用。
- マンチキンプレイに使えそうな計算やチャート。
かなり細かく考察している。俺こんなに数学使えたのか(成績はまあ悪くはなかった)と思うと同時に、当然にして、その暇でフツーに受験勉強しろよと思う。 - ガープスのスキルシナジー図。好きなスキルだけで汎用性は無い。
- 清松みゆき名言集(名言・迷言が 20 個ほど)
- 地誌,自然地理観点での国家/都市の設定テンプレート(ほぼ Wikipedia のテンプレと同じ)
- ミイル・イリュージヤイ概要のコピー
蓬莱学園のギミックでとりわけ好きなものの 1 つ。
もうずっと読んでいないが、大学生になって自宅で PC を使い始めた後電子化したものがどこかにあるはず。
わざわざ Mac 用の縦書きエディタを選定・導入して、改行や段組みまで当時公表されたとおりに入力した。
戦前の学園史に名を残すキーパーソンによる翻訳を、図書委員会が図書館(という名の最高危険度の魔境)からサルベージしたもの、だったかな。
その雰囲気を大事にしたかったという思いを覚えている。無論バックアップ用に別途テキストでも残した。 - 冊子「禅宗経典」
仏教文学を読みあさってた中学生の頃、祖母がくれたもの。般若心経,白隠禅師和讃,四弘請願,禅の各種の偈,延命十句観音経。もちろん暗記してた。
同時に宗教に強く反発していた頃でもあり、説話集や聖書を繰り返し読みつつ、物見の塔や創価の人(アパート別棟に住んでた)に喧嘩売ってるレベルの論争=言いがかりを仕掛けていた。 - ロードス島戦記エンサイクロペディアの切り抜き。中野豪さんのイラスト大好き。
- ゼビウスのゲームブックの 16 進数表記文字に着想を得たと思しき創作文字(単純な記号置き換え)
- お、これはイタい。フィクションの神話体系の魔接続(※合体ではない)考察図
クトゥルーは手に負えなかったらしくスルーしているが、なんかアリシアとエッドールと第六型思考の長老が入ってる。 - "Fortes Fortuna Juvat." の標語・・・大学受験の時に壁に貼ってたのが、紛れ込んでいた模様。
- 用途不明の創作地図。中世ファンタジー風。自然地理学が好きだったのもあり、地形は上手く書けてる。
ネーミングは厨二ながら無理は無く統一感もあり、今見てもなかなか上手いと思う。そこはかとなく、幼少期の絵本の影響が見て取れる。 - 遊演隊「那由他の果てに」の、えーと何だっけ?もうストーリーとか覚えてないな。
世界間転移みたいな現象がギミックとしてあったはずで、その多世界解釈的理論起こし。
電磁気学の教科書から拾ったみたいなこじつけで、ストーリー上の一部の現象を説明しようとしてる。分かりやすいが稚拙、というか浅い。
問題は、これがレポート用紙のコピーだということ。原本を遊演隊に送ったような記憶がある。無論、採用などされるはずもなく。 - 「中国 55 の少数民族」資料コピー。出典不明。
- ルーン文字(エルダーフュザーク)の単語カード。暗記用ですな。これも市の図書館で調べたはず。
- n 面体サイコロについての試算。
多面体の各面の面積比を勘定に入れて一般化しているが、それがゆえに稚拙かつ無意味と今にして判ぜざるを得ない。 - 上述ガンダムセンチネルのシナリオ資料。
ストーリーラインがイマイチ退屈だが、アドリブ利かない自分の弱点に備えて浅く広くでよく考えてはある。
最後まではプレイできなかったんだよなー。ヨコハマ・ポートタウン見取り図とか、簡素だが結構上手い。(Fazz 降下位置、などのメモがある。)
世界地図、国家勢力図の uninhabitable な区域(「渚にて」の様な汚染区域)が南半球に偏っているのはともかく、その拡大傾向の矢印がちょっと不自然。
地球連邦(ガンダムより),アムラック連邦,ビュスレン(以上ヴァグランツより)以外の国家統合体の名前がムズムズする。
地球連邦は地球圏を席巻しているわけではなく、ドイツ・ソ連・日本が中心となっている。作為的。もうちょっと考えた方が良かった。
ビュスレンは国家を作している設定で名前に「敢えて野暮ったい」サフィックスを付けたが、今見るとそれがダサい。
「キタイ連邦」は昭和・平成ラノベの感覚。北米に引っ越した設定は地球連邦のつじつま合わせ(?)だが、適当すぎる。
社会地理(昔で言う地政学を含む)や政治を軽視・嫌悪していた影響で、その辺のやっつけ感が強い。
ビーローズ (スコア:0)
魔法のシステムは今考えても秀逸だったと思います。面倒くさすぎ、というのも同時にありますが。
Re: (スコア:0)
魔法含めシステム的に雰囲気は秀逸でしたがゲームシステムとしてはプレイヤーはまだしもゲームマスターは「やってられない」レベルで擁護不能だった記憶が。
実際、後継のファーローズの方がよっぽど遊んだ気がします。
Re:ビーローズ (スコア:2)
高校の頃、部活 [srad.jp]の後輩の紹介で小さな TRPG サークルに入っていました。
東京工専 2、国学院 1、後輩と僕とごく稀にもう 1 人後輩(うちの高校 3)。
6-7 割は東京工専の子がマスターで、自分は色々と甘えっぱなしでした。上手で面白かったけど、悪いことしたよなあ。
結局自分がマスターしたのは T&T 1 回のみ。しかもマスター初めてってんでこれまた色々甘えてしまった気がします。
ビヨンド・ローズ・トゥ・ロードなんて無理も無理でしたね・・・
と書いてたら、唐突にプレイ風景や皆の姿を思い出しました。
高尾のマスター氏のお家、古い木造の平屋、畳と大きなちゃぶ台と。
当時公民館は断られましたなあ。
そうそう、国学院の女の子が(今考えても)非常に可愛らしい子でした。
残念なことに当時そっち方面の感覚が絶滅していたので浮いた話も無く
〜いや裏であったのかもしれないですが〜 皆でわーわーやってました。
ちなみにGセンチネルは学校の友人と昼休みにやってました。
Re: (スコア:0)
オリジナルななんらか(アイテムだのキャラだの)の命名にはお世話になりました。
まあ実際には現実?でも「炎の剣」だの「雷の槍」だのの単純な命名だったのでしょうが。
日本PBMアーカイブス (スコア:0)
日本PBMアーカイブス に収録されてないような資料があったら送りつける?
https://jpbma.or.jp/ [jpbma.or.jp]
Re:日本PBMアーカイブス (スコア:2)
おおっと。参考リンク、ありがとうございます。
いいなあここ。この先も閉鎖されないといいな。って副理事長柳川さんだ。
PBM の資料、特段珍しいものは持ってないんですよ。
特に蓬莱のは(ミイル・イリュージヤイ含めて)後のコンパクトな「復刻」版に入っていたものばかりです。
たぶんみんな持ってるんじゃないかなあ。
でもとりあえずサイト巡ってみますね。ほんとにありがとう。