TATEBAYASHI Miharuの日記: 土用の丑の日
昨日は土用の丑の日ということで鰻を食べた。
平賀源内に躍らされているのが気に入らないが、深く考えないことにする。
先日、松屋に行って気がついたのだが、松屋の牛皿は¥250である。
丼飯に牛肉をのせて、味噌汁がついた牛めしが¥290である。
計算が合わないのは気のせいだろうか?
もうすぐ吉野屋の牛丼が¥280に値下げされる。
みそ汁が¥50なので、足しても¥330なので、松屋とは¥40の差しかない。
正直言って、松屋のみそ汁は美味しくないし、肉も安っぽい。
吉野屋の牛丼には¥400の価値を認めていたのだが、懐の都合で松屋を利用することが多かった。
しかし、¥40の違いしか無いのならば間違いなく吉野屋に行く。
自宅に一番近い駅と会社に一番近い駅の両方に吉野屋があるので、吉野屋浸りになりそうだ。
値下げといえば、マクドナルドの平日半額は1年以上が過ぎすっかり定着してしまった。
しかし、平日の方が圧倒的に多いので、¥65が定価で土日祝日は値上げの方が正しくないか?
定価っていうのは通常の価格なわけで、その価格で売っている日の方が少ないのは、
不正二重価格ではないだろうか?
安くなるのは良いことだが、騙されているような気がしないでもない。
安いといえば、中国産生しいたけや長ねぎ、イグサの輸入が急増し、価格が低迷していることに対し、
政府は暫定セーフガードを4月に発動したが、どうもこれは上手く行かないっぽい。
現在の規制はあくまで暫定なので、期間は200日間だけ。11月に切れてしまう。
本格的なセーフガードを発動すれば4年間輸入制限可能だが、日本の農家が
たった4年で中国並みのコストで生産できるようになれるとは思えない。
自民党の大物議員の選挙基盤に生産農家が多いので、選挙対策に発動したなんて話があるが、
自分の都合で都市部の人間に不都合なことを決めないで欲しい。安いものを欲しがって何が悪い。
ねぎの値段が3分の1になったというが、国内産のねぎに3倍もの値段の価値があるのか?
農家は4年たって制限解除したら安い中国産が入ってきて結局はまた苦しむだけだし、
消費者は4年間も高いねぎやしいたけを食べなくてはならない。
農家が変わらなければ、セーフガードを発動しても得をするのは政治家だけだ。
丑の日、ならぬ牛の話になってしまったが、昨日食べた鰻、あんまり美味しくなかった。
やっぱ、安物は駄目だね。
名古屋に住んでいる大学の後輩が、「鰻が食べたい」それだけの理由で浜名湖まで行ったらしいが、
美味いものを食べるためには手間を惜しむといけないらしい。