hotta-sの日記: ゆきたいさく 1
日記 by
hotta-s
大工だった父が教えてくれたことの一つが雪対策。
それも敷地内に落雪用の場所を確保せよというもの。
雪下ろし以外にも庭木が雪の重みで隣家にとか。
兎に角災害や争いごとのもとになるから、可能な限り間を空けよと。
幼い頃は、総出で雪下ろしし、路地の除雪も行っていた。
一人(一軒)でやるにはリスクがあるから総出になる。
勤め人が増え、総出し難くなってきてそういう風習は廃れた。同時に温暖化で雪も少なくなった。
また、箱物規制で建設業者が減り除雪の下請けできるところが無くなった。
そして少子高齢化で除雪できる地域住民も減った。
業者が減ったのに「誰かがしてくれるだろう」という気だけでなにもしなくなった。
かつてのプチ雪国がこういう経緯を経て雪に弱い地域に成り下がってしまったというのが地元の状況。
豪雪地帯はどうだか知らないけど。
無落雪建築 (スコア:1)
北海道の建物は、基本的に屋根の雪を落とさない作り [wikipedia.org]になってる。
子供の頃は、頻繁に屋根からの落雪で主に子供が亡くなってたからね。
車庫や物置は雪降ろしの必要があるけど、この店舗は建物自体に問題があったんだと思うよ。