hotta-sの日記： 当面の間

働き方改革による残業規制、医師においても来年４月から始まる

この手の法律出来ると、「激変緩和措置」とかいって「当面の間そのまま」とか骨抜きになることが多い。あくまで経済優先な日本の政治なので。
それが期日を切っていたから〇〇年問題になる訳で。
今まで通りなら、当面変わらないという前提にあぐらかいてやってきたものの、今回ばかりは夏休みの宿題が二学期直前にもなってできていない子供のように慌てふためいている。

「適用除外」とか「緩和措置」とか言われようとも、本編に沿って対応できるようしておけば慌てることはないのだが、ぬるま湯に浸って甘い汁が吸いたい政財界は「いまのままでええやん」と放置していたわけ。

医師の場合は労働時間もさることながら、大学医局と勤務先病院との二重隷属問題をなんとかしないとね。派遣会社のごとく大学医局は医師の就労先を決めるが、これには何ら法的根拠はない。

医療に関してはやりがい搾取や義務感を逆手に取った労働強化も考えねばならない。

ちなみに「当面の間」と条文にある場合、特に期限は切られておらず「いつまでも」の意として読めば良い。