qpwoeiruの日記: 障害発生数の統計化は品質向上に寄与するのか? 2
日記 by
qpwoeiru
PMOが品質向上のために単体試験の進捗と障害発生率の統計出力をするんだと。
そのために専用ツールを導入して単体試験を全項目インポートして進捗報告するんだと。
ウォーターフォールの請負開発においてPMOが単体試験の品質を把握することは、どう品質向上に寄与するのか?進捗の悪いところに予算や人員を割いて対策するでもなく、ただただどうしてこうなんだと文句を言うだけのくせに。
進捗が遅れてるところに対策を打つのがプロジェクトマネージメントであって、単に統計をとって糾弾のネタにするだけなのはマネージメントでも品質対策でもなんでもない。
そもそも作業側にとって専用ツール導入による作業コスト学習コスト管理コストは見積もり範囲外。
旗振り船頭が王様で、そっから下全員が下僕で、最初から最後まで敗戦処理。こういう縦割りな日本型システム開発では大規模プロジェクトは成功しないって、いまだに理解されないもんだね。
数字を出せ (スコア:1)
まあツールを使って統計を取るようになったことを進歩と思って、
こちらもツールや数字をベースに改善要求出すのが吉かと。
qpwoeiruさんのところのチームがどういう構成なのか分かりませんが、
そのPMOとの付き合いがこれが最初というわけでも最後というわけでもなさそうですし。
Re:数字を出せ (スコア:1)
なるほどなぁ、品質管理でなく論拠かぁ。ありそうです。
ベンダー管理者にしてみれば、ただでさえ無駄に多い手続きと会議向け証跡をさらに増やしてどうしたんだと憤慨していましたが、少し納得しました。