yasuokaの日記: 新たな元号にZERO WIDTH JOINERは使えるのか 3
日記 by
yasuoka
一昨日の日記に対して、U+200D「ZERO WIDTH JOINER」を使えばいいのではないか、という御意見をいただいた。たとえば「明治」という元号であれば、<U+660E U+200D U+6CBB>とすることで「㍾」を表現しよう、というアイデアだ。まあ、それしか無い気もするのだが、現在UTF-8では「㍾」が3バイトで表現できるのに、それが9バイトにも増えてしまうのは何ともいただけない。
それよりは、すでに組み文字が存在しているような2文字を、元号として定める方がマシな気がする。たとえば「镸久」という元号なら、U+9579に「镹」があるので、わざわざZERO WIDTH JOINERなど使うまでもない。あるいは「金的」という元号でも、U+2B4ABに「𫒫」がある。「才文」という元号なら、ちょっと苦しいがU+6286「抆」で何とかなるだろう。
ただ、JIS X 0213の1-13-62に「镹」を追加した場合、2-91-51との間で重複符号化になってしまう、という問題が存在する。つまり、当該の組み文字が、第1~4水準漢字に含まれている場合には、また新たな問題が起こってしまう、ということだ。ただこれは、ZERO WIDTH JOINERを漢字に対して適用した場合においても、同様に発生しうる問題だと私(安岡孝一)には思えるのだが、さて、どうなんだろう?
略号 (スコア:2)
MTSHと来たので、KNYRWか母音(AEO)、あとBCDGJ(調べたら意外とあった)
「いとしき」 (スコア:1)
「糸色」という小学生にも書ける文字を割り当てられますし。
まじめな方だと思っていましたが (スコア:1)