Mozilla Firefox 1.0.5 および Mozilla Thunderbird 1.0.5 のリリースからわずか数日しか経っていないが、二つのアプリケーションの 1.0.6 バージョンが来週早々にも発表されるようだ。1.0.5 に施した API の変更が、意図せず複数の拡張機能を壊してしまったことが原因だと見られている。
>We received feedback on 1.0.5 from distributors and extension
>developers on API changes that affected them (not a security issue),
> so we're looking at a 1.0.6 to fix it.
これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・・・ (スコア:3, すばらしい洞察)
日本語版の存在意義はなんなんでしょうか?
Mozilla Japanの方からもっとMozilla Foundationと
協力して同時リリースとかできないんでしょうか?
最低でも日本語版等がリリースされるまで、
穴の情報等はリリースされるべきではないんじゃないでしょうか?
それが不可能なら日本語版はリリースしない方が
良いのではないかと思ったりします。
romfffromのコメント設定
AC-2、プラスモデ+3、閾値0、スコアを表示しない(推奨)、高い評価のコメントを親にする
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:4, 興味深い)
潜在的危険性がゼロでなくても、一般ユーザのセキュリティ向上の敷居を下げてくれたところがFirefoxのえらい所です。アップデートの適用も楽ですし。ノービスなユーザにも勧めやすい。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:2, 興味深い)
「ページを正常に閲覧するためには、画面上部をクリックして xpi をインストールしてください」 と表示して手順を示しておけば、 ActiveX を良く分からないままインストールするような人は引っかかるような気がする。
署名入りの ActiveX をできるだけインストールしないようにしても、署名なしの拡張をほとんど躊躇せずにインストールするのは私だけではないよね? [sakura.ne.jp]
# Spybot や Ad-Aware とかって Mozilla や Firefox に対応してないような気がするけど、検出してくれるかな?
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1, 興味深い)
仕事でコンピュータの管理をやっているのであれば中身を見せるのは無理だとは思いますが、この辺りの統計情報の公開ソースって有りますか?
Firefoxを入れている時点で既にセキュリティに対する意識を持っていると言う点も見逃すべきではないと思います。セキュリティを意識せずにFirefoxを使っていても安全かどうか、が問題なのでは。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:3, 興味深い)
ありません。自分のところでの実績です。かなり歴然としています。
おそらく、Web上のメジャーなニュースサイトでは、MSに気を遣ってこのあたりの実態をはっきり表現していないのかもしれません。
>Firefoxを入れている時点で既にセキュリティに対する意識を持っていると言う点も見逃すべきではないと思います。セキュリティを意識せずにFirefoxを使っていても安全かどうか、が問題なのでは。
インストールを勧めています。というか、内部の一部のシステムでは、FireFoxの使用を強制しています。よってほぼ強制インストールです。
結局、IEに比べマイナーだからスパイウェアなどから相手にされていないというのも大きいと思います。
余談ですが、最近は、メールクライアントのhtmlメール絡みの脆弱性が穴ではないかと思います。Beckyとか使っているひとはアップデートやってなかったりしますし。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1, すばらしい洞察)
これはむしろ、セキュリティーを意識するからFirefoxを使っている(人が多い?)、からなのではないでしょうか。
つまり、もともとセキュリティーを気にしているから被害に遭い難い、と。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1)
つまり、もともとセキュリティーを気にしているから被害に遭い難い、と。
この傾向は確かにあります。ずぼらでジャンキーなことに手を染めるひとは「IE使わないで」の勧告に耳を傾けることは少ないのです。
でも全体的に、内部にFirefoxが普及し出したのと同時に、snortのやばいアラートが目に見えて減少して、火消しの緊急出動が減りました。
#ここ数日一時的に出動が増えちゃったな
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1)
そうでしょうか?1.0.4以降を見ている限り、FireFoxがIEと比較して明確に安全だとは言えません。
私は1.0.4はメモリリーク起こして非常に使いづらかったです。
#メモリリークを起こしたまま、深刻と称される脆弱性を残したまま、一ヶ月以上もほっといたら駄目でしょ。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1, 参考になる)
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1)
openssl s_client [openssl.org]かな?
#ローカライズの話題で炎上しているトピなのに英語サイトなのでAC
名物に旨いものなし!
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1)
名物に旨いものなし!
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1, すばらしい洞察)
だからFireFoxを使おう。という宣伝に繋がっていたのが、
そういったメリット無くなっちゃったなぁ。という話。
>ではどのブラウザがいいのですか?
どの…とかbestではなく、FireFoxは今までIEコンポーネントブラウザと比較してよりbetterなブラウザだったのでしょ?
現状で、IEコンポーネントブラウザと比べて、FireFoxがよりbetterなブラウザと言えるのかな?
#FireFoxにとって、セキュリティは重箱の隅だったのかな?
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1)
Lynx
InfoMosaic
NCSA Mosaic
Amaya
もちろん冗談です。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:4, 参考になる)
あなたは、ローカライゼーションチームがどういう状況に置かれているか知っても、そういう後ろ向きの批判しかできないのでしょうか? 一応参考までに mozillaZine.org に掲載された記事を訳してあげましょう:
原文:Mozilla Firefox and Thunderbird 1.0.6 Releases Coming [mozillazine.org] -- Saturday July 16th, 2005
Mozilla Firefox 1.0.5 および Mozilla Thunderbird 1.0.5 のリリースからわずか数日しか経っていないが、二つのアプリケーションの 1.0.6 バージョンが来週早々にも発表されるようだ。1.0.5 に施した API の変更が、意図せず複数の拡張機能を壊してしまったことが原因だと見られている。
bug 300028 の comment 45 [mozilla.org] にあるように、Rafael Ebron は昨日、「拡張機能の開発者やディストリビュータから、拡張機能に悪影響 (セキュリティ問題ではない) を与える API への変更を問い合わせる、1.0.5 に関するフィードバックを受け取った。そのため、この問題を修正した 1.0.6 を予定している。」現時点では Thunderbird 用の Enigmail [mozdev.org] PGP 拡張機能が 1.0.5 では動作しないことが明らかになっている。
今のところ、Firefox および Thunderbird の 1.0.5 リリースはアメリカ英語版 (en-US) のみが利用できるようになっており、ローカライズ版はダウンロード用には準備されておらず、 ローカライゼーションチームは、これ以上 1.0.5 リリースへの作業をしないようにとの要請を受けている [google.com]。これらの 1.0.5 のローカライズ版はすべて飛ばして、1.0.6 のローカライズ版が用意される予定だ。
こうした状況に対して、多くのローカライゼーション担当者が不満の声を上げている。Mozilla Foundation からの情報が不明瞭だという不満や、ユーザがすでに公開されたセキュリティ欠陥を抱えたままになってしまうとの指摘も出ている。 bug 300028 [mozilla.org] (Firefox 1.0.5 ローカライゼーション作業を追跡するために作成されたバグ)や netscape.public.mozilla.l10n [google.com] ニュースグループには、多数のメッセージが寄せられている。
「頼むから、そんなに曖昧な態度はやめてくれ! 何が問題なのかきちんと説明をしてくれ!」とポーランド語のローカライゼーションを担当する Marek Stepien は Firefox 1.0.5 ローカライゼーションの状況に関する netscape.public.mozilla.l10n ニュースグループへのメッセージ [google.com] の中で悲痛の声を上げている。「ポーランドの Firefox ユーザから Firefox 1.0.5 がなぜポーランド語で利用できないのかを尋ねる電子メールを山のように受け取っているんだ (で、僕らローカライゼーション担当チームは、この遅れの責めを受けている)ジャーナリストも同じ質問をしてくる・・・ もう数日遅れたら、合衆国外での Firefox の悲惨な状況を知らしめる大々的な宣伝になってしまう。」
Zbigniew Braniecki も bug 3000028 の comment 38 [mozilla.org] で同様の見解を表明している:「我々は非常に悪い評価を受けている。ユーザから批判を受けても、我々は説明することもできない。この問題について尋ねてくるジャーナリストにも、我々はこの問題をどう説明して良いのか分からない。1.0.5 の英語版がリリースされたために、すでにセキュリティバグが公開されてしまったため、バグ抱える 1.0.4 をいまだに使っているユーザが何千人もいるんだ。Mozilla Foundation はこの点をまったく無視しており、このような遅れで、各地の市場で Firefox の現地語ブランドを推し進めているローカライゼーションチームが費やした多大な時間を無駄にしたのだ。」
ブログ上で 1.0.5 ローカライゼーション問題に関する投稿 [kingsonline.net] を書き、現在の状況
はてな支店 [hatena.ne.jp]
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:2, すばらしい洞察)
この新しいバグを抱えた1.0.5を入れると、今まで使えていた拡張性にトラブルが起きるかもしれません。それはまずいので、とりあえず1.0.5は広めるのをやめます。
すぐにそれを修正した1.0.6を出しますので、それまで待ってください。英語版は1.0.5を出してしまっているので引っ込めませんが、まだ出ていない多言語については、ちょっと待ってくださいね。
ということを、はっきりとどこかで言ってくれるとよかったのではないかと思います。
素人でもわかる程度にわかりやすく、自称中級者でも見るようなメディアで。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1)
物がどんなに素晴らしい物であっても、こんな状況ではお先真っ暗な気がしますね。
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
しないために、素直に英語版を入れました。
日本語版が有る方が嬉しいですが、
本質的に、「日本語版でなければ使えない」ものでは無いですので。
日本語版の存在意義はなんなんでしょうね?
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
若い世代であっても英語版に拒否反応を示す人は少なくないですし、その傾向は世代を上がるほど顕著になります。
我々のようなアレゲな人間以外への普及を図るためには必要なものです。
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:1, 興味深い)
悲しくて日本人をやめたくなると思いますが。。。
小生は「日本の一般ユーザは使うんじゃねぇ」と読まずに
「やっぱり日本って主流じゃないんだ」と実感しますが。。
悲しまずになでしこ [nadesi.com]しよ。
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:1)
やはり言語の高級化は進んでいくんですね……
# 昔は言葉の通じない韓国のエンジニアとC言語で会話したことがあったものですが。
(オフトピック)C言語での会話 (スコア:1)
それってキム少年の機械語会話のC言語版ってこと?「おなかが減りました」ってのは、int i = 0; とか。
#読み筋はAh!SKI
vyama 「バグ取れワンワン」
まあまあ (スコア:0)
#現状でも「セキュリティフィックスが間に合わないときくらいは
#仕方ないけど、普段は日本語版を使いたい」という人の役には
#立ってると思う。
Re:まあまあ (スコア:2, 興味深い)
逆ではないでしょうか。
日本のオープンソース界は高齢化している [nikkeibp.co.jp]なんて話もあります。新しい人がどんどん参加していく状況ができていない以上、先細り感はあっても、将来の方が現在よりも良いだろうという見通しは立たないのではないかと思います。
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:1)
1.0.5の英語版にて、拡張APIがらみで(セキュリティ関係ではない)
バグが見つかったから、各国語版のリリースは見合わせて
次の1.0.6を早急にリリースしますよってことなのに、
そのバグありの英語版を入れて
>> 穴が開いたままに
>しないために、素直に英語版を入れました。
というのはどういうことでしょう?
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:0)
のことでしょ?
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:2, 参考になる)
どうせ数日待てば1.0.6が出るんだから、今わざわざ1.0.5を
入れなくてもセキュリティリスクはほぼ変わらないと思いますけどね。
その辺は各個人の意識の違いということですね。
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:1)
今回の1.0.5もそうでしたが,英語版が出てから日本語版が出るまでに掛かる時間が必要以上に掛かっているように思えてなりません。
同時にとは言わないけど,他の言語のローカライズに比べてもかなり遅いんじゃないでしょうか?
こんな調子だと,1.0.6だっていつ出るんだか。
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:2, 参考になる)
今回遅れたのは、他の言語との足並みをそろえようとしてたんじゃないですかね。
というわけで、1.0.6はそんなに遅れないと思います。
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:1, 参考になる)
・開発に参加してリリース速度促進に貢献
・黙って待つ
・今のように文句垂れ流しながら待つ
こんなに選択肢があるよ。
って言うと「一般の人には~」って反論するんだよね。
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:1)
特に日本では、有志が少ないですから
いつ消滅しておかしくないでしょう。
もしマンパワーがあるならアルファ版の正式公開があっても
おかしくないはずです。
そういう私も傍観者ですから大きなことは言えませんけどね。
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:1)
>・開発に参加してリリース速度促進に貢献
>・黙って待つ
>・今のように文句垂れ流しながら待つ
FireFoxを捨てる..という選択肢を外すわけは?
>って言うと「一般の人には~」って反論するんだよね。
一般的には、「公開された脆弱制を持サービスは使うべきではない」というのもあるよね。パッチ出す迄公開しないで..ってな泣き言を並べるベンダーも悪質だけど、「英語版では直した、それまで公開された脆弱制がある日本語版しかない」という状況にしているソフトウェア提供者は、日本語版ユーザにとっては「まったく使えない連中だ、糞」という罵倒になるだろうね。
わたしはFireFoxは英語版だけを使っています。理由は「ローカライズを下流とみてないがしろにする馬鹿が『本流」にいる以上、彼らの言う『本流」以外は危険だから」です。こういった状況にあるソフトウェアの配布元は、基本的に「本流」しか信用できないというのは、当然の帰結です。
今週中にリリースだそうですが、これが日本語版について守られない様でしたら、FireFoxを捨てるという大きな理由になりそうです。
ユーザがセキュリティについて気を回さないといけない..という状況は、ユーザ離れを引き起こす大きな要因になるでしょうね。ただし、そういったユーザ離れにより、よりマイナー化することで、クラッカーに狙われる頻度は減り、実質的なセキュアさを保てるかもしれません。それを狙ってのユーザ減らしという意味では、日本語版の遅延は実質的な意味を持つのでしょう。
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:1)
Fedora Coreのアップデートにもまだ上がってきてませんし。
# それとも、FCユーザは見捨てられてるのか……
# どうせ人柱だから穴だらけでもいいや、とか
1を聞いて0を知れ!
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:1)
「現在のGUI」イコール
「文字がまったく必要ない」ではありません。
GUI環境でも
右クリックメニューは
(ポップアップメニューって言うんだっけ?)
たいてい文字だけですから
各国語版が無いと使いにくい人はいますよ。
Re:これで1.06まで穴が開いたままに・・・ (スコア:1)
本当に使いやすいUIは言語に依存しない可能性はある。
多機能なリモコンは言語必須なのでしょうけど、使いやすいという事と等価ではない。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:2, 参考になる)
実際、Linux版のFirefoxでは本体だけ入れ替えても古いJLPが残っていて勝手に日本語化された。
Windows版のSuiteではJLP当てなおしが必要になるようだが概ね適用できる。
一部UIに英語の部分が残る場合もあるかもしれないがさほど問題ではないのでは。
ただし作業は自己責任で、というところか。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:2, 参考になる)
>そんな危険なリリースの仕方しかできない、
>日本語版の存在意義はなんなんでしょうか?
ストーリーのリンク先のとこを読むと、
とあるので、1.0.5で変更があった部分でバグが見つかったから
(日本語版を含む)各国語版のリリースはとりやめて、修正を入れた
安全な1.0.6をすぐにリリースしますという話だと思うのですが
この話のどこが「日本語版は危険なリリースをしている」ということに
なるのでしょうか?
1.0.5までの全ての(あるいは一部の)バージョンで欠陥が見つかった
ということなら、バグ情報をリリースしていると思うのですが、
今回はそういうバグではないですよね?
また、同時リリースができないのは安全性とはまた別の問題というか、
同時リリースをするなら、逆に今回のようなケースでは日本語版も
バグをかかえることになります。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:0)
もし、緊急にバージョンアップが必要なときのことを
考えると、同時リリースができないのは安全性の問題と
十分密接な関係があります。
こういう人は、NT3.51 NT4.0くらいで日本語版SPが遅くて
苦労した人の話を聞いてみたらいいんですよ。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:3, 興味深い)
>取り掛かった方が早く脆弱性を解消したバージョンをリリースを
>できるという事情があるのならわからなくも無いですが。
1.0.5と1.0.6の違いは多分、今回発覚したバグの修正がメイン
でしょうから、1.0.5日本語版を用意する準備はほとんどそのまま
1.0.6日本語版の用意に転用できると思います。
1.0.5日本語版のリリースにはある程度時間がかかるとして、
それを普通に出した場合、その頃には1.0.6英語版が出ているか
もしくはすぐに出るという状況で、そこから1.0.6日本語版を
出すのはさほど時間かからないから、そういうことだったら
1.0.5はすっとばしてしまおうということではないですかね。
ほぼ同時期に2バージョン出すと様々な手間と混乱が出ることが
予想されますし。
#中の人じゃないから、全部「~と思います」だったり
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:2, 興味深い)
firefox本体と個々のローカライズ版(実際は言語パックのみ)の開発は別のストリームになってて、firefox本体の開発者から1.0.5のローカライズ版(言語パック)は出すなと御触れが出てるわけです。
つまり、否が応にも言語パックのメンテナ達は作業が出来んわけです。
んで、最も大事なのが開発そのものが別の流れをくんでいる(とは言え元のfirefoxありきなのは変りませんが)という事で、言語パックのメンテナが必死にがんばって本体のリリースのペースに合わせる事は可能でもfirefox本体の開発者は"たかが"言語パックのリリースを待つためだけにリリースを延ばしたりしません。言語パックは後で追加される付加要素であり本体ではなく、いわば拡張機能のような立場としてしか見られてません。個々のエクステの追従を待って新バージョンのリリースをしないのと同様言語パックも待ってはもらえませんし、オープンソースである都合上正式リリースと開発者のみへの配布もできません。本家で公開されFTPサーバーにあがってしまった以上公然のものですのでわけられません。
言語パックのメンテナが正式リリースの時期を事前に見越してcvsからリリース直前のものを拾って作業したとしてもリリース当日には間にあいません。つまり完全に同じタイミングでのリリースは不可能です。またリリースの時間や日付のタイミングの統制を取るメリットというのが開発者達にはほとんどない(デメリットの方が多い)ので、あえて調整もしません。本家開発者がリリースすれば、しゃかりきになって各言語のメンテナがそれを追い掛ける という形になります。またPCを所有できる層で英語がほとんど理解できない人種なんてのは日本人くらいのもんですから、どうしても最新版をリアルタイムで使いたい人のほとんどは「とりあえず英語版でもいい」という人が圧倒的に多いですし、実際それでこまりません。無論母国語で表示される事にこしたことはないですが、日本人程過敏かつ過剰にローカライズに関して神経質な人はそう多くはありません。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが (スコア:1, 興味深い)
そもそもローカライズを軽視しているこの姿勢自体が問題。
それに、mozilla.orgにいけば、トップページで
Firefox 1.0.4 for Windows, Japanese (4.7MB)
のダウンロードの案内が出てくるわけだが、
これで「ローカライズは付加要素」「本体ではない」といっても内輪の論理でしかない。
「開発者の内部事情を理解して使え」なんていわれても、そんなの知ったことじゃない。
>またPCを所有できる層で英語がほとんど理解できない人種なんてのは日本人くらいのもんですから、
日本人が特に英語が理解できないわけではなく、PCが広く普及すれば英語を理解しない人の割合が増えるのは当然。
韓国などもそうなりつつある。
>日本人程過敏かつ過剰にローカライズに関して神経質な人はそう多くはありません。
じゃあ各国ローカライズ担当者は何のために必死に努力しているのだろう?
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1)
仮定) mozilla.org では、すべての報告されたセキュリティーホールが、(英語版で)修正される前から bugzilla [mozilla.org] で公表されている。
# たぶん、この仮定は正しいと思うんですけど。
# mozilla での開発体制や bugzilla の仕組みについてあまり詳しくないので、自信ないです。
# 間違っていたら誰か指摘してください。
以下、この仮定の上に話を進めます。
セキュリティホールは、次のような流れで公表-修正されているはずです。
A) bugzilla [mozilla.org] で未解決のセキュリティホールを随時公開
↓
B) 英語版リリース && (英語版では修正されたけれど日本語版では未解決の)セキュリティホールを発表 [mozilla.org]
↓
C) 日本語版リリース
親コメントの次の記述は「B-C 間のタイムラグは問題なので、 B 時点ではセキュリティホールを発表しないでおくべき」と主張している、と私は受け取りました。
> 最低でも日本語版等がリリースされるまで、
> 穴の情報等はリリースされるべきではないんじゃないでしょうか?
しかし、セキュリティホールは既に A 時点で公表されているので、この主張は無意味だといえます。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:2, 参考になる)
・関係者以外には非公開。
・Fixされたリリース版が出回ってから公開。
が原則です。
※ですので、今回の1.0.4→1.0.5でFixされたセキュリティ
関連バグも、(今のところ)7/20にならないとBugzilla
では非公開扱いになっています。
ただし、
・非公開で修正中の不具合の詳細が、なんらかのリーク
によって、またはBugzilaに関りのない第三者によって
(全く独立に)公開されてしまったとき
・そもそもBugzillaへの報告が一切なされないまま
不具合の詳細情報が公になったとき
など、非公開にする意味がない・なくなってしまった
ときは、公開とされます。
……と認識しています。部外者ですが。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1, すばらしい洞察)
# 皆さん、指摘してくれてありがとう。
そんなら、 #768299 の主張はとても重要だってことになりますね。
主張: 次のいずれかを選択すべきだ。
# 納得しました。
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1)
自分の環境だとローカライズセンター [mozilla-japan.org]にある「Mozilla Firefox 1.0+ 日本語版 Win/Linux 用 XPI パッケージ」で日本語化は(たぶん)大丈夫なんですよね
Windowsの日本語版はリリースまでに結構な時間がかかりますが、その多くは動作チェックにかけてるんでしょうか?
どのようなプロセスで日本語版がリリースされているのか気になります
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:0)
バージョン 1.0.6 のことを 1.06 って書いちゃう人は、1.0.10 をどうやって書くんでしょうね。
# 下らないツッコミなのでAC
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1, おもしろおかしい)
# バージョンが下がっているのでAC
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1)
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:1)
Re:これで1.06まで穴が開いたままになるわけですが・ (スコア:0)
#臆病な臆病者